女性泌尿器科

泌尿器疾患から尿失禁・骨盤臓器脱まで女性の医師が診療
泌尿器科では女性を対象に、ぼうこう炎や性感染症などの泌尿器疾患から、GSM(閉経関連尿路生殖器症候群)といった、更年期以降の女性に特有の症状まで診療しています。特に、頻尿、尿失禁、骨盤臓器脱、間質性ぼうこう炎などに力を入れて診ています。これらは、命に関わる疾患ではありませんが、QOL(生活の質)を下げてしまう病気です。
これら泌尿器に関するお悩みを抱えた患者さまに対して、超音波検査、尿検査、触診、視診をおこない、状態を確認していきます。また、女性の泌尿器疾患においては、外陰部の触診、視診がとても大切です。女性ホルモン(エストラジオール)の分泌低下により、デリケートゾーンのかゆみ、尿漏れ、性交時の痛みなど不快な症状が現れるのがGSM(閉経関連尿路生殖器症候群)です。GSM(閉経関連尿路生殖器症候群)の診断の際は、視診や触診により、外陰部の萎縮状態や骨盤底筋の状態を確認することが大切です。視診や触診は、女性の医師がおこないますので、ためらわずにご相談ください。
当クリニックでは、治療をおこなう際に、複数の選択肢をご提案し、患者さまご自身に選択していただくようにしています。お薬による治療のほか、骨盤底リハビリテーション(※)や手術(※)など、患者さまと対話をしながら、治療方法を決めていきます。
(※)は自由診療です。料金は料金表をご確認ください。
尿失禁
最近軽く尿漏れしますが、大きな病気か心配です。

尿失禁の疑いがありますので受診をご検討ください。重度の場合は日帰り手術にも応じています。
尿失禁には、切迫性尿失禁と腹圧性尿失禁の2つのパターンがあります。切迫性尿失禁は、ぼうこうが過敏な状態になり、急に尿意をもよおし我慢できずに漏れてしまうことをいいます。また、腹圧性尿失禁は、咳(せき)やくしゃみなど腹圧がかかることで漏れてしまいます。加齢や出産が原因で起こりますが、50歳以降の患者さまに多い症状です。
治療に関しては、軽度の場合は骨盤底リハビリテーション(※)で改善を目指します。重度の場合は投薬をおこなったり、手術で治療したりすることもあります。当クリニックでは、局部麻酔のため、日帰り手術(※)が可能です。なお、日帰り手術後は経過観察のための通院を要します。
このように軽度から重度の患者さままで一つのクリニックで対応しておりますので、気になる症状がありましたらご相談ください。
(※)は自由診療です。料金は料金表をご確認ください。
軽度の尿失禁はどのように治療しますか?
骨盤底リハビリテーションをご提案しています。当クリニックでは女性の理学療法士が一対一で指導します。
骨盤底リハビリテーション(※)は、尿漏れ、頻尿、骨盤痛、骨盤臓器脱など骨盤底のトラブルに対応したトレーニングです。
当クリニックでは、女性の理学療法士が一対一で細かく指導しますので、膣の締め方など本を見ただけはわからないこともアドバイス可能です。そのため、モチベーションを上げながらリハビリテーションやトレーニングを進めることができます。
(※)は自由診療です。料金は料金表をご確認ください。
骨盤臓器脱
骨盤臓器脱とはどのような病気ですか?

膣(ちつ)から子宮やぼうこう、直腸などの臓器が出てくる病気です。
骨盤臓器脱は膣から子宮やぼうこう、直腸などの骨盤内臓器が落ちてくる病気です。どの臓器が出てくるかにより、子宮脱・ぼうこう脱と病名が変わります。ピンポン玉のようなものが挟まっている感覚から気づいたり、検診の際に指摘されたりといったことから発覚して来院されます。病状が進行すると、少しずつ膣から臓器が下りて、臓器が出てくる状態にまで発展します。
臓器が体外に出てくるので、出血やばい菌により感染したり、擦れることから痛みを伴ったり、場合によっては尿が出にくくなる、ぼうこう炎を繰り返す、尿が出ない尿閉などを引き起こすこともあるので注意が必要です。
骨盤臓器脱はどのような治療方法がありますか?
軽い症状の方は骨盤底リハビリテーション、進行されている方はペッサリーや日帰り手術で治療します。
軽い症状の場合は骨盤底リハビリテーション(※)をご提案しています。ある程度進行した場合は、保存療法と手術をご提案しています。保存療法では、ペッサリーというリング状のものを入れ、臓器が下がらないように支えます。ペッサリーの使い方は、DVDを見ながら看護師が一対一で指導します。また、ペッサリーで支えられない時や違和感がある、感染症を繰り返している方などは、手術をご案内しています。当クリニックでは日帰りで手術をおこなっています。
子宮は骨盤の中でゴムのようにじん帯で引っ張られていますが、加齢や出産により緩んでしまいます。手術では、膣を切開し、テープを入れて引っ張りあげます。局部麻酔のため、当日帰宅することができます。手術後は、経過観察のための通院をしていただきます。
(※)は自由診療です。料金は料金表をご確認ください。
女性内科

年齢を重ねるごとに生じる症状や検査に対応
内科では、高血圧症・脂質異常症・糖尿病といった生活習慣病、骨粗しょう症などを診療しています。また骨粗しょう症は、骨密度測定機器でしっかり検査します。生活習慣病の治療は定期的に血液検査やエコーなど必要な検査をおこないながら食事療法と運動療法、投薬などを進めていきます。また漢方を用いることもあります。運動療法に関しては、クリニック内でルナ ヘルススタジオ(パーソナルトレーニング)(※)もおこなっていますので、ご希望の方はご相談ください。
(※)は自由診療です。料金は料金表をご確認ください。
美容皮膚科

皮膚科とよりキレイを目指す美容皮膚科。漢方薬にも対応
皮膚科では、しみ(※)、いぼ(※)、母斑(ほくろ)(※)、ニキビ、アトピー性皮膚炎、うおのめ、湿疹、やけど、切り傷、擦り傷、水虫、脱毛症などの診療をしています。皮膚科の保険診療と美容皮膚科の自由治療とで分かれています。
また、ニキビの治療は、塗り薬や飲み薬だけではなく、患者さまの症状に応じて漢方薬も一緒に処方して改善を目指します。
(※)は自由診療です。料金は料金表をご確認ください。
形成外科

レーザー治療に力を入れる医師が眼瞼下垂や腫瘍などの手術に対応
形成外科では、眼瞼下垂(がんけんかすい)や腫瘍、皮膚腫瘍の手術などをおこなっています。母斑は、頭皮まで除去することができます。
また、眼瞼下垂の手術は、年齢により保険適応となっていますので、詳しくはお問い合わせください。
トランスジェンダー診療

トランスジェンダーの方のさまざまなお悩みや診療に対応しています
トランスジェンダー診療では、ホルモン療法(※1)、性別適合手術前検査・術後フォロー(※1)、性別適合手術前後の骨盤底リハビリテーション(※1)、子宮頸がん検診(※2)・健康診断(※1)、性の悩み・治療方針相談(※1)、セックスカウンセリング(※1)など、さまざまな性に関する診療を行っています。オンライン診療・注射(※1)も行っています。
”トランスジェンダー診療”としておりますが、オールジェンダーOKなので、様々なセクシュアリティの方に受診いただきたいです。
さらに、戸籍上の性別(保険証の性別)と外見が異なり、病院を受診しづらいと感じていらっしゃる方も、気兼ねなく医療を受けられる場でありたいと考えています。例えば、ホルモン療法を行っているFTM(Female to Male)で、「おりものの異常で困っている。だけど外見は男性だから”産婦人科”を受診しづらい」方、トランスジェンダー診療で婦人科診察を受けることが可能です。
また、”産婦人科”という科自体の受診にハードルが高いと感じている方にも、婦人科診察(超音波検査など)・がん検診(子宮頸がん・乳がん検診など)を受けていただきやすい環境作りを目指しています。
MTF(Male to Female)の造腟術前後の骨盤底リハビリテーション・造腟術後のダイレーション指導(※1)もおこなっております。造腟術後のダイレータートラブル・腟内が狭くなった・セックスがうまくできないなどありましたら、受診してみてください。
また、オンラインでのご相談(※1)・オンライン注射にも応じています。
(※1)は自由診療です。料金は料金表をご確認ください。
(※2)は、お住まいの市区町村によっては補助制度を利用できます。自由診療となる場合もありますので、料金表をご確認ください。
女性医療クリニックLUNAネクストステージの基本情報
診療科目 | 泌尿器科 内科 皮膚科 形成外科 | |||||||||||||||||||||||||||
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標榜科目 | 女性泌尿器科・女性内科・美容皮膚科・形成外科 | |||||||||||||||||||||||||||
診療内容 |
健康診断 乳がん検診 乳がん検診(マンモグラフィー検査) 乳がん検診(超音波検査) 子宮がん検診 子宮がん検診(子宮頸がん検査) 子宮がん検診(子宮体がん検査) |
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住所 |
神奈川県横浜市中区元町1-32 -3F地図
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アクセス |
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診療時間・休診日 |
休診日 祝日 土曜・日曜診療
※臨時休診あり |
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電話番号 |
045-680-1226 |
特徴・設備
設備 |
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専門医 |
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対応可能な症状・疾患など
症状・疾患 |
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治療 |
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掲載している情報についてのご注意
医療機関の情報(所在地、診療時間等)が変更になっている場合があります。事前に電話連絡等を行ってから受診されることをおすすめいたします。情報について誤りがある場合は以下のリンクからご連絡をお願いいたします。
掲載内容の誤り・閉院情報を報告EPARKスタッフが見た
おすすめポイント
ポイント1
トランスジェンダー診療に注力するクリニック
隔週日曜の10時~16時30分はオールジェンダーの診療を行っているクリニックです。トランスジェンダーの方のさまざまなご相談や診療に対応しています。
ポイント2
オンライン相談・診療(ホルモン注射)も対応
トランスジェンダー診療は、オンライン相談・診療(ホルモン注射)にも対応。遠くから来院される方が多いため、どこに住んでいても受診ができるようにオンライン受診を始めました。料金は料金表をご確認ください。
ポイント3
「元町・中華街駅」徒歩約2分、土日17時まで
みなとみらい線「元町・中華街駅」5番出口から徒歩約2分と駅から近く、便利な立地にあります。土日も17時まで診療しており、通院しやすいクリニックです。