「お尻・肛門が痛い」の症状から病気を調べる

「お尻・肛門が痛い」症状は、お尻から突き上げるような痛みを感じる、肛門の周りがヒリヒリする、尾てい骨の奥が痛い、座るとお尻の奥が痛い等の不快感がある状態を指します。また下痢の時にお尻の穴が痛いと感じる場合や、便秘の時にお尻の奥が痛いと感じる、また女性の場合は生理前にお尻にキューッとした痛みを感じることもあります。

お尻・肛門が痛い症状で疑われる病気は、「外痔核・内痔核(いぼ痔)」「血栓性外痔核」「裂肛(切れ痔)」「脱肛」「肛門周囲膿瘍」「坐骨神経痛」などの可能性が考えられます。
主な受診科目は、肛門科です。

病院・クリニックではお尻・肛門が痛い場合、問診、視診、指診、触診などを実施することが多いです。痔ろうが疑われる場合、これに加え超音波検査なども追加でおこなうこともあります。

お尻・肛門が痛いメカニズムや痛みを感じやすい人の特徴は多様で、症状によって考えられる病気も年齢や持病歴によってさまざまです。
症状が重い場合や症状が続く際には、早めに地域の病院を受診してください。

お尻・肛門が痛い症状に関連する病気を以下の病名一覧から選択すると、病気の症状・原因・治療などの詳しい情報や、何科を受診すればよいかなどを知ることができます。