産婦人科

婦人科一般の診療に加え、がん検診・妊婦健診などにも対応します
当院では産婦人科と婦人科の診療を行っています。産婦人科では妊娠2~33週目までの妊婦健診に対応しています。分娩施設のある聖マリアクリニック本院と連携し、元気な赤ちゃんを出産できるようにサポートさせていただきます。
また、里帰り分娩にも対応しております。お気軽にご相談ください。
婦人科では生理痛や月経不順、不妊治療など婦人科一般の診療のほか、子宮がん検診(※)や子宮内膜症の手術にも対応しています。なお、もし子宮頸がんのような病気が発見された場合は、提携している大学病院をご紹介して対応いたします。当院は土日も診療しているので、お悩みやトラブルが見られた際には、お気軽にご相談ください。
(※)自由診療の場合もあります。料金は料金表をご確認ください。
生理異常
生理異常で悩まれていても「どのタイミングで病院に行くべきか」といった判断は難しいかと思います。あくまでも目安ですが、「出血量が多く、数時間ごとにナプキンを取り替えている」、「生理が3カ月以上来ていない」のであれば、一度、医療機関での受診をおすすめします。そのほか「生理痛が強い」、「生理周期が早すぎる」といった場合にもご相談ください。
生理異常は一般的にはストレスやダイエットにより、ホルモンバランスが崩れることで生じるケースが多いようです。また、若い方では「多嚢胞性卵巣症候群(排卵しにくくなる病気)」といった病気が原因になる場合もあり、しっかりと調べることが大切だと言えます。
当院では生理不順の原因を調べるために、エコー(超音波)検査や血液検査を行います。これらを行うことで排卵の状況や、ホルモンの状態を調べることができます。また、不正出血が見られる場合は、貧血になっている可能性も高いので、それについてもしっかりと確認します。念入りに検査を行った上で、症状や原因に合わせた治療を行います。
おりもの
おりものには膣内部のうるおいを保ち、汚れを排出し、細菌が子宮に入るのを防ぐ役割があります。おりもので悩まれている方は多く、いつもより量が多い、においが気になる、無色透明〜乳白色のはずが違う色が出る、かゆいなどの違和感が代表的な症状です。こうしたトラブルは放っておくと、まれに激しい腹痛を引き起こすこともありますので、なるべく早めの受診をおすすめいたします。
検査では、このような異常を引き起こしている「真菌や細菌がいないか」を調べます。また、クラミジアや淋病などの性感染症によって異常が起きている可能性もありますので、これらの検査を行うこともございます。検査結果は7日ほどでお伝えできるため、その結果に従って、内服薬といった治療方法をご提案いたします。
がん検診
当院では「子宮頸がん検診」や「乳がん検診(触診のみ)」といったがん検診(※)を行っています。また、子宮頸がん検診のときにはエコー(超音波)を使った「卵巣がん」の検査にも対応できますので、お気軽にお申し付けください。がんは早期発見・早期治療が大切になりますので、予防のためにも定期的に検診を受けていただければと思っています。
実際の流れとしては、当日ご来院いただき、簡単な検査を受けていただくというものです。これにより「がんの疑い」を見極めることができます。なお、万が一「がんの疑い」が見つかった場合には、精密検査や手術などに対応できる大学病院を紹介させていただきます。
(※)は自由診療です。料金は料金表をご確認ください。
ピル
当院では避妊目的だけでなく、「生理痛の痛みを和らげたい」、「生理不順を改善したい」、「ニキビを減らしたい」といったお悩みにも、低用量ピルを処方することがあります。ピルには複数の種類がございますので、患者さまの体質や副作用の状況などを見ながら、その方に合ったお薬を処方することができます。なお、ピルの服用にあたってはごくまれに「血栓症(血栓が血液の流れを止めてしまう病気)」が起こる可能性もありますので、生活状況などをしっかりとお伺いしたうえで処方させていただきます。
妊婦健診

当院では、受け入れ先の医療機関と協力しながら、妊娠32~33週目くらいまでの妊婦さんを対象に「妊婦健診」を実施しています。妊婦健診の目的は、妊婦さんの健康状態やお腹の赤ちゃんの成長具合などを把握することです。こうした健診を定期的に行い、妊婦さんが無事に元気な赤ちゃんを出産できるよう、お手伝いさせていただければと思います。
妊婦健診での具体的な検査項目としては、体重測定や尿検査、血圧検査を中心に、血液検査、エコー(超音波)検査などがあります。また、当院には4Dエコー検査も導入しており、赤ちゃんの表情やしぐさまで見ることができます。なお、エコー検査は予約が必要となりますので、あらかじめご連絡をお願いいたします。
不妊症
当院には、不妊に関するお悩みを持った患者さまも来院されています。不妊治療を行うにあたっては、「何が原因なのか」を見極めることが大事です。そこで、まずは不妊期間や妊娠のご要望などをお伺いし、必要に応じて血液やホルモンなどの検査を行います。また、不妊の原因が男性側にある可能性も考えられますので、精液検査も実施できるように準備しています。
当院では「タイミング指導」、「排卵誘発薬や漢方薬の処方」、「人工授精」といった治療方法をご用意しています。それぞれに特徴や注意点などがございますので、患者さまのご要望をお伺いしながら決定していければと思います。なお、万が一、人工授精を試みても妊娠ができない場合には、体外受精に対応している医療機関をご紹介いたします。なるべく「赤ちゃんを授かりたい」というご希望に応えられるように、精いっぱいサポートさせていただきます。
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