トランスジェンダー診療
トランスジェンダーの方のさまざまなお悩みや診療に対応しています
トランスジェンダー診療では、ホルモン療法(※1)、性別適合手術前検査・術後フォロー(※1)、性別適合手術前後の骨盤底リハビリテーション(※1)、子宮頸がん検診(※2)・健康診断(※1)、性の悩み・治療方針相談(※1)、セックスカウンセリング(※1)など、さまざまな性に関する診療を行っています。オンライン診療・注射(※1)も行っています。
”トランスジェンダー診療”としておりますが、オールジェンダーOKなので、様々なセクシュアリティの方に受診いただきたいです。
さらに、戸籍上の性別(保険証の性別)と外見が異なり、病院を受診しづらいと感じていらっしゃる方も、気兼ねなく医療を受けられる場でありたいと考えています。例えば、ホルモン療法を行っているFTM(Female to Male)で、「おりものの異常で困っている。だけど外見は男性だから”産婦人科”を受診しづらい」方、トランスジェンダー診療で婦人科診察を受けることが可能です。
また、”産婦人科”という科自体の受診にハードルが高いと感じている方にも、婦人科診察(超音波検査など)・がん検診(子宮頸がん・乳がん検診など)を受けていただきやすい環境作りを目指しています。
MTF(Male to Female)の造腟術前後の骨盤底リハビリテーション・造腟術後のダイレーション指導(※1)もおこなっております。造腟術後のダイレータートラブル・腟内が狭くなった・セックスがうまくできないなどありましたら、受診してみてください。
また、オンラインでのご相談(※1)・オンライン注射にも応じています。
(※1)は自由診療です。料金は料金表をご確認ください。
(※2)は、お住まいの市区町村によっては補助制度を利用できます。自由診療となる場合もありますので、料金表をご確認ください。
プライバシーへの配慮
苗字だけでお呼びしているほか通称名でのお声がけにも対応しています
トランスジェンダー診療(※)では、とくにプライバシーに配慮して、苗字だけでお呼び出しするようにしています。通称名でのお声がけをご希望の方は、遠慮なく受付までお申し出ください。
また、性別の記載がある健康保険証のご提示に抵抗のある方は、運転免許証もしくはマイナンバーカードなどのご本人確認ができる身分証明書をお持ちいただければ、受診していただけます。健康保険証のご提示がない場合は、保険診療での対応ができかねる場合がありますことをご了承いただければ幸いです。
トランスジェンダー診療日は、オールジェンダーの方の診療に対応しております。トイレは2つご用意しておりますが、性による区別はしておりません。待合室の空間は広々としており、すべての方に過ごしやすい環境作りに努めています。
(※)は自由診療の場合があります。料金は料金表をご確認ください。
医師・スタッフの専門性
日本泌尿器科学会認定 泌尿器科専門医や日本産科婦人科学会認定 産婦人科専門医などの資格を有する医師が診療します
「女性医療クリニック LUNAネクストステージ」は、閉経後の女性に起こるさまざまなトラブル、GSM(閉経関連尿路生殖器症候群)や骨粗しょう症などに着目し、QOL(生活の質)を高めるためのサポートに注力しています。また、2021年4月からは、トランスジェンダー診療(※1)も開始いたしました。トランスジェンダー診療では、日本産科婦人科学会認定 産婦人科専門医が、トランスジェンダーの方々のさまざまなお悩みに対応しています。
泌尿器科に関しては、日本泌尿器科学会認定 泌尿器科専門医が診療します。また、骨盤底筋トレーニング(※2)は骨盤に関して研鑽を積んだ理学療法士が担当いたします。さらに理事長は日本東洋医学会認定 漢方専門医も有しており、漢方薬での治療にも尽力しています。
看護師や各分野のスタッフ同士で月1回勉強会を開いており、知識の向上に努めております。
(※1)は自由診療の場合があります。料金は料金表をご確認ください。
(※2)は自由診療です。料金は料金表をご確認ください。
女性泌尿器科
泌尿器疾患から尿失禁・骨盤臓器脱まで女性の医師が診療
泌尿器科では女性を対象に、ぼうこう炎や性感染症などの泌尿器疾患から、GSM(閉経関連尿路生殖器症候群)といった、更年期以降の女性に特有の症状まで診療しています。特に、頻尿、尿失禁、骨盤臓器脱、間質性ぼうこう炎などに力を入れて診ています。これらは、命に関わる疾患ではありませんが、QOL(生活の質)を下げてしまう病気です。
これら泌尿器に関するお悩みを抱えた患者さまに対して、超音波検査、尿検査、触診、視診をおこない、状態を確認していきます。また、女性の泌尿器疾患においては、外陰部の触診、視診がとても大切です。女性ホルモン(エストラジオール)の分泌低下により、デリケートゾーンのかゆみ、尿漏れ、性交時の痛みなど不快な症状が現れるのがGSM(閉経関連尿路生殖器症候群)です。GSM(閉経関連尿路生殖器症候群)の診断の際は、視診や触診により、外陰部の萎縮状態や骨盤底筋の状態を確認することが大切です。視診や触診は、女性の医師がおこないますので、ためらわずにご相談ください。
当クリニックでは、治療をおこなう際に、複数の選択肢をご提案し、患者さまご自身に選択していただくようにしています。お薬による治療のほか、骨盤底リハビリテーション(※)や手術(※)など、患者さまと対話をしながら、治療方法を決めていきます。
(※)は自由診療です。料金は料金表をご確認ください。