内科
漢方薬による不定愁訴の緩和や生活習慣病の治療をしています
当院では、西洋医学による西洋薬を使った治療のほか、東洋医学の考え方に基づいた漢方薬による治療もいたします。西洋薬の場合、痛みを訴えられた際に、その痛みに直接作用する薬を処方します。漢方薬にもそのような薬はありますが、東洋医学の考え方では、気・血・水の流れを整えて不調を緩和します。漢方薬を使うと、風邪などの病気のほか、身体がだるい、頭痛が続くといった原因の分からない不調(不定愁訴)を和らげることも期待できます。
また、当院では、生活習慣病の治療や食事指導もしています。お子さまの診療では、細い注射針を使うなど、痛みを感じにくくなるように配慮しています。また、傷の治療には、湿潤療法を取り入れています。
漢方
西洋医学は分かりやすい医学だと考えています。たとえば、頭痛などの痛みを感じている場合、その痛みを緩和する薬を処方します。しかし、身体がだるく、頭痛があり下痢や吐き気もある場合、西洋医学では対応が難しいこともあります。
それに対し、漢方薬を使うと症状の緩和を期待できます。気は気持ちをあらわし、血は血液、水は水をあらわします。その滞りなどを見定めて、薬を処方していきます。「こういう傾向があるからこういう薬を処方しよう」ということが漢方ではあります。
西洋医学をメインに治療はしていますが、西洋医学だけではなかなか治療できなかった方が、漢方を使うことで改善につながることもあります。お話を聞いていて、この患者さまには漢方が合うと判断した場合は、最初から漢方薬を処方いたします。
生活習慣病
ご高齢の方が多いので、高血圧症や糖尿病など生活習慣病の治療をしています。生活習慣病の患者さまは、途中で治療をやめられてしまうことがあります。薬をきちんと飲まないと、ある日突然、症状があらわれることもあります。薬をきちんと飲んで、生活習慣の改善をしてもらうよう、患者さまにはお願いしています。また、薬を飲んでいただいたら、「ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えています。
当院は患者さまをとても大事に思っています。だからこそ、患者さまの健康寿命を延ばしたいのです。生活習慣病の患者さまの場合、ご高齢の方が多く、運動をしていただくのはなかなか難しいと考えます。そのため、運動よりも食事指導に重点を置いています。塩分も控えていただきたいのですが、炭水化物を控える糖質制限ダイエットを提案しています。糖質制限は、賛否両論あるので、ご興味のある方にご案内しています。
お子さまへの配慮
お子さまを診療する際は、単に小型の大人ではないということを意識して診療しています。また、できる限りの治療はいたしますが、詳細な診療ができる医療機関を速やかに紹介することも大切にしています。治療が後手に回るというのは好ましくないので、次の手段をいつも想定して診療しています。
また、病院が苦手で何もしないうちから泣いてしまうお子さまもいらっしゃいます。当院では、できるだけ細い注射針を使い、ゆっくり注射するといった工夫をして、注射による痛みを軽減しています。痛みが少ないということを覚えていただければ、恐怖心も軽減できると考えるからです。
湿潤療法
傷の治療には、できるだけ痛みが少なく、より早く改善につながるよう、湿潤療法を提供しています。お子さまからご高齢の方まで、さまざまな年代の方に使える療法です。傷にガーゼをあてずに、湿った状態を維持して治療します。血を止める働きが高いものや、ぐじゅぐじゅした状態を和らげることができるものなど、いろんなタイプの湿潤療法用のパッドがありますので、状態に合わせて使用するパッドを変えています。
湿潤療法をしている最中、放っておくと感染症が起こることがあるため、傷の状態をよく経過観察しながら治療いたします。怪我によっては縫合が必要ですが、改善後の見た目にも配慮して、細い糸を使用して縫合いたします。
脳神経外科
頭痛や傷から重篤な病気まで対応しています
脳神経外科では、頭痛や傷の治療を中心にしています。患者さまの年代は、若い方からご高齢の方までさまざまです。頭痛は、肩こりが原因になることが多いのですが、脳内出血によって頭痛が起きていることもあるので、注意して診療するようにしています。長い間、うつ病だと思っていたところ、脳腫瘍だったというケースを実際に経験しています。腫瘍で脳を圧迫していたため、性格にも影響したケースでした。症状だけである程度病名を予測することはできます。不安なことがありましたら、頭の検査を受けていただくことをご説明しています。
また、数は少ないですが、当院では意識障がいのある患者さまが運ばれてくることもございます。意識障がいが起こっている場合、その原因が何なのか確かめて治療をすることが大切です。当院では、意識障がいに対応できる機器や薬剤を揃えています。
くも膜下出血
頭痛で来院される方のほとんどの場合、肩こりなど脳には関係のない不調が原因です。そういう頭痛は、即座に重篤な病気に結びつく心配はあまりありません。しかし、頭痛を訴える患者さまのなかには、脳内で出血していたり、脳腫瘍であったりするということがまれにあるため注意が必要です。
くも膜下出血の場合は、大きな出血が起こったときは、明らかにくも膜下出血だと速やかに診断や検査ができますが、頭痛が続くといった小さな頭痛が初期の症状であることもございます。日ごろから頭痛にお悩みの場合には、くも膜下出血の可能性もあるため、CTなどの検査もするようにしています。
意識障がい
意識レベルが低くなって、当院に運ばれてくるケースがまれにあります。意識障がいが起きている場合は、何が原因なのかを確かめることが重要です。血糖値が低かったり、体内の水分バランスが乱れていることが原因で意識障がいが起こることがあります。その原因を確認するための検査機器や薬剤はひととおり整えています。緊急の際には当院でいったん治療をしてから、設備の整った医院に向かうという選択肢があってよいと思います。
当院でできるだけの処置をし、改善につないでいきたいと考えています。使わずに廃棄してしまう薬剤もあるのですが、いざというときに対応できるよう、ほとんど使う機会のない機器も当院では揃えています。
リハビリテーション科
肩や腰などの痛みの緩和やストレッチ方法の指導
腰痛や肩こりなど痛みを訴えられる患者さまが多いため、整形外科の医師に相談してリハビリテーション科の対応を始めました。当院では、怪我による痛みや腰痛の緩和のほか、交通事故で怪我をされた方の首の牽引、ウォーターベッドによる全身のほぐしなどに対応しています。また、さまざまな痛みを緩和する目的で、筋肉の緊張をほぐす低周波をあてることもあります。理学療法士によるリハビリテーションとは異なりますが、当院で管理できる範囲で痛みを緩和するための施術をしています。
ストレッチが必要な患者さまには、どの筋肉を意識してストレッチしてくださいといったストレッチの指導をしています。また、骨折や痛みが起こりにくいよう、予防指導もしています。
山田醫院の基本情報
診療科目 | 内科 脳神経外科 リハビリテーション科 | |||||||||||||||||||||||||||
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診療内容 |
インフルエンザ予防接種 |
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住所 |
愛知県豊田市武節町ソト田80-2
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アクセス |
豊田市コミュニティバス「武節宮前」停留所下車 徒歩2分 駐車場有り(5台) |
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診療時間・休診日 |
休診日 日曜・祝日 土曜診療
【休診日】 |
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電話番号 |
0565-82-2111 |
特徴・設備
特徴 |
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待合室 |
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設備 |
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駐車場 |
駐車場有り(5台) |
サービス |
多言語対応 ( 英語中国語 )
ポルトガル語 |
掲載している情報についてのご注意
医療機関の情報(所在地、診療時間等)が変更になっている場合があります。事前に電話連絡等を行ってから受診されることをおすすめいたします。情報について誤りがある場合は以下のリンクからご連絡をお願いいたします。
掲載内容の誤り・閉院情報を報告EPARKスタッフが見た
おすすめポイント
ポイント1
水曜日を除く平日は19時まで。土曜日も診療
水曜日を除き、平日は19時まで診療しています。また、土曜日の午前も診療しているため、お仕事が忙しい方でも通いやすい医院です。
ポイント2
ネットでの予約に対応している医院
混雑など待ち時間が気になる方は、ネットから事前に予約を取ることができます。受診までの時間を有効活用できるほか、院内での滞在時間も短縮できます。
ポイント3
地元でCTやレントゲンなどの検査が受けられる
内科、脳神経外科、リハビリテーション科の診療を行っています。CT検査、レントゲン検査にも対応しているので、困ったときはしっかり検査を受けることができます。