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心臓に良い食事は、自然食品や植物主体の食事

心臓に良い食事は、自然食品や植物主体の食事

臨床医のためのクイックガイドを提供

心臓の健康に良い食事の定義について、多くの研究があり、かつ矛盾する内容も相まって、消費者が混乱していることもあり、最新かつ最高レベルの研究に基づくレビューが行われました。その結果、緑の葉物野菜、ブルーベリー、植物性タンパク質などが最適であると報告されています。

米国ナショナル・ジューイッシュ・ヘルスの研究者を初めとする学際的研究グループが、ジャーナル・オブ・ジ・アメリカン・カレッジ・オブ・カーディオロジー誌2017年3月7日号で報告しました。

 

臨床医が患者に伝えるためのクイックガイド 

研究グループの報告によると、緑の葉物野菜、ブルーベリーやイチゴなどのベリー類、レンズ豆や大豆などの植物性タンパク質は、心臓や血管の機能を助けます。これらを組み合わせて植物を基本とする食事で、血圧が下がり、血糖値が安定し、「アテローム性動脈硬化症」の原因となる血管内のコブができにくくなります。

ジュースや粉末などにしてサプリとして摂取するのではなく、丸ごと食べるよう、勧められています。

オリーブ油、菜種油、ヒマワリ油、ナッツ類は、不飽和脂肪酸の摂取としては良いのですが、カロリーが高いので控えめに使ったほうが良いと伝えています。

米国南部地方の食事は、添加脂肪や、揚げ物、卵、肉、加糖飲料、ココナッツオイルやパームオイルが多く使われており、コレステロール値を上げてしまうので避けるべきと報告しています。

また、グルテンを含む食品については、患者にグルテンに関連する病気やアレルギーがある場合には避けるべきです。

心臓病は世界の死亡原因のトップで、米国人は半数近くが、高血圧、高コレステロール、喫煙やその他のリスク因子を一つ以上持っています。植物をベースとする食事、十分な睡眠時間と運動が大切です。

そして、ストレスを管理するのも大切ですが、何よりも食事が大切だと、研究グループは指摘しています。

 

日本でも食事には気を付けたほうが良さそうです。

 

参考文献

Trending Cardiovascular Nutrition Controversies | JACC: Journal of the American College of Cardiology

 

Trending Cardiovascular Nutrition Controversies. - PubMed - NCBI

 

Physicians Analyze Food Trends and Publish Dietary Prescription for Optimal Heart Health | The Physicians Committee

 

板東 浩

監修:板東 浩 氏
医学博士 / 内科

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