耳に当てる時間が長いほど影響は大きい!?携帯電話は耳下腺腫瘍に影響があるかも

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板東浩

監修

1957年生まれ。
1981年 徳島大学を卒業。
ECFMG資格を得て、米国でfamily medicineを臨床研修。
抗加齢医学、糖質制限、プライマリ・ケア、統合医療などの研究を行う。

携帯電話から放出される熱や電磁波の放射によって、長時間、携帯電話で通話をする人は唾液分泌量が増加し、耳下腺に腫瘍ができてしまう可能性があるようです。

インドのVSPM歯科大学研究センターの研究者らが、耳の医療分野の専門誌である、「オーラルサージャリー・オーラルメディシン・オーラルパソロジー・オーラルラジオロジー誌」で報告しました。

 

電磁波などの影響を受けやすい!?耳下腺とは何か?

電磁波などの影響を受けやすい!?耳下腺とは何か?

耳下腺(じかせん)とは左右の耳の前から下にかけて位置しており、おたふくかぜで腫れるところがこの耳下腺があるところです。

報告によると、世界保健機関(WHO)は、電磁波の磁界が人の発がんの原因である可能性があり、無線電話が脳と耳道での危険性を高める可能性があると主張しています。

耳下腺腫瘍では、頭痛、耳の発熱や耳鳴などをきたしやすく、この場合は耳鼻科などで診てもらうより歯科口腔外科で受診することになります。

研究者らは、耳下腺は脳や耳道とは異なり骨に守られていないため、さらに電磁波などの影響を受けやすいと考えました。

 

頭痛や耳鳴の恐れも!研究の概要

頭痛や耳鳴の恐れも!研究の概要

携帯電話を3年以上使用している18歳から30歳の健常者142人(男性70人、女性72人)の唾液量などを測定しました。

唾液の分泌量は長時間携帯電話で通話している人(1日7時間以上)で26%も増加し、短時間で通話している人は8%だけの増加でした。また、全体の30%の人(47人)は携帯電話使用後に頭痛、耳の発熱や耳鳴を経験していました。

普段使用している携帯電話で病気になってしまうことほど恐ろしいことはありません。

日頃からどのくらい携帯電話で通話をしているか見直して、健康に備えましょう。

もちろん、定期健診なども忘れずに行うとよいでしょう。

(ヘルスキュア編集部)

 

参考文献

Mobile phone use affects salivary glands – Bite Magazine

 

Effect of handheld mobile phone use on parotid gland salivary flow rate and volume

http://www.oooojournal.net/article/S2212-4403(12)00226-X/fulltext

 

Effect of handheld mobile phone use on parotid gland salivary flow rate and volume. – PubMed – NCBI

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板東浩