診療予約・受付システム導入事例インタビュー
新規患者獲得数の増加とその経緯とは─

大病院ではできないアットホームな雰囲気で、満足のいくお産を、安心して受けられる診療を心がけている安永産婦人科医院理事長の宮下昌子先生に、EPARK Doctor(診療予約・受付システム)を導入された経緯をお聞きしました。

掲載日:2016/12/22

新規患者獲得数が増えたその経緯とは
今回インタビューした病院の理事長宮下昌子先生
  • 宮下昌子
  • ■東京女子医科大学卒業
  • ■平成元年より安永産婦人科医院勤務
  • ■平成2年、医療法人 安永産婦人科医院理事長

── EPARK Doctor(イーパーク・ドクター)を導入するまでに診療予約・受付システムなどを検討されたことはありましたか?

別にほかには検討したことはありませんでした。佐々木さん(弊社営業)に来ていただいて、いろいろ話していくうちに、受付の担当者を少しでも楽にできるかも、って思って導入したのよね!

── 実際使われてみて、使いやすさはいかがでしたか?

良かったです。最初は看護師さんが大変だったかもしれないけど、患者さんにとっては便利に使ってもらってると思います。

病院内診察室、宮下先生と患者さん

── 期待していた効果は得られていますか?

実際に来られた患者さんに対して、きちっと対応ができるようになった、ってことですね。新規の患者さんを確保できるようになりました。今どき、インターネットを見ないでくる人はいないかもしれませんが、私たちの医院がどういうところか分かって来ることが多くなりますからね。

── 導入されてから何か変化はありましたか?(導入前と導入後の変化は??)

良かったことは、お知らせ事項や休診設定をリアルタイムで更新できることですね。今年に入ってから会合に出ることが多くなり、随時診療時間が変わってくるようになりました。

お知らせ事項や休診設定をリアルタイムで更新していくためか、休診とした時間帯には患者さんが来院することはなくなり、見事に効果が出ていると思われたのです。前もって分かっている場合には、もちろん口頭でも伝えますが、ウェブ上に掲載した情報についても見てくれているのが分かります。

── 効果を実感されるのはどのような時ですか?

今までも、予約・受付のための電話を受けてきました。たくさん電話がかかってくる分にはいいのですが、電話かかってきて、一人の電話に対応する時間が本当に長かったのです。受付の二人が気の毒に思うこともあるほどでした。

でも、ネットで診療予約・受付をするようになって減ったのです。それだけ来ていただける患者さんに従来以上にしっかりと対応できるようになったと思います。予約・受付の状況もネットで見られるようになったのも良いですね。

── 新規患者の獲得にもつながっていますか?

新規患者さんは増えていると感じています。これまでに見られた患者さんと比べると、もの静かな患者さんが増えたように感じられます。おひとりで判断して、ご自身でインターネットでの予約・受付をして来ていただいているのかなと思います。そのほかネットでの予約・受付をできないからと子供さんにお願いして来るようになったとおっしゃる方もいました。

さらに、遠距離の人たちが来るようにもなったかもしれません。私たちとっては小さな症状でも、その人にとっては大きい悩みだったと思うので、遠くからでも来てくれたらうれしいですね。

病院内託児所、スタッフと子供たち

── 再受診率などに変化はありましたか?

それはまだ分かりません。むしろそうした情報も分かるようになるといいですね。詳しく教えてほしく思います。

── EPARK Doctorを導入してみて、懸念されていた課題などはクリアになりましたか?

最初は大変かも、って心配していましたが、思ったよりスムーズに患者さんに浸透しました。

── 診療予約・受付をして来院される患者さんと、そうではない患者さんとでは、何か違いはありますか?

これは感覚だけど、知り合いに相談してから来るというのではなく、相談をせずにネットから予約・受付をしているという印象を受けています。妊娠されている患者さんには、最初に使い方について説明をしていますので、正しく使ってくれていると思います。

── 患者さんはEPARK Doctorをよく利用してくれていると思いますか?

もともとの患者さんがどれぐらいの利用率で使っていただいているかは分かりませんでした。佐々木さんから数字を報告していただいたところ、高い利用率だと分かりました!

病院内受付

── 患者さんから、予約・受付方法など問い合わせが来ることはありますか?

受付の担当者によると、ネットで予約・受付した後のメールが来ない、と伝えてきた人がいました。どうやら受信可能なメールアドレスのドメイン指定をしている人もいるようです。問い合わせは月に1件あるかないかぐらいですかね。

── 導入に際して困ったことはありましたか?困った点はどのようなことですか?

実際、患者さんからもスタッフからもほとんど困ったという声は聞きませんでした。問い合わせ窓口があるので、直接電話によるサポートもあるためだとも思います。医院としては困った点はありませんでした。

一つ要望としては、一人の妊婦さんが2回分の予約・受付をする場合があります。この2回分の予約日程を変更したときにどこの日程を変更したのかが分かりません。そこは改善していただきたいと思っています。

── ほかに改善してほしい点はありますか?

どこから予約・受付をとっていったかが電子カルテと連動して入ったりしてるとうれしいな。患者分析できるようにね。そしたら、直接来る人とネット受付で来る人の傾向が分かります。

あと、新規患者さんは増えたけど、今後その患者さんがどれぐらいリピートしてくれているか見ていきたいかな。

インタビューを終えて

今回は安永産婦人科医院理事長の宮下昌子先生にお話を聞きました。
EPARK Doctor導入後、以前までは来ていただけなかったような患者さんが新規患者として増えたことや、診療予約・受付を始めたことで、受付の方の負担が減ったことなど、導入効果がきちんと出ていることをお聞きできて良かったです。

EPARKクリニック・病院は医院関係者の方々や実際のユーザーの方からのご意見を大切にし、より一層のサービス向上に努めていきたいと思います。

本日はお忙しい中ありがとうございました。

 

安永産婦人科医院 (東諫早駅 / 産婦人科、婦人科、産科)

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