産科
ご家族みんなで「しあわせなお産」を実感できるよう医師と助産師がサポート
当院の産科では、妊娠と出産(※1)に特化した診療を提供しています。
お産はお母さまだけの力でするものではありません。ご家族が一緒になってお母さまをサポートすることで、よりしあわせなお産が可能になると考えます。そのため、立ち会い出産は当然のこと、妊婦健診(※2)の段階からご家族と一緒に医院に来ていただくことをおすすめしています。
そこで、上のお子さまが遊んで待つことができる「キッズスペース」や、出産のための入院中ずっとそばで寄り添える「ファミリーLDR」など、ご家族みんなでお産に取り組める環境作りに取り組んでいます。出産後に過ごしていただく個室は、すべてシャワーとトイレ付きのお部屋です。妊婦さまが赤ちゃんと共にリラックスして過ごしていただけるほか、ご家族の方が泊まり込んで家族の絆を深めていただくことも可能です。
当院の出産は、妊婦さまご自身が楽で自然な姿勢を取って出産していただくことのできるフリースタイル分娩(※1)です。分娩台の上にずっと仰向けになっている必要はなく、陣痛に合わせて楽な姿勢を取っていただくことができます。椅子に座ってもかまいませんし、サブベッドに移動してもかまいません。旦那さまに支えてもらいながら、出産する方もいらっしゃいます。
当院では、できるだけ旦那さまにも出産に参加して、二人で出産をしたという感覚を持っていただきたいと考えています。腰をさすってあげたり、支えてあげたり、旦那さまができる範囲で出産にかかわることで、ご夫婦の間に一体感が生まれるのです。当院では、母子の愛着形成のため、産まれた直後の赤ちゃんを裸で抱っこするカンガルーケアを行っていますが、母子間のカンガルーケアが終わった後は、パートナーさまにも赤ちゃんを抱っこしていただくパパカンガルーケアも行っています。出産への参加やパパカンガルーケアによって、パートナーさまも父親になるという実感を持っていただくことができ、育児にも参加していただきやすくなると考えています。
妊娠初期から出産、母乳や育児相談にいたるまで何でもお声がけください。医師と助産師がサポートします。
(※1)費用については、料金表をご確認ください。
(※2)は、お住まいの市区町村によっては補助制度を利用できます。
相談・教室が充実
妊婦健診から助産師タイムを設け助産師がサポート、産後も母乳育児を支えます
妊娠中、妊婦さまには身体的なお悩みだけではなく、精神的にもさまざまな不安やお悩みが生じることと思います。出産(※1)は、身体だけではなく精神的にも安定していることが重要です。当院では、妊娠中から助産師たちがさまざまな相談に乗って、妊婦さまを支えてまいります。
妊婦健診(※2)では、毎回、医師の診察だけではなく、助産師と妊婦さまがお話しする「助産師タイム」を設けています。妊婦健診に通っていただく段階から、複数の助産師が妊婦さまに寄り添ったケアを提供していきます。妊婦健診のほかにも、マザーズクラス(※3)やパパママクラス(※3)を設け、妊娠中の身体作りや母乳育児、産後の生活などについてアドバイスを行っています。妊娠中から、助産師たちと顔見知りになり、信頼関係を築いていただくことで、リラックスして出産の時を迎えていただきたいと考えています。
助産師は、夜間も複数名が勤務していますので、夜間の出産も対応が可能です。また、出産後の母乳育児や赤ちゃんのケアも、夜間も含め、助産師が24時間交替で対応しています。
退院後も、母乳育児に関するお悩みのご相談や乳房のケアなどを助産師が行っており、当院で出産された方は、退院後、1カ月健診までの間は無料で受けていただけます。そのほか、産後サロン(※3)では、他のお母さまや赤ちゃんたちとも交流しながら、助産師たちの指導のもとで行うベビーマッサージで母と子の絆を深めていただけます。
(※1)費用については、料金表をご確認ください。
(※2)は、お住まいの市区町村によっては補助制度を利用できます。
(※3)は自由診療です。料金表をご確認ください。
女性・子供連れ向けサービス
ご夫婦・家族で赤ちゃんの誕生を見守れる環境作りを整えています
すでにお子さまがいらっしゃる妊婦さまは、お子さま連れで妊婦健診(※1)に来るケースも多く見られます。そこで、当院ではアニメ動画を流しているモニターなどを置いた「キッズスペース」を設けています。キッズスペースは待合室のすぐ隣にあるため、診察までお子さまの様子を見ながら待つことが可能です。小さなお子さま連れでご来院しやすいよう、トイレにはベビーキープやおむつ交換台をご用意しているほか、パウダールームも備えています。
さらに、診察室や検査室にはお子さまと一緒に入ることもできます。赤ちゃんの様子を3Dや4D(※2)で確認できるモニターのある「胎児エコー室」も同様です。ご家族と一緒に赤ちゃんの姿を見ることができます。
いざ出産という時も、陣痛・分娩(※2)・産後の時間を同じ部屋で過ごせる「ファミリーLDR」であれば、パートナーさまをはじめ、小さいお子さまが同伴することもできます。産後すぐにお母さまの胸に赤ちゃんを抱っこさせるカンガルーケアにも対応できます。「ファミリーLDR」の室内は温かみのあるインテリアや壁紙、天井のデザインにもこだわりました。外観もかわいらしい、教会風のデザインです。ご家族の皆さまがご自宅にいるような、リラックスした時間となるよう、スタッフもサポートします。
(※1)は、お住まいの市区町村によっては補助制度を利用できます。
(※2)費用については、料金表をご確認ください。
医師・スタッフの専門性
複数の助産師が、医師と連携をはかりながら妊娠中から妊婦さまを手厚くサポート
当院では、「日本産科婦人科学会認定 産婦人科専門医」である院長と、複数名の助産師とが連携をはかりながら、妊婦さまのしあわせなお産の実現に向けて、サポートをいたします。妊婦さまご本人やご家族の皆さまに、しあわせなお産を迎えていただくためには、出産前から出産後まで、助産師がしっかり寄り添ったケアを提供していく環境を作ることが大切です。当院では、十分な数の助産師を揃え、夜間も含め24時間、助産師が妊婦さまのケアをできるように体制を整えています。
また、助産院のように妊娠中から助産師が妊婦さまとしっかりとコミュニケーションをはかり、手厚いケアを行うマザーズ・ケアも、当院の特徴の一つです。妊婦健診(※1)では毎回、助産師タイムを設け、妊婦さまのお悩みや不安に対し、助産師が相談に乗っています。医師の作成するカルテのほか、助産師もカルテを作成しており、助産師同士はもちろん、医師と助産師の間でもカルテを通じて妊婦さまの情報を共有するようにしています。
このように、助産師の立場から見るとやりがいのある体制を整えた産科の医院ですので、自ずとやる気のある意欲的な助産師が多く集まることとなり、妊婦さまには熱心な助産師による手厚いケアを提供することができるという、良い循環が生まれるのです。
当院は、自然分娩(※2)を目指すローリスクの妊婦さまに特化した産科ではありますが、出産というのは何が起こるか予想できないものでもあります。万が一のことが起こった時のために備え、助産師たちは新生児蘇生法や産科救命の専門的なトレーニングも積んでいます。
(※1)は、お住まいの市区町村によっては補助制度を利用できます。
(※2)費用については、料金表をご確認ください。