![あじさいクリニック乳腺外科 佐賀駅_専門医インタビュー(濱本 隆浩先生)の写真](https://fdoc.jp/images/material/rich2s6080568_03.jpg)
濱本 隆浩先生(日本外科学会認定 外科専門医)にインタビュー
誰かの役に立てるならと医師に。地域住民への啓蒙活動も行っています
乳腺外科を選んだのは、1998年頃、大学病院の助手をする際に担当になったことで興味が湧いたからです。ちょうどその頃、日本では乳がんが増加し始めていたので、そのまま専門になっていきました。
また、2005年に乳がんの情報を発信する必要があると思い「あじさいの会」という集いを作りました。あじさいは雨が降ることによって美しくなりますから、乳がんというつらい試練にあっても、負けずに美しく生きていただけるようにという思いが込められています。現在は、「あじさいサロン」へと形を変え、ピアサポーターがさまざまな教室を行っています。
一人ひとりの生活・家庭環境を考慮したうえで治療を提案する医師
検査を行ううえで心がけているのは、精度管理を徹底することです。マンモグラフィはとてもデリケートな検査機器ですので、画像がきちんと撮れるか毎朝チェックしています。また、撮影した写真を正しく読み取れなければ診断にはつなげられませんから、定期的に読影方法を見直して、診断技術のレベルアップを図っています。
私は、根拠にもとづいた治療を行うことが重要と考えていますが、同じくらい患者さまの生活も大切にしたいと思っています。治療でさまざまなことを犠牲にするのではなく、生活の一部として考え、患者さまのこれまでの生活環境、仕事、家庭状況を考慮したうえでお一人おひとりに合った治療方法をご提案するよう努めています。
また、漢方療法も行っており、西洋薬では改善が見られない症状、めまい、のぼせ、冷え症、更年期障害、原因不明の体調不良、頭痛、肩こり、関節痛などの治療に注力しています。
(※)は、お住まいの市区町村によっては補助制度を利用できます。料金は料金表をご確認ください。
女性が気兼ねなく受診でき相談しやすいクリニック作りに尽力
(※)システム利用料が必要となります。料金表をご確認ください。
また、生まれつきがんになりやすい特徴を持っていることが原因で発症する遺伝性乳がん卵巣がん症候群という疾患は、保険適用の遺伝学的検査で確認することができますから、どんどん情報を発信していきたいですね。
当クリニックは、すべての女性がリラックスして受診できるクリニックを目指し、感染症対策や利便性を重視して診療しています。女性が心身共に健康でいられるよう、医師・スタッフが一丸となって対応させていただきますので、気になることがあれば気兼ねなくご相談にいらしてください。