経口内視鏡検査に力を入れている理由を教えてください

できるだけ患者さまがつらい思いをしない検査をご提案いたしますが、鎮静剤を使用して「苦痛がない」ことをメインにしてしまうと本来の目的から遠くなってしまいます。薬を使用すること、経口と経鼻から行うメリット・デメリットなどを比較した上で、患者さまにとってバランスの良い方法をご提案いたします。検査後に車を運転される方や薬と相性が悪い方は鎮静剤の使用を控えています。また、大腸内視鏡検査の場合、鎮静剤を使用しないことで検査中の映像をご覧いただくことも可能です。患者さまのご要望に合わせて検査方法を選択していますので、気になることはご相談ください。

今後力を入れていきたいと考えている治療について理由と共に教えてください。

すでに行っていますが、在宅医療に力を入れていきたいと考えています。訪問診療の対象に当たらない病状だけれど、通院が難しく、そして治療が必要な方の要望に対応する予定です。また、胃・大腸内視鏡検査、腹部エコー（超音波）の検査にもしっかりと対応して参ります。

感染予防対策として力を入れていることはありますか？

感染予防として空気清浄機を設置しています。また、院内感染予防として、熱・咳（せき）がある方やインフルエンザの可能性がある方は、他の患者さまとの接触を控えるため別室へご案内しています。感染症が気になる時期はスタッフや看護師がとくに注意して待合の状況をチェックしています。

この町で開業に至った経緯を教えてください。

大学卒業後、研修医として学ばせていただいたのがこの地域だったこともあり、他へ移るよりこの地で診療したいと考えていました。医師を志す前はオーディオ機器の会社に勤めていたため、さまざまな視点から患者さまに対応していきたいと思っています。どんな病気・状態なのかしっかり説明が聞きたいという方には、できるだけ詳しい説明を心がけています。

先生が患者だった場合の病院選びのポイントを教えてください。

家や職場に近いこと、医師の雰囲気などがポイントだと思います。私も歯医者に通っていますが、選んだポイントはこのクリニックに近いことと、もともと面識があったので先生の印象で通院を決めました。あとは、病気や治療方法によって選択肢が変わるため、気軽に相談できる医師に聞いてみるのも良いと思います。当クリニックでも治療法や紹介先の病院など、気軽にご相談いただけますので気になることがあればお越しください。