専門医インタビュー

専門医インタビュー(佐保田 珠弥先生)|湘南台 腎泌尿器・漢方クリニック

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湘南台 腎泌尿器・漢方クリニック 湘南台駅_専門医インタビュー(佐保田 珠弥先生)の写真 尿もれは骨盤底筋体操や生活改善などをアドバイス。相談しやすい女性の医師。その歩みや取り組みをお伺いしました。
医師 佐保田 珠弥
取材日:2021年10月15日

佐保田 珠弥先生(日本泌尿器科学会認定 泌尿器科専門医)にインタビュー

一人の患者さまをずっと診ることができるところに魅力を感じ泌尿器科の道へ

医師の道に進まれた理由、泌尿器科を選択した理由について教えてください。
湘南台 腎泌尿器・漢方クリニック 湘南台駅 医師の道に進まれた理由、泌尿器科を選択した理由について教えてください。の写真
医師には、小学生の時からなりたいと考えていました。生涯にわたってやりがいのある仕事をしたい、自立した道を選びたいと考えた時、医師というのは魅力的な仕事だと感じられたのです。

泌尿器科の道を選択したのは、幅広い疾患を診ることができ、最初から最後まで患者さまと関わることができるという点に魅力を感じたためです。例えば、ほかの診療科目だとがんが発見されたら、内科の先生から外科の先生にバトンタッチするということも多いかと思います。泌尿器科の場合は、がんの治療も科の中で行いますので、一人の患者さまをずっと診て差し上げることができるのです。

泌尿器科に女性の医師がまだ少なかったというのも、泌尿器科を選択した理由のひとつでした。医師全体で見ると、女性医師の割合は増えてきていましたが、泌尿器科はまだ女性の医師が足りない分野だったのです。
勤務医時代、どのような泌尿器疾患を診ていたのでしょうか?
湘南台 腎泌尿器・漢方クリニック 湘南台駅 勤務医時代、どのような泌尿器疾患を診ていたのでしょうか?の写真
2009年からは、藤沢市民病院の泌尿器科に勤務しました。藤沢市民病院は、三次救急にも対応している総合病院でしたので、救急の患者さまやがんの患者さまを診ることもありました。幅広い症例に携わり、さまざまな経験を積ませていただいたと思います。

2013年からは、神奈川リハビリテーション病院に常勤医師として勤務しました。一般的な病院では、がんや前立腺肥大症、尿路結石などの診療が中心になることが多いのですが、ここでは、泌尿器科の中でも珍しい疾患である神経因性膀胱を中心に診療していました。神経因性膀胱とは、脊髄疾患や脳疾患など神経性の損傷がきっかけで、排尿障害が起きる疾患です。

2014年から勤務した茅ヶ崎市立病院では、藤沢市民病院のように一般的な泌尿器科疾患を幅広く診ていました。
当クリニックに勤務されるようになったきっかけについて教えてください。
湘南台 腎泌尿器・漢方クリニック 湘南台駅 当クリニックに勤務されるようになったきっかけについて教えてください。の写真
当クリニックには、2018年から勤務しています(同年より神奈川リハビリテーション病院に非常勤医師として勤務しています)。当クリニックの院長は、横浜市立大学の大先輩に当たります。私が医局に入った時には、院長はもうご自身の道を歩まれていたので、直接的にご指導を受けたことはなかったのですが、医局を通じてご縁をいただきました。

以前から、クリニックでは「女性の医師に診てもらいたい」というご要望を女性の患者さまからいただいていたそうで、お声をかけてくださったのです。女性の患者さまにも受診しやすい泌尿器科として体制を整えていきたいとのことで、当クリニックで勤務させていただくようになりました。

尿もれの診療は骨盤底筋体操や生活習慣の改善などのアドバイスに力を入れる

泌尿器関連のお悩みを抱えた女性の患者さまに伝えたいことはありますか?
湘南台 腎泌尿器・漢方クリニック 湘南台駅 泌尿器関連のお悩みを抱えた女性の患者さまに伝えたいことはありますか?の写真
当クリニックでは、漢方薬による診療も行っていることもあって、私が勤務を始める前から、泌尿器科としては女性の患者さまの多いクリニックだと思います。

女性の医師がいるというのは、入り口にすぎないかもしれませんが、女性の患者さまの受診のしやすさにはつながっているのではないでしょうか。女性の医師を探して、ご来院してくださる患者さまもいらっしゃいます。

やはり、何よりも受診していただくことが大切だと思っています。お悩みがあっても、「どこに相談してよいかわからない」「恥ずかしいから受診しづらい」と受診されないのはもったいないことだと思いますので、まずは気兼ねなく受診していただきたいですね。
女性の尿もれの患者さまにはどのような診療を行っているのでしょうか?
湘南台 腎泌尿器・漢方クリニック 湘南台駅 女性の尿もれの患者さまにはどのような診療を行っているのでしょうか?の写真
女性で尿もれのお悩みがある患者さまには、骨盤底筋のトレーニングをご提案しています。骨盤底筋は、膀胱や子宮など骨盤内の臓器を支え、尿道や肛門の開閉を行う筋肉です。女性は、出産や加齢によって骨盤底筋が緩みやすくなるのですが、骨盤底筋が緩むと、尿道を締める力が弱まってしまうため、尿もれの原因につながるのです。骨盤底筋体操を行うことで、緩んだ筋力を鍛えることができるので、尿もれの改善が期待できます。

骨盤底筋体操の方法については、パンフレットも活用しながら、診療時間の中で、できるだけ丁寧に説明をするように心がけています。「締めている筋肉を意識しながらトレーニングしましょう」と、体操を行う時のコツについてお伝えするようにしています。
女性の尿もれを改善していく上で大切なことは何でしょうか?
湘南台 腎泌尿器・漢方クリニック 湘南台駅 女性の尿もれを改善していく上で大切なことは何でしょうか?の写真
女性の尿もれの改善で大切なのは、内服薬治療だけではなく、ご自身で骨盤底筋のトレーニングや生活改善を行って、症状をコントロールしていくことです。骨盤底筋体操に関する説明に加え、生活習慣についてもアドバイスをするようにしています。

コロナ禍以降、運動不足の方が増えていると感じます。運動不足も下腹部の不快感や、骨盤底筋の緩みにつながります。問診で、ふだんの生活についてお話を伺っていると、全然動いていらっしゃらないと感じられる方がいます。ご自身が運動不足であることに気付いていない方も中にはいらっしゃるのです。日常生活についてお話を伺って、生活改善が必要だと感じられる方には、気になるところをご指摘します。ご自身でも気付いて、管理していただけるようにしています。

限られた時間の中ではありますが、時間の許す限り患者さまとお話しする時間を取って、意識していただけるように心がけています。

尿に関するお悩みについて気兼ねなく女性が受診しやすいクリニックを目指す

医療業界全体で何か注目していることがあれば教えてください。
湘南台 腎泌尿器・漢方クリニック 湘南台駅 医療業界全体で何か注目していることがあれば教えてください。の写真
他の医療機関と、医療情報の連携がもう少しスムーズに取れるようになるといいですね。当クリニックにご来院される前にかかりつけの内科で一度ご相談をされて、それでも改善されないため、当クリニックを受診されるという方もいらっしゃいます。

そういった患者さまは、最初にかかられていたクリニックで何らかのお薬が処方されていて、既にお薬の服用を始められていることが多いのです。お薬手帳で服用されているお薬を把握することは可能なのですが、持参するのを忘れてしまう方もいらっしゃいますし、その辺りの情報が共有できるようになるといいですね。
泌尿器科の領域で何か注目していることがあれば教えていただけますか?
ウロギネコロジーと呼ばれる泌尿器科と婦人科が協力をしながら診療を進めていく試みが少しずつ始まっています。ウロギネコロジーとは、泌尿器科(Urology)の「ウロ」と婦人科(Gynecology)の「ギネ」を組み合わせた言葉です。総合病院では、ウロギネコロジーという形で、協力して診療を行っているところもあります。

尿もれや子宮脱のように、女性の泌尿器科疾患と婦人科疾患の境界線上にまたがるような疾患は多いのです。ところが、診療科目が違うとなると、連携を取りながら治療を進めていくのはなかなか難しいのです。その辺りの連携が、今後、もっと進んでいくとよいと考えています。
最後に読者の方に向けたメッセージをお願いできますでしょうか?
湘南台 腎泌尿器・漢方クリニック 湘南台駅 最後に読者の方に向けたメッセージをお願いできますでしょうか?の写真
長い間、尿もれや頻尿など尿に関するお悩みを抱えていらっしゃりながらも、なかなかクリニックを受診できないでいる女性の方はまだまだたくさんいらっしゃるのではないかと思います。

今後も女性が通いやすいクリニックを目指して体制を整えていきたいと思います。女性の患者さまが多いという点でも、当クリニックは受診のハードルが低いかと思います。泌尿器に関して何か困ったことがあれば、まずは気兼ねなくご相談いただければと思います。

湘南台 腎泌尿器・漢方クリニックの基本情報

医院名 湘南台 腎泌尿器・漢方クリニック
診療科目 泌尿器科 漢方内科
診療内容

インフルエンザ予防接種 前立腺がん検診

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サービス
クレジットカード利用不可
専門医
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症状・疾患
  • 性感染症
治療
  • 漢方
  • ED治療薬

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