「性器が痛い」の症状から病気を調べる

「性器が痛い」症状は、陰部(男性器・ペニス)がズキズキ・ヒリヒリ痛む、尿の出口が痛い、射精後に付け根のあたりに痛みを感じる、前立腺につるような痛みを感じる、等の状態を指します。頻尿、尿意の切迫感、陰茎の血管が腫れる等の症状を伴うこともあります。また中には陰茎にニキビができるという人もいます。

性器が痛い症状で疑われる病気は、「急性前立腺炎」「慢性前立腺炎」「亀頭包皮炎」「尿道炎」「陰嚢水腫(いんのうすいしゅ)」「精巣捻転」「精巣腫瘍」「梅毒」「性器ヘルペス」「尖圭コンジローマ」「陰茎がん」「帯状疱疹」「疥癬(かいせん)」などの可能性が考えられます。
主な受診科目は、泌尿器科です。「帯状疱疹」や「疥癬(かいせん)」が疑われる場合は、皮膚科でも診察が可能な場合もあります。

病院・クリニックでは性器が痛い症状がある場合には、問診、視診がおこなわれます。梅毒や性器ヘルペスが疑われる場合、超音波検査、血液検査、組織検査などを実施する可能性があります。

性器が痛いメカニズムや特徴は多様で、症状によって考えられる病気も年齢や持病歴によってさまざまです。症状が重い場合や症状が続く際には、早めに地域の病院を受診してください。

性器が痛いに関連する病気を以下の病名一覧から選択すると、病気の症状・原因・治療などの詳しい情報や、何科を受診すればよいかなどを知ることができます。