よい睡眠を取れば満足度の高いセックスに 北米更年期学会の報告

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板東浩

監修

1957年生まれ。
1981年 徳島大学を卒業。
ECFMG資格を得て、米国でfamily medicineを臨床研修。
抗加齢医学、糖質制限、プライマリ・ケア、統合医療などの研究を行う。

睡眠時間が短いと不眠症になりやすく、さらに閉経期の女性では性機能が低下することが分かりました。北米更年期学会が、メノポーズ誌2017年1月号で報告しました。

女性の睡眠障害とセックス

睡眠障害は閉経期の女性の多くが経験します。睡眠障害は心臓病・高血圧・うつ病などの健康障害を引き起こしやすい可能性があると今までの研究で分かっています。

研究グループの報告によると、睡眠障害は、女性の性的満足感にも影響を及ぼすと新たに分かりました。

女性の健康イニシアチブ観察研究に基づく報告

今回、研究グループは睡眠と性的満足度の関係性を調査しました。

対象は、「女性の健康イニシアチブ観察研究」に登録した女性約9万4000人(50~79歳)でした。

その結果、睡眠時間が7時間から8時間未満で短いと、性的満足感が低くなると分かりました。

参加者のうち、現在性的活動にとても満足していると答えた人は56%、昨年のパートナーとの性的活動に満足していると答えたのは52%でした。また31%が不眠症でした。

研究グループはさらに調査を行い、他にも、高齢の女性ほど、睡眠時間が短いと性的活動が少なくなると伝えています。

70歳以上の女性で、睡眠時間が5時間未満だと、睡眠時間が7時間から8時間の女性に比べ、性的活動性が30%低くなりました。  

睡眠時間と性的感情は関係性がありそうです。

参考文献

http://www.menopause.org/docs/default-source/default-document-library/sleep-and-sexual-function-in-postmenopausal-women.pdf

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2017-02/tnam-bsc013017.php

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