「黒い点が見える」の症状から病気を調べる

「黒い点が見える」の症状は、視界に黒い点が見える、目を動かすと黒い影も動く、黒い点が一瞬だけ見える、等の状態のことを指します。視界に黒い点が見える原因は、目だけではなく脳にあることもあります。

黒い点が見える原因として考えられる病気は、「網膜剥離」「飛蚊症」「眼底出血」「黄斑円孔」「網膜円孔」などの可能性が考えられます。また、糖尿病の合併症である「糖尿病網膜症」や、「脳梗塞」「脳出血」「脳腫瘍」の他、ストレスによって黒い点が見えることもあります。

主な受診科目は、眼科です。糖尿病網膜症が原因の場合は、内科や糖尿病内科でも治療が必要になります。また脳梗塞などが疑われる場合は脳神経内科を受診します。

病院・クリニックでは、黒い点が見える場合、問診、視診のほか、視力検査や屈折検査等をおこないます。脳梗塞や脳腫瘍などが疑われる場合は、必要に応じてCT検査やMRI検査などもおこなわれます。

黒い点が見えるメカニズムや特徴は多様で、症状によって考えられる病気も年齢や持病歴によってさまざまです。
症状が重い場合や症状が続く際には、早めに地域の病院を受診してください。

黒い点が見える症状に関連する病気を以下の病名一覧から選択すると、病気の症状・原因・治療などの詳しい情報や、何科を受診すればよいかなどを知ることができます。