「陰部のかゆみ・痛み」の症状から病気を調べる

「陰部のかゆみ・痛み」症状は、夜になると陰部のかゆみが出る、陰部がズキズキ・ヒリヒリ・チクチクして痛い、膣がかゆいなどの状態を指します。また、陰部や陰毛が乾燥して皮がポロポロとむけてくるといった症状もみられます。そのほかにも、更年期の影響で陰部の痛みが出る場合もあります。

陰部のかゆみ・痛みの症状で疑われる病気は「性器ヘルペス」「クラミジア感染症(性器クラミジア)」「カンジタ膣炎」「尖圭コンジローマ」「トリコモナス症」「淋病」「梅毒」「バルトリン腺嚢腫」「更年期障害」などの可能性が考えられます。
主な受診科目は、婦人科、産婦人科、皮膚科です。デリケートゾーンの受診が恥ずかしい場合でも、放置せずに医師に相談しましょう。

病院・クリニックでは陰部のかゆみ・痛みがある場合には、問診、視診がおこなわれます。性器ヘルペスが疑われる場合、血液検査や培養検査などもおこなわれる可能性があります。

陰部のかゆみ・痛みのメカニズムや陰部のかゆみ・痛みがでやすい人の特徴は多様で、症状によって考えられる病気も年齢や持病歴によってさまざまです。
症状が重い場合や症状が続く際には、早めに地域の病院を受診してください。

陰部のかゆみ・痛みの症状に関連する病気を以下の病名一覧から選択すると、病気の症状・原因・治療などの詳しい情報や、何科を受診すればよいかなどを知ることができます。