「抜け毛」の症状から病気を調べる

「抜け毛」の症状は、シャンプーをしている時に抜け毛が出る、ストレスで毛が抜ける、特定の季節に抜け毛が増える、産後に抜け毛が増えたなどの状態を指します。抜け毛は男性に多いイメージですが、中学生以上の10代から20代の若い女性でも起こることがあり、抜け毛が多いと女性も薄毛になることがあります。

抜け毛の原因として疑われる病気は「AGA(男性型脱毛症)」「粃糠性脱毛症(ひこうせいだつもうしょう)」「産後脱毛症」「円形脱毛症」「全身性エリテマトーデス(SLE)」「抜毛癖」「脂漏性皮膚炎」「しらくも(頭部白癬)」「梅毒」「貧血」などの可能性が考えられます。
主な受診科目は、精神科、皮膚科、内科、内分泌内科、心療内科、婦人科です。

病院・クリニックでは抜け毛を訴える場合には問診や視診等をおこないます。またAGA(男性型脱毛症)などが疑われる場合には、触診や顕微鏡検査などをおこなうこともあります。

抜け毛のメカニズムや抜け毛になりやすい人の特徴は多様で、症状によって考えられる病気も年齢や持病歴によってさまざまです。症状が重い場合や症状が続く際には、早めに地域の病院を受診してください。

抜け毛に関連する病気を以下の病名一覧から選択すると、病気の症状・原因・治療などの詳しい情報や、何科を受診すればよいかなどを知ることができます。