不妊治療
タイミング法からスタート。カップルの意見を尊重し治療法を提案します
およそ10組に1組のカップルが不妊症にあてはまると言われています。しかし、そんなに悲観することはありません。不妊症の治療は日進月歩で、昔であれば妊娠が望めなかったカップルにも、現在では妊娠が期待できるようになってきています。
忘れてはならないことは、不妊の原因は女性側にある場合も、男性側にある場合もありうるということです。これまで不妊の原因は女性に押し付けられがちでしたが、そう決めつけずに、パートナーとご一緒に不妊症の治療を受けることをご検討ください。
初診では、カップルお二人にできるだけ時間をかけてお話しするようにしています。事前にご予約をお願いします。また、別の医療機関からの転院をご希望の場合には、これまでのデータをお持ちください。
当院の不妊治療は、まずタイミング法からスタートしていきます。人工授精(AIH)(※)・体外受精(IVF)(※)・顕微授精(ICSI)(※)まで、当院で行うことができます。3カ月~6カ月経過しても妊娠されないカップルには、ステップアップした治療法をご提案する場合もございますが、あくまでもカップルのお考えを何よりも尊重して不妊治療をすすめてまいります。
不妊症の治療は決して一人でするものではなく、カップルと医師の三人四脚と考えています。医師の指示をしっかり守り、あせらず、気長に頑張りましょう。
(※)は自由診療です。料金は料金表をご確認ください。
十分な説明
不妊治療の初診は時間をかけて、女性と男性、どちらにもお話しいたします
初診の際は、特に時間をかけて、じっくりと丁寧な説明を心がけています。特に、不妊治療のご相談で初診の方は、事前にご予約の上、女性の方だけではなくできるだけパートナーの方と一緒にご来院をお願いしています。
当院では、女性と男性の不妊治療を、どちらも大切な2本の柱と捉えて診療しています。初診の際には、十分な時間を設けて、女性、男性どちらにも関わる説明をしております。
通院中、何かご不安なことがございましたら、必要に応じカウンセリングも行います。カウンセリングは予約制で、女性のカウンセラーが対応いたします。不妊に関するお悩み、更年期障害など婦人科のお悩みなど、ご相談いただければ幸いです。
内診室やカウンセリングルームは個室で、プライバシーに配慮しております。気兼ねなくご相談ください。
医師・スタッフの専門性
不妊治療に携わってきた院長が診療。治療を続けやすいクリニックを目指します
当院は、体外受精(IVF)(※)・顕微授精(ICSI)(※)などにも対応できるクリニックとして、2003年に開院いたしました。院長は、「日本産科婦人科学会認定 産婦人科専門医」の資格を有しています。クリニック開院前は、「愛知医科大学病院」や「西川婦人科内科クリニック」などで、不妊治療を中心に産科や婦人科の診療にあたってまいりました。
通いやすく治療を続けやすいクリニックをモットーに、患者さまの立場に寄り添って診療を行っています。不妊治療は、続けることが大切です。1回でも注射ができなければこれまで続けてきた努力が無駄になってしまうこともありますので、お仕事をされている方もできる限り通いやすいよう、サポートを心がけています。仕事を続けながらの妊娠は難しいとあきらめていた方も、ご相談ください。
月に2~3回、体外受精(IVF)(※)・顕微授精(ICSI)(※)など不妊治療に関するセミナーも無料で行っています。体外受精(※)や顕微授精(※)とはどのようなものなのか説明していますので、ご興味をお持ちの方は、ご参加いただければ幸いです。
(※)は自由診療です。料金は料金表をご確認ください。
院内設備
2階は診療、3階は不妊治療とフロアを分けて、さまざまな設備を整えています
婦人科の診療は2階、不妊治療は3階とフロアを分けています。
2階には、内診室や採血室、X線室、カウンセリングルームといった診療に必要な設備の他、リラックスしてお待ちいただけるようマッサージチェア、各種雑誌、ドリンクなどを備えた待合室、広いパウダールームやシャワールームを設けています。3階には、体外受精(IVF)(※)・顕微授精(ICSI)(※)の関連機器、採卵室、培養室(クリーンルーム)、モニタールーム、リカバリールーム(安静室)、メンズルーム(採精室)といった不妊治療のための設備がございます。
クリニックには、ボサノヴァやソウルといった、ボーカルの入ったやわらかな音楽をBGMとして流しています。あたたかみのあるボーカル曲を聴きながら、心を穏やかにしてお待ちいただきたいという院長のこだわりです。
(※)は自由診療です。料金は料金表をご確認ください。