眼科

治療法や薬のことなどしっかりとご説明し、納得のいく治療を行います
幼児の目やにからご年配者の白内障や緑内障まで、幅広い診療を行っております。一般的な治療に際しましては、機器を使った検査と診察が基本です。必要があれば手術なども見据えた対応をしております。
診察の際、気をつけていることは、多少時間が長くなっても患者さまにしっかりと症状やお悩みなどをおうかがいし、疾患や治療法に対しての理解を深めてもらうということです。医師に話をすることをためらう患者さまもいらっしゃいますので、話しやすく悩みを訴えやすい雰囲気をつくることに尽力しています。
お子さまの場合、学校の視力検査でひっかかったためご来院いただく場合があります。その際は、視力の検査をするだけでなく、視力低下に関する資料を渡すようにして理解促進に努めております。
白内障
水晶体に濁りが発生し、かすんだり、ぼやけたりして徐々に視力低下をおこすのが白内障です。当クリニックでは、症状をしっかりと経過観察しながら、必要があれば手術について検討していきます。患者さまの要望と症状の進行度を十分に考慮しながら治療を進めていきますので、無理に手術を行うことはありません。
白内障でも視力が悪くない人の場合は、定期検査で経過を観察します。検査の時に視力が下がっていたり、ご本人にも視力低下、かすみ、まぶしさ等の自覚症状があれば、手術を検討します。
手術は局所麻酔で行い、20〜30分程度の短時間で終わります。手術が終われば、その日のうちに帰ることができます。手術をすれば視力が改善するので、かなり生活しやすくなるでしょう。(白内障以外の眼疾患が見つかった場合は視力が十分に改善しないこともあります。)
緑内障
緑内障治療の基本はしっかりとした初期検査です。治療では、体の負担が少ない点眼治療から行います。 様々な点眼薬があるので、ある程度の症状に対応できますが、点眼治療で進行が抑えられない場合は手術が必要となります。
緑内障は日本人の中途失明原因第1位となっています。病状が進行してこないと自覚症状が現れないことも多く、しっかりと検診を受け、医師に診断してもらうことが必要です。患者さまのなかには、結膜炎やコンタクトレンズの件で来院した際に緑内障がみつかるケースも少なくありません。緑内障は視神経の障害による疾患で、一度損なわれた神経の改善は難しいため、治療目標は症状を進行させないようにすることです。
レーザー治療
網膜裂孔、糖尿病網膜症などの疾患に対するレーザー治療をおこなっています。レーザーを当てるのが怖いと感じる患者さまもおられますが、不安感を軽減するため、治療前に痛みのリスクをしっかりとご説明します。施術中も患者さまの状態を把握するために声がけをしたり、休憩を挟んだりと、患者さまのペースに合わせた治療を行います。
当クリニックでは、2種類のレーザー治療器を導入しており、グリーンレーザーでは網膜裂孔や糖尿病網膜症、緑内障などを、YAGレーザーでは後発白内障を治療します。後発白内障は、白内障の手術をした後に起こる疾患です。眼内レンズを支える水晶体嚢の後ろの部分(後嚢)の濁りが原因となっており、そのような場合にはレーザーで治療します。濁りはレーザーによって改善が可能です。
眼科手術

白内障手術だけでなく、霰粒腫手術、翼状片手術なども対応可能です。
霰粒腫(さんりゅうしゅ)とは、まぶたにしこりができる疾患で、まばたきの度に異物感があったり、急性の炎症をおこしたりして痛みを伴う場合もあります。軽度のものであれば、点眼や軟膏を使って治療します。しこりが残る場合は手術をおこないます。
翼状片(よくじょうへん)とは、白目から黒目に向かって血管を伴った増殖組織が三角形状に伸びてくる病気です。充血や異物感などを伴い、進行すると乱視が強くなり裸眼視力が低下します。手術により取り除くことができますので、気になる方はご相談ください。
内科

内科と眼科のスムーズな連携で患者さまの負担を軽減し、速やかな治療を提供します
当クリックは内科と眼科を併設しておりますので、それぞれの診療科をまたいでの連携をスムーズに行えることが特徴です。
内科で糖尿病の診療をしてから目のケアを行ったり、眼底出血で眼科に来られた患者さまに糖尿病の疑いがある場合には内科をすぐに受診できたりと、できるだけタイムラグをなくすよう、院内体制を整備しております。目の検査をする時に瞳を開く目薬を使いますが、効き目が出るのに20分ほどかかるので、その間に内科で診療を受けることも可能です。
通常なら紹介状を書いて他の医療機関に行ってもらわなければならないケースでも、当クリニックなら余計な手順を挟まずに診察を受けられますし、医師同士が直接コミュニケーションを取れるのもメリットのひとつです。
糖尿病網膜症
糖尿病3大合併症のひとつである糖尿病網膜症は、初期症状の自覚がなく、徐々に眼底出血や黄斑浮腫が発生して視力が低下していきます。たとえ現在の血糖コントロールが良好だとしても、長年の蓄積により網膜へのダメージは進行していきますので、定期的な検査を受けることが大切です。
当クリニックでは内科と眼科を併設しておりますので、糖尿病治療のために通院しながら、目のチェックもスムーズに受けられます。
糖尿病網膜症が進行した場合にはレーザー治療も行いますが、レーザー治療は視力を良くするためのものではなく、悪化しないように症状の進行を止めるためのものです。糖尿病の場合には、血糖のコントロールと合併症の早期発見早期治療が重要となります。
いのくち眼科クリニックの基本情報
診療科目 | 眼科 | |||||||||||||||||||||||||||
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住所 |
岡山県岡山市北区大安寺東町23-15
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アクセス |
駐車場有り(30台) 倉敷方面から:242号線野殿交差点を左折→セブンイレブンを右折→3つ目の横断歩道を左折→直進約200M |
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診療時間・休診日 |
休診日 日曜・祝日 土曜診療
火曜午後は手術です。 |
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電話番号 |
086-253-0880 |
特徴・設備
設備 |
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駐車場 |
駐車場有り(30台) 倉敷方面から:242号線野殿交差点を左折→セブンイレブンを右折→3つ目の横断歩道を左折→直進約200M |
専門医 |
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