診療案内|三輪こどもクリニック

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岐阜県岐阜市長良東2-63 (地図)
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診療案内
 

●* 予防接種について *●

6ヶ月未満までに接種をした方がいいワクチンがたくさん有ります。
接種スケジュールについて一緒に考えましょう。

日本小児科学会が推奨する接種スケジュールはこちらをご覧下さい。
 
 

●* 肺炎球菌ワクチン *●

細菌性髄膜炎などの命にかかわる重篤な感染症を予防するこども用のワクチンです。

予防できる病気
肺炎球菌による髄膜炎や禁血症、禁血症を伴う肺炎など。

接種する時期
生後2ヶ月以上から9歳以下まで接種できます。肺炎球菌による髄膜炎は約半数が0歳代でかかり、それ以降は年齢と共に少なくなりますが、5歳くらいまでは危険年齢です(5歳過ぎての発症もあります)。

新しい小児用肺炎球菌ワクチン(13価)の補助的追加接種のお知らせ
2013年10月までに肺炎球菌ワクチンの接種を終えた、現在、6歳未満のお子様を持つ保護者の方へ

従来の小児用肺炎球菌ワクチンより、多くの型(肺炎球菌の種類)を含むワクチンが、日本でも接種できるようになりました。
従来のワクチンの接種をすべて終えた乳幼児に対しては、新しい13価の肺炎球菌ワクチンを追加で接種しておくと、従来のワクチンよりも予防の範囲が広がります。

補助的追加接種の対象は2013年10月までに肺炎球菌ワクチンの接種を終えた6歳未満の乳幼児になります。

詳しくはこちら→従来の小児用肺炎球菌ワクチン[7価]の接種を終えたお子さんを持つ保護者の方へ
 
 

●* Hibワクチン *●

細菌性髄膜炎は小児では最も重篤な感染症として知られています。発症年齢は1~2歳児が最も多く4歳までの子どもが大部分をしめています。
5歳未満では年間500~600人ほどの子どもがこの病気に罹患し死亡したり、大きな後遺症を残したりしている重篤な疾患です。このインフルエンザ菌b型による髄膜炎や喉頭蓋炎を予防するのがHibワクチンです。
二ヶ月になったらなるべく早く接種しましょう。
 
 

●* 子宮頸がんは「予防できる」病気 *●

子宮頸がんを予防するためには、定期的な子宮がん検診の受診が効果的です。

正しい知識をもっていれば、自分で予防できる子宮頸がん。大切なあなたのからだを守るために、検診のこと、予防ワクチンのこと、この機会に知ってみてはいかがでしょうか?


子宮頸がんワクチン(ヒトパヒローマウイルス)
子宮頸がん予防ワクチンは、発がん性HPVの中でも特に子宮頸がんの原因として最も多く報告されているHPV16型と18型の感染を防ぐワクチンです。感染を防ぐために3回のワクチン接種で、発がん性HPVの感染から長期にわたってからだを守ることが可能です。

対象年齢
10歳以上の女児~45歳までは接種可能で、最も推奨されるのが11~14歳の女児です。
*半年の間に3回の接種が必要です。
 
 

●* こどもの便秘 *●

こどもにも多い便秘
便秘は大人と同じように、乳幼児にもよくみられます。
ウンチの回数が週に3回より少なければ便秘ですが、3回以上であっても、痛みや出血を伴ったり、いきむときに足を交差させる、物陰に隠れる、つま先立ちになるなどウンチを我慢する姿勢をとったりするようであれば、便秘です。何らかの病気によって起こる便秘もありますが、乳幼児の便秘のほとんどは原因のわからない体質的なものです。

ほうっておいてはいけません
便秘が長く続くと、ウンチがたまっていることに腸が慣れてしまい、便秘はひどくなっていきます。
さらに悪くなると、たまったウンチで腸がふくらんで便意がなくなり、ウンチが少量、漏れ出てしまうことがあります。
少しでも便秘かなと思ったら、早めにかかりつけの医師に相談しましょう。

便秘でない状態を続けるには?
日常生活では、早寝早起きを心がけ、朝食をゆっくりととりましょう。
食物繊維の少ない食事や、ジュースやお菓子ばかり食べていると、便秘はなかなかよくなりません
生活習慣などの見直しだけでよくならないときは、薬による治療が必要です。
浣腸や薬はクセになるものではありません。
薬はウンチがたまってから飲むよりも、かたくならないように、毎日飲むほうが効果的です。
ウンチをためないこと、出すときに痛みがないようなかたさに保つこと、つまり「便秘でない状態」を続けることが、便秘を治す早道なのです。
 


 

●* かぜ症候群とRSウイルス感染症 *●

「かぜ症候群」は、くしゃみ、鼻みず、咽頭痛、咳、発熱、など一般には上気道の炎症症状を示す疾患の総称で、こどもの日常生活ではもっとも多い病気です。
原因は、90%以上がウイルスであり、時には細菌との混合感染もあります。
おもな病原ウイルスとしては、RSウイルス、パラインフルエンザウイルス、アデノウイルス、ライノウイルス、インフルエンザウイルスなど多岐にわたり、細菌性の物では、溶連菌感染症、インフルエンザ菌、百日咳菌、その他マイコプラズマなどがあります。
乳児では下気道感染症(気管支炎、肺炎)に進展することもあり、近年RSウイルスによる感染症が、注目されています。

RSウイルスは、日本を含め世界中に分布しており、何度も感染と発病を繰り返します。
生後1年までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の子が少なくとも1度は感染するといわれています。症状は軽いかぜ様の症状から、重い肺炎まで様々です。
典型的には、4日から6日の潜伏期を経て発熱、鼻汁、咳などの症状が続き、多くは軽症ですが、一部のこどもでは咳が強くなり、喘鳴や呼吸困難が出現して、細気管支炎や肺炎へと発展して行きます。

低出生体重児や、心臓、肺に基礎疾患があったり、6か月未満(とくに3か月未満)の乳児では、細気管支炎を起こし入院が必要になることもあります。
生後1か月未満の子が罹ると、非定型的な症状を示すために診断が困難な場合があり、突然死につながる無呼吸を起こすことがあります。

例年冬に流行のピークがみられますが、2011年以降は、7月頃から報告数が増えており、2013年も7月頃より徐々に報告数の増加傾向がみられ、9月には急激な増加がみられました。

かぜをひいた子は、生まれたばかりの赤ちゃんのところへ連れていかないこと、また高齢者でも重症化することがあるので、高齢者施設へもおみまいに行かないようにして下さい。

こども達皆が、元気で楽しく過ごせますように、お祈りしています。

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