クリニックで対応できる患者さまの年代を教えてください。

生後6カ月以降からおこなえる視機能のスクリーニング検査や眼底の病気を診断するためのOCT検査など、目の病気を幅広く診療できるため、お子さまからご高齢の患者さままで対応させていただきます。

診療のモットーを教えてください。

例えば、目やにを顕微鏡で調べて細菌の感染があるかどうかを検査するなど、しっかりと診察をして症状の原因を見極めて診断することですね。その上で、理解していただけるようにわかりやすく説明し、納得いただいてから必要な治療を進めていきます。

待ち時間を少なくするために工夫されていることはありますか？

スタッフの人数を多くし、診察や検査をスムーズに受けられるようにしています。それでもお待ちいただくことがあるかと思い、待合室にファッション誌・週刊誌・子ども用科学誌・絵本などを置いているほか、テレビもご覧いただけます。また、お水やお茶、コーヒーを楽しめるカフェコーナーもご用意しております。このように待ち時間をゆっくり過ごせるよう工夫しております。

今後力をいれていきたいと考えている治療について理由とともに教えてください。

近視で悩まれているお子さまが増えていますので、オルソケラトロジー（※）や目薬（アトロピン）による近視の進行予防や、サプリメントのご案内などに力をいれていきたいですね。また、近視に限らず目の病気に対する新しい情報を得て、今後もよりよい医療の提供に努めていきます。（※）自由診療です。料金は料金表をご確認ください。

院内のデザインや空間でこだわったところがあれば教えてください。

院内は、ウォールナットのフローリング・壁、ブビンガ・栃・楢のテーブルといった無垢の木を使用し、来院した患者さまがぬくもりを感じられる空間にデザインしました。

先生が患者だった場合の病院選びのポイントを教えてください。

きちんと診察をしてくれるか、院内は衛生的であるかということを選ぶポイントにします。また、できれば待ち時間にも配慮している病院がいいですね。

今まで診てきた患者さまの中で心に残っているエピソードはありますか？

眼科の医師になって1年目のときに白内障の手術を執刀しました。症状が改善したおばあさんから「先生のおかげで見えるようになって、こういうものがつくれるようになりました」と手編みの小物をいただいたことが今でも心に残っています。また、最近クリニックのポストに折り紙が入ってました。なんのことかと折り紙を開いてみるとお子さまの字で「ありがとう」とえんぴつで書いてありました。目頭が熱くなりました。