「足の付け根・股関節が痛い」の症状から病気を調べる

「足の付け根・股関節が痛い」症状は、足の付け根が痛い、足の付け根の外側が痛い、足の付け根を押すと痛いなど、痛みや不快感がある状態を指します。また歩くと股関節が痛くなったり、足の付け根のお尻が痛い、と訴える人もいます。

足の付け根・股関節が痛い症状で疑われる病気は、「関節リウマチ」「骨盤骨折」「大腿骨頸部骨折」「変形性股関節症」「初育成股関節形成不全」「臼蓋形成不全」「大腿骨頭壊死症」などの可能性が考えられます。

主な受診科目は、整形外科です。しかし関節リウマチが疑われる場合には、内科やリウマチ科などを受診する場合もあります。

病院・クリニックでは足の付け根・股関節が痛い症状には問診、触診、レントゲン検査をおこなうことが多いです。骨盤骨折や大腿骨頸部骨折などが疑われる場合、MRI検査もおこなうことがあります。また関節リウマチが疑われる場合は血液検査や尿検査なども追加でおこなわれます。

足の付け根・股関節が痛いメカニズムや痛みを感じやすい人の特徴は多様で、症状によって考えられる病気も年齢や持病歴によってさまざまです。
症状が重い場合や症状が続く際には、早めに地域の病院を受診してください。

足の付け根・股関節が痛い症状に関連する病気を以下の病名一覧から選択すると、病気の症状・原因・治療などの詳しい情報や、何科を受診すればよいかなどを知ることができます。