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肥満の新たな治療法か? 脂肪を燃焼させやすい信号伝達経路が発見

《医師監修》通常の脂肪細胞は「白色脂肪細胞」と呼ばれ、エネルギーを蓄えるために脂肪を蓄積し、増え過ぎると肥満につながります。 一方、成人に少なくて子供に多い「褐色脂肪細胞」は、食べ物のエネルギーを熱に変えて、身体を寒さから守り、肥満や糖尿病…

女性医師による医療管理は患者に良い結果をもたらす?米国の研究報告

《医師監修》米国では、今までの研究で、女性医師は男性医師に比べ、より質の高いケアを提供しているといわれてきました。例えば、女性医師の方が、臨床のガイドラインを守り、より予防的なケアに力を入れ、患者中心のコミュニケーションを行っているといわ…

染色体の核内立体地図【NPO法人AASJ代表理事・京大医学部名誉教授 西川伸一】

「プロフェッショナル」では、第一線で活躍する医療関係者のコラムをお送りします。 染色体の立体構造 染色体の立体構造に関する研究が加速している。 今日紹介するケンブリッジ大学からの論文は、ゲノム、エピゲノム、集団レベルの染色体立体構造についての…

「櫛でとかせない頭髪症候群」の原因遺伝子3つを特定

《医師監修》毛髪の頭皮近くの「毛幹」形成に関与する遺伝子 「櫛でとかせない頭髪症候群」(Uncombable hair syndrome)は、毛髪が文字通り「櫛で梳(す)いて平らにできない」稀な症状ですが、これは毛髪の頭皮近くの「毛幹」という部分の形成に関与する3…

酵素なしのTCAサイクル【NPO法人AASJ代表理事・京大医学部名誉教授 西川伸一】

「プロフェッショナル」では、第一線で活躍する医療関係者のコラムをお送りします。 化学物質から生命の素材を作る 地球上で最初の生命が誕生するまで、地球上に存在した様々な無機物を使って有機物が合成されていたことは間違いない(だから私たちが地球に…

新たな抗菌薬が開発。結核菌などの薬剤耐性菌に有効

《医師監修》近年発見された「進化した細菌の酵素」を標的とする新薬が、結核菌などの薬剤耐性菌にも有効と分かりました。 米国ジョンズ・ホプキンス大学を含む研究グループが、有力科学誌ネイチャーの化学/生物学分野の姉妹誌ネイチャー・ケミカル・バイオ…

ウイルスの欠片がウイルスに対抗する?ジカ熱のワクチンや抗ウイルス薬の開発が進む

《医師監修》ジカ・ウイルスに対する研究 ジカ熱のワクチンや抗ウイルス薬の開発のためこのレプリコン(ウイルスの欠片)を活用した「レプリコン・システム」という研究が進んでいます。 米国、テキサス大学ガルベストン校を初めとする国際的研究グループが…

ある女性の遺伝病が自然に治ってしまった、その謎に迫った、米国NIHからの報告【NPO法人AASJ代表理事・京大医学部名誉教授 西川伸一】

「プロフェッショナル」では、第一線で活躍する医療関係者のコラムをお送りします。今回は「連休企画」として、執筆者として参加する西川伸一氏(プロフィールは末尾)の2015年のコラムをご紹介しています。 現役時の仕事の関係で、異常の原因になる分子「CX…

ボスザルは、免疫系遺伝子が強い?社会経済的レベルが免疫系と炎症反応に影響を及ぼす可能性。

《医師監修》サルは集団生活を行う上で、リーダーを中心とした序列(ランク)を構成することで知られています。 アカゲザルの集団による研究で、社会的地位の上下が免疫系遺伝子の発現に差を生むことが明らかになり、サルの序列と免疫系、炎症反応に影響を及…

クラスルームでの活動を音で判断する【NPO法人AASJ代表理事・京大医学部名誉教授 西川伸一】

「プロフェッショナル」では、第一線で活躍する医療関係者のコラムをお送りします。 海外のアクティブラーニングに対する取り組み 教室内でどのように教育が行われ、学生がどのように反応しているのかを知ることは教育方法を改善するためにも重要だ。 一般的…

第6の絶滅、両生類が地球から急速に失われる 【NPO法人AASJ代表理事・京大医学部名誉教授 西川伸一】

「プロフェッショナル」では、第一線で活躍する医療関係者のコラムをお送りします。今回は「連休企画」として、執筆者として参加する西川伸一氏(プロフィールは末尾)の2015年のコラムをご紹介しています。 昨年のピュリッツァー賞ノンフィクション部門は、…

パンダはなぜ竹だけで生きられるのか【NPO法人AASJ代表理事・京大医学部名誉教授 西川伸一】

「プロフェッショナル」では、第一線で活躍する医療関係者のコラムをお送りします。今回は「連休企画」として、執筆者として参加する西川伸一氏(プロフィールは末尾)の2015年のコラムをご紹介しています。 野生の動物を見にいくのは好きだが、動物園は苦手…

遺伝子内のメチル化の機能【NPO法人AASJ代表理事・京大医学部名誉教授 西川伸一】

「プロフェッショナル」では、第一線で活躍する医療関係者のコラムをお送りします。 Dnmt3bの機能 私が現役の頃は、DNAのメチル化というと、もっぱら転写調節や染色体構造を変化させるためのメカニズムとして考えてきた。また、新しい場所をメチル化する酵素…

サルも見た目で相手を選ぶ、顔解析ソフトで明らかに【NPO法人AASJ代表理事・京大医学部名誉教授 西川伸一】

「プロフェッショナル」では、第一線で活躍する医療関係者のコラムをお送りします。今回は「連休企画」として、執筆者として参加する西川伸一氏(プロフィールは末尾)の2014年のコラムをご紹介しています。 ハイテクを使って生物の進化を考える、専門的には…

喫煙本数増えるほどY染色体は失われる血液の細胞からの「喪失」、がんにもつながる?【NPO法人AASJ代表理事・京大医学部名誉教授 西川伸一】

「プロフェッショナル」では、第一線で活躍する医療関係者のコラムをお送りします。 今回は「連休企画」として、執筆者として参加する西川伸一氏(プロフィールは末尾)の2014年のコラムをご紹介しています。 引退後も学生に講義をするのは楽しい。 ゲノムの…

友人は臭いが近い、友情に遺伝的相性がある可能性。【NPO法人AASJ代表理事・京大医学部名誉教授 西川伸一】

「プロフェッショナル」では、第一線で活躍する医療関係者のコラムをお送りします。今回は「連休企画」として、執筆者として参加する西川伸一氏(プロフィールは末尾)の2014年のコラムをご紹介しています。 「え!ウソ!」と思わず首を傾げたくなる論文だ。…

スマートフォンを用いた疫学調査の可能性【NPO法人AASJ代表理事・京大医学部名誉教授 西川伸一】

先制医療の重要性を我が国で最初に語り始めたのは元京大総長井村先生で、当時私は神戸市のプロジェクトをお手伝いしていた。ただ、リスク予想のためにゲノムを始めとするバイオマーカーを集め、予防の重要性を、声を大にして語っても、人間の行動パターンを…

スマホのOSで持ち主の性格が分かる?

《医師監修》iPhoneとAndroidでユーザーの性格/気質に特徴的な違いがあることが判明 英国の研究グループの報告によると、アンケートに基づく心理学的分析から、iPhoneとAndroid(アンドロイド)でユーザーの性格/気質に特徴的な違いがあると分かりました。…

カフェインをヒントにパーキンソン病の薬の開発が進む!ドーパミンを作る細胞の破壊を防止

《医師監修》コーヒーなどに入っているカフェインをヒントとして、パーキンソン病の進行を遅らせる薬の開発が進んでいるようです。 カナダにあるサスカチュワン大学の研究グループがACSケミカル・ニューロサイエンス誌で2016年9月27日に発表しました。

クラミジア性感染症性に対する世界初のワクチン、病原性につながるたんぱく質を抗原として開発

《医師監修》性感染症クラミジアのたんぱく質を用いた、世界初のワクチンの開発が進んでいるようです。 カナダ・マクマスター大学の研究者らは、ワクチン誌7月25日号で報告しました。

新しい骨の再生治療、より早く多く骨を作る、口の中のけがなどを治す「幹細胞療法」を応用

《医師監修》傷害を受けた口内や顎の骨を再生する新しい治療法の研究が進められているようです。 米国ミシガン大学の研究グループが、再生医療関係の専門誌である「セル・トランスプランテーション誌」で報告しているものです。

針を使わない麻酔薬が米国で承認。米国の製薬企業が開発

《医師監修》歯医者さんが怖いと感じる一因は、麻酔注射の痛み?が挙げられるのではないでしょうか。 米国食品医薬局(FDA)は新しい歯科用麻酔、「KOVANAZE(コバネイズ)」を医薬品としてこの7月に承認しました。これは針を使わない麻酔で、米国の医薬品製…

口内炎の新治療薬が開発 2つの成分を含む口内炎、口唇ヘルペスの塗り薬

《医師監修》口内炎などの症状は治療に時間がかかります。服用するタイプの薬(抗生物質)もありますが、感染症への抵抗性や薬が効きにくくなる不耐症が生じる可能性があるため、副作用の少ない薬の開発が常に望まれてきました。 アイスランド大学の研究者に…

進行しやすい乳がんの判別は、蛍光色の「BRIM」で。ミシガン大学

《医師監修》同じ早期の乳がんであっても、積極的な治療が必要な乳がんを判断するために、新しい診断技術がこのたび報告されています。 米国ミシガン大学のハワード・ペティ教授らの研究グループが開発し、サイエンティフィック・リポーツ2016年6月1日号で発…

AIによるディープラーニング(深層学習)、乳がんの診断精度が99.5%に。ハーバード大学

《医師監修》

悪性の乳がんの進行を遅らせる新薬 「BET阻害薬」とは

《医師監修》英国の研究グループの報告によると「JQ1」という新しい薬を利用すると、がんの進行が遅くなると分かりました。これによって、「トリプルネガティブ」と言われる悪性度の高いがん治療を助ける可能性がありそうです。 英国がん研究所の研究グルー…

「胸焼け」の薬が腎疾患につながる可能性が?

《医師監修》米国退役軍人局のデータ分析結果による報告 胃酸の出すぎを抑える「プロトンポンプ阻害薬」(PPI)という薬は、心筋梗塞になる可能性があると言われています。このたび研究グループの報告によると、PPIは胃酸を抑える「H2ブロッカー」という薬よ…