診療案内｜ひょうご歯科

1. 徹底した情報提供によるインフォームドコンセント(説明と同意)を行います。

2. 患者様の立場に立った歯科治療を行います。

3. 予防歯科医療に重点を置いています。

ひょうご歯科では、重度の歯周病や歯の破折などでどんなに頑張っても歯を残す（保存する）ことが出来ない場合や歯周病で動揺している前後の歯を守り、しっかり咬めるようにするため等にインプラント治療を行っています。
インプラント治療は、歯周病治療のオプションの一つと考えるべきであり、歯を守る意味では予防治療の一つとも言えます。
歯周病や義歯の不適合などで十分に食事が出来ずお困りの方は、当院までご相談ください。お待ちしております。

・アストラテックインプラント
・バイオホライズンズインプラント

ひょうご歯科を受診していただいた患者さんとは、一生のお付き合いが出来れば有難いと思っております。歯周病でお悩みの方には私が持っている限りの技術・知識・誠意で対応させていただく所存ですので、皆様の受診をお待ちしております。

皆様は、歯磨きをしていて歯茎から出血したり、口臭があると指摘されたことはありませんか？
こんな症状のある方は、もう歯周病が進行しているのかも知れません。
このコーナーでは、歯周病とはどんな病気かを詳しく解説していきます。
近年、歯周病と全身の病気（糖尿病など）とは密接な関係があることがわかってきました。
皆様の健康に関わる歯周病がどのような病気かを正しく知ることで、お口の健康を獲得し維持する
大切さをご理解いただけたら幸いです。 

歯周病とは、歯の周りの組織が破壊されていく病気です。
もっと詳しく説明すると、 歯を支えている歯周組織（歯肉・歯根膜・セメント質・歯槽骨の４つの組織）のいずれかに障害が 起こる病気です。
歯槽膿漏とは、まさしく歯槽(歯茎)から膿(うみ)が漏れる状態(膿漏)を意味します。

このような状態を放置していると歯根膜が失われ、歯槽骨が溶けて、次第に歯が揺れるようになります。
さらに歯周病が進んでしまうと、歯の支持組織がなくなるため、歯が自然に抜け落ちてしまいます。

歯周病は、歯周病細菌による感染症です。
つまり、歯周病の原因は、歯に付着した歯垢（プラーク）中に存在する 歯周病細菌です。
歯磨きが十分行えず歯の周囲が不潔のままだと、悪玉菌である歯周病細菌は増殖を続け、 徐々に歯周組織に悪影響を及ぼしていくというわけです。

したがって、歯周病から自分の歯を守るためには、毎日の丁寧な歯磨き（ブラッシング）が大切になります。 

歯周病は細菌感染症です

歯周病は、歯周病細菌によって引き起こされる感染症です。清掃（ブラッシング）が 十分行えずにいると、歯垢（プラーク）が歯と歯肉の境目に付着した不潔な環境になります。そして、その中の 歯周病細菌が歯と歯肉のすき間（歯肉溝）の中に侵入し、次第に歯肉に炎症が起こり始めます。この状態が、『歯肉炎』 と言われる歯周病の中でも初期の状態です。

さらに炎症が歯肉の内部にまでひろがると、歯と歯肉との間に病的な深い溝、すなわち『歯周ポケット』が形成されます。 この歯周ポケットに悪玉菌である歯周病細菌が棲みつき、増殖していきます。体内では、細菌から体を防御する細胞群が 活性化され、その結果、免疫反応でつくられた『酵素』が歯周組織を破壊していきますので、歯周ポケットはさらに深くなり、 歯槽骨はどんどん溶けていきます。このように、歯槽骨が破壊された状態が『歯周炎』と言われるもので、重度の歯周炎では 歯を支える歯周組織がなくなってしまうので、結果的に歯が抜けてしまいます。

このように、歯周病とは『歯周組織が破壊されていく病気』なのです。