若くして中絶手術、米国小児科学会が秘密を守る権利を求める声明

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板東浩

監修

1957年生まれ。
1981年 徳島大学を卒業。
ECFMG資格を得て、米国でfamily medicineを臨床研修。
抗加齢医学、糖質制限、プライマリ・ケア、統合医療などの研究を行う。

若くして中絶手術を受ける必要が出た時は、秘密を守られた中で手術を受けられるよう、求める声明が米国から出ています。

適切なタイミングで医療機関を受診できるよう求めています。

 

望まない妊娠にどう対応するか

米国小児科学会が、ぺディアトリクス誌2017年2月号で報告しました。

報告によると、米国小児科学会は、望まない妊娠から10代を守るために、教育や避妊具の使用促進を進めています。

若くして妊娠した場合、両親をはじめとした大人による救いの手が差し伸べられるべきだと説明しています。しかし、学会によると、両親への通知や同意を義務付けている米国の州の法律が、女性の健康を守るどころか、害を及ぼすこともあると注意を促しています。

 

両親の反対は課題、秘密を守る権利を

学会によると、両親に知らせたくない人においては、両親からの反対が予想されていると指摘します。両親との関係をもつれさせるようです。両親の関与を義務付ける州でも、裁判所の承認により中絶が可能となるようなバイパスルートを用意しています。 

学会は、中絶に関しては秘密を守った中で中絶できるような権利が重要と説明しています。

(ヘルスキュア編集部)

 

参考文献

AAP: Preserve the Rights of Confidental Care for Adolescents Seeking Abortion Services

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板東浩