「下腹部のしこり」の症状から病気を調べる

「下腹部のしこり」の症状は、左下や右下の腹部に細長いしこりがあり、押すと痛い、仰向けで寝たときに下腹部に固いものがあるように感じる、等の状態を指します。下腹部のしこりは細長いと感じたり、固いと感じたりする事もあります。

下腹部のしこりの症状で疑われる病気は、「子宮筋腫」「卵巣瘍」「卵巣嚢腫」「卵巣腫瘍」「腹部大動脈瘤」「腹壁ヘルニア」「腸閉塞」「便秘」「直腸がん」「大腸がん」などの可能性が考えられます。他にも、女性の場合は妊娠の可能性もあります。
主な受診科目は、婦人科、産婦人科、内科、消化器内科です。

病院・クリニックでは下腹部にしこりがある場合は、問診、触診などで診断することが多いです。子宮筋腫、卵巣嚢腫、卵巣腫瘍が疑われる場合は、超音波検査や、MRI検査、CT検査などをおこなう事もあります。また、大腸がんや直腸がんが疑われる場合は、PET検査をおこなう事もあります。

下腹部にしこりができるメカニズムや下腹部にしこりができやすい人の特徴は多様で、症状によって考えられる病気も年齢や持病歴によってさまざまです。
症状が重い場合や症状が続く際には、早めに地域の病院を受診してください。

下腹部のしこりの症状に関連する病気を以下の病名一覧から選択すると、病気の症状・原因・治療などの詳しい情報や、何科を受診すればよいかなどを知ることができます。