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妊娠中の喫煙、子供の統合失調症リスクにつながる危険性。フィンランドの全国調査

妊娠中の喫煙、子供の統合失調症リスクにつながる危険性。フィンランドの全国調査

研究グループの報告によるとフィンランドで妊娠女性のデータを分析した結果、妊娠中に母親がたばこを吸うと子供が「統合失調症」になるリスクが高くなると分かりました。

フィンランドのオウル大学を含む研究グループが、米国精神医学会の機関誌、アメリカン・ジャーナル・オブ・サイキアトリー誌電子版で2016年5月24日に報告しました。

統合失調症の子供約1000人で調査

報告によると妊娠中の喫煙は、子供の健康への有害影響や神経発達障害につながる大きな問題です。

米国と欧州では12~25%の有病率と報告しています。

研究グループは、1983~98年のフィンランドで統合失調症の子供約1000人と、出生日、性別、居住地を合わせた統合失調症ではない同数の子供を選び、母親の喫煙による関連性を調べました。

統合失調症になるリスクが38%増加

その結果、喫煙者の母親の子供は総合失調症のリスクが高いと分かりました。

たばこを吸わない母親に対して統合失調症になるリスクが38%高い結果でした。

これらの関連性は、母親の年齢、両親の精神障害や社会経済的状態などの要素について調整しても変わりませんでした。

妊娠中の喫煙と統合失調症との関連性が示されたのは初めてです。

妊娠中の喫煙の予防により統合失調症の発症を減らせる可能性も出てきそうです。

参考文献

http://ajp.psychiatryonline.org/doi/full/10.1176/appi.ajp.2016.15060800

 

www.ncbi.nlm.nih.gov

板東 浩

監修:板東 浩 氏
医学博士 / 内科

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