「舌が痛い」の症状から病気を調べる

「舌が痛い」症状は、舌の付け根が痛い、舌の表面が痛い、舌の側面が痛いといった舌に痛みや不快感がある状態を指します。また舌にできものができる、舌が白いなどの症状を伴うこともあります。舌を噛んで傷つけたりしてしまった時も同じ痛みを感じることがあります。通常口腔内は、湿っている箇所ですが、疾病により乾燥して、舌にひび割れが起こり、痛みが出る場合もこの状態にあたります。

舌が痛い症状で疑われる病気は、「口腔乾燥症(ドライマウス)」「アフタ性口内炎」「歯科心身症」「プランマービンソン症候群」「悪性貧血」「亜鉛欠乏症」などの可能性が考えられます。
主な受診科目は、歯科、心療内科、内科です。

病院・クリニックでは舌が痛いと訴える場合には、問診、視診、触診がおこなわれます。口腔乾燥症(ドライマウス)が疑われる場合には、唾液量検査、血液検査などがおこなわれます。また、悪性貧血が疑われる場合には、血液検査、画像検査などがおこなわれます。

舌が痛いメカニズムや舌に痛みを感じやすい人の特徴は多様で、症状によって考えられる病気も年齢や持病歴によってさまざまです。症状が重い場合や症状が続く際には、早めに地域の病院を受診してください。

舌が痛い症状に関連する病気を以下の病名一覧から選択すると、病気の症状・原因・治療などの詳しい情報や、何科を受診すればよいかなどを知ることができます。