診療案内｜天神田中内科クリニック

肝疾患

肝疾患には、具体的にどういった病気がありますか？

脂肪肝や肝炎などさまざまな病気があるため、検査で判別を行います。


肝臓の病気には、脂肪肝、肝硬変、肝炎（ウイルス性、薬物性等）など、さまざまな種類があります。

診察では、肝臓以外の臓器が悪い場合もあるため、しっかりと原因を把握することが大切です。健康診断で肝臓の数値に異常がでたとしても、肝臓以外の臓器が悪いケースがあります。そのため当クリニックでは、肝炎ウイルスに感染していないか、脂肪肝や胆石などがおこっていないかなど、一つひとつ検査で確認していきます。

人間ドックなどの検査結果をお持ちの場合は、当クリニックでスキャニングしてデータを保管いたしますので、お持ちいただければと思います。

どのような治療が必要になりますか？

基本は生活習慣の改善です。食べる量、アルコール摂取量、運動頻度などを指導します。


肝臓の病気にかかったからといって、必ずしも薬を飲まなければいけないわけではありません。まずは生活習慣の改善による治療を行っていきます。

あまり高い目標を掲げても大変だと思いますので、ハードルを高くせず、継続的に取り組めることをご提案するよう心がけています。例えば、歩くことを目標にする場合は、「10分余計に歩くようにしてみてください。10分歩けば、だいたい1000歩になります。」などと、具体的にアドバイスするようにしています。

最近はスマホのアプリで歩数が計測できるものもありますし、100円ショップなどでも歩数計を売っています。毎日10分歩けば、10日で10000歩です。日々の積み重ねが目に見える数値で示されれば、治療のモチベーションもたもちやすいかと思います。

脂質異常症

脂質異常症は放置すると、どういったリスクがありますか？

血管が詰まる病気、脳卒中や心筋梗塞などを起こす可能性が上がります。


脂質異常症・糖尿病・高血圧症などの生活習慣病は、いずれも脳卒中や心筋梗塞の発症リスクを高める危険性がある病気です。基本的な治療方法は、食事療法・運動療法・薬物療法の三つです。

脂質異常症の場合は、悪玉コレステロール値と善玉コレステロール値の比率によって治療方法が変わってきます。悪玉コレステロールが善玉コレステロールよりも多い場合、薬での治療が必要となることがあります。

糖尿病

どういった治療を行われていますか？

基本は生活改善です。ただし、検査結果によっては服薬やインスリン注射が必要となります。


糖尿病の患者さまは、血糖値をコントロールすることが大切です。血糖値は食事や運動によって変動するため、生活習慣を改善しなければ、治療はうまくいかない可能性が高くなります。そのため、継続できる生活習慣改善のアドバイスを心がけております。

血糖値の検査については、来院当日に結果をお知らせすることが可能です。そのため、診察では検査結果をもとに、患者さまに合わせた治療計画の立案を行うよう努めております。

高血圧症

治療において気を付けていることはなんですか？

継続的に治療することが大切ですので、情報共有や一覧化ができるツールに対応しています。


高血圧症は、毎日の血圧をしっかり管理することが大切です。クリニックだと緊張して正しい数値が測れないことがあるので、家庭で血圧をつけていただくようお願いしています。スマホで検査数値を管理し、医師と共有できるアプリがあるため、それを活用することもあります。正しい検査数値をもとに、減塩食などのアドバイスをおこなっていきます。

痛風

治療において意識されていることはありますか？

患者さまに「なるほど」と納得感を持っていただけるような説明に努めています。


患者さまの生活スタイルや考え方もありますので、お一人おひとりの価値観を大切にし、その方に合った治療方法を提案するよう心がけています。生活習慣の改善や薬の処方は、患者さまの病状やご要望を考慮して使い分けていきます。