信じる患者は救われる? 医師への信頼が患者の幸福度に影響

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板東浩

監修

1957年生まれ。
1981年 徳島大学を卒業。
ECFMG資格を得て、米国でfamily medicineを臨床研修。
抗加齢医学、糖質制限、プライマリ・ケア、統合医療などの研究を行う。

患者が医療従事者を信頼しているほど、満足度やQOL(生活の質)が高まるようです。

スイス、バーゼル大学の研究グループが、プロス・ワン誌で2017年2月7日に発表しました。

 

健康にプラスの影響

研究グループは、治療時に患者が感じる医療従事者への信頼と患者の健康の関係を調べたヨーロッパやアジア、北アメリカ、オーストラリアの47の研究結果を用いて、統合的に分析を行いました。患者3万4000人以上のデータが対象です。

その結果、医療従事者への信頼によって、患者の満足度、健康関連の行動、生活の質が改善することが分かりました。

 

信頼関係の構築が鍵

この研究結果は、医療現場における信頼関係の重要性を物語っています。

「臨床教育と診療の現場において、信頼を育て、そして守ることの必要性が再確認されました」と研究グループは述べています。

 

信頼できる医師を見つけることが、健康を向上するための秘訣のようです。

(ヘルスキュア編集部)

 

参考文献

People who Trust Their Doctor Tend to Feel Better | University of Basel

 

Trust in the health care professional and health outcome: A meta-analysis

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板東浩