「口臭がする」の症状から病気を調べる

「口臭がする」症状は、口臭がうんち臭いと感じる、マスクの中に口臭がこもるなどの状態を指します。口臭対策として歯垢や歯石を予防するために歯間フロスをする、舌苔を取り除いて舌をきれいにしているという人もいるでしょう。

口臭がする時に疑われる病気は、「歯周病」「う歯/う蝕(虫歯)」「ドライマウス」などの可能性があります。他にも「糖尿病」「慢性鼻炎」「蓄膿症」などが原因になることもあります。また口臭の原因が内臓にあることもあり、「肝機能低下」「慢性肝炎」などの可能性も考えられます。
主な受診科目は、歯科、歯科口腔外科、内科、耳鼻咽喉科、消化器内科です。

病院・クリニックでは口臭がする場合には問診、視診をおこないます。ドライマウスが疑われる場合には、唾液量検査、血液検査などを行います。また慢性鼻炎、蓄膿症が疑われる場合には、鼻腔ファイバースコープや副鼻腔レントゲン等をおこなうこともあります。

口臭がするメカニズムや特徴は多様で、症状によって考えられる病気も年齢や持病歴によってさまざまです。症状が重い場合や症状が続く際には、早めに地域の病院を受診してください。

口臭がするに関連する病気を以下の病名一覧から選択すると、病気の症状・原因・治療などの詳しい情報や、何科を受診すればよいかなどを知ることができます。