読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

成人の骨形成を促すたんぱく質「オステオレクチン」を発見、骨粗しょう症の治療につながる可能性

《医師監修》骨の形成を促すたんぱく質が見つかり、「オステオレクチン」と呼ぶことが提唱されました。骨粗しょう症の治療につながる可能性があります。

ヘルペスウイルスの仲間と乳がんは関連する!? 乳がんの発症に関わるEBV

《医師監修》ヘルペスウイルスの仲間の一つである「エプスタイン・バール・ウイルス(EBV)」に感染すると、乳がんを発症するリスクが高まると分かってきました。 アメリカのベス・イスラエル・ディーコネス・メディカル・センター・ウエスト・キャンパスと…

「本当に最も恐ろしいがん」細胞分裂のときのエラーが一番怖い【NPO法人AASJ代表理事・京大医学部名誉教授 西川伸一】

「プロフェッショナル」では、第一線で活躍する医療関係者のコラムをお送りします。今回は「連休企画」として、執筆者として参加する西川伸一氏(プロフィールは末尾)の2015年のコラムをご紹介しています。 ここで紹介した「がんの危険性は分裂回数で決まる…

がん治療後に問題になる「ケモブレイン」、乳がん患者を対象とした研究

《医師監修》がん患者は、がんの治療後に精神面での感覚が鋭くなくなることを心配に思い、いらいらすることがあり、この状態を「ケモブレイン」と呼んでいます。 最近の大規模な研究から、乳がん患者にとって、このケモブレインは治療後6カ月間も続く「重要…

唾液や血液、体液中の腫瘍細胞から口腔がんなどを発見できる

《医師監修》研究グループは、リキッドバイオプシーといわれる、体液や血液中の血中循環腫瘍細胞からがんを発見する方法を開発中です。 この方法はがんの分類を、身体を傷つけずに行うことができ、治療中の病気の状態を簡単に追跡できます。現在のところ、肺…

赤い髪の遺伝子バリアントが皮膚がんの突然変異を誘発する ~約20年間の太陽光線の暴露に相当する~

《医師監修》赤い髪の毛、白っぽい皮膚の色、そばかすに関連する遺伝子(MC1R)を調べたところ、あるタイプの人は皮膚がんになりやすいようです。 赤い髪の人は皮膚がんになりやすいのですが、黒い髪の人でもこのタイプの遺伝子があると、皮膚がんになりやす…

コレステロールを下げるスタチン薬が、がんの死亡リスクを下げるかもしれない?高コレステロールのがん患者が死亡リスク低く

《医師監修》英国の入院データの分析から、高コレステロールのがん患者(肺がん/乳がん/前立腺がん/大腸がん)は死亡リスクが低いことが分かり、コレステロールを下げるスタチン薬が寄与している可能性が示唆されました。 英国アストン大学医学部の研究者…

進行しやすい乳がんの判別は、蛍光色の「BRIM」で。ミシガン大学

《医師監修》同じ早期の乳がんであっても、積極的な治療が必要な乳がんを判断するために、新しい診断技術がこのたび報告されています。 米国ミシガン大学のハワード・ペティ教授らの研究グループが開発し、サイエンティフィック・リポーツ2016年6月1日号で発…

AIによるディープラーニング(深層学習)、乳がんの診断精度が99.5%に。ハーバード大学

《医師監修》

悪性の乳がんの進行を遅らせる新薬 「BET阻害薬」とは

《医師監修》英国の研究グループの報告によると「JQ1」という新しい薬を利用すると、がんの進行が遅くなると分かりました。これによって、「トリプルネガティブ」と言われる悪性度の高いがん治療を助ける可能性がありそうです。 英国がん研究所の研究グルー…

頭皮を冷却し、抗がん剤による脱毛を防止【NPO法人AASJ代表理事・京大医学部名誉教授 西川伸一】

「プロフェッショナル」では、第一線で活躍する医療関係者のコラムをお送りします。 「がんノート」から学ぶ 自らもがんに罹患した経験を持つ岸田徹さんのがんノートは、岸田さんならの発想で始まった「がん経験者のがん経験者によるがん経験者のための「生…

従来の100万倍以上でがんを早期発見するバイオセンサーを開発

《医師監修》オハイオ州クリーブランドのケース・ウエスタン・リザーブ大学の物理学者とエンジニアのチームは、従来よりも 100 万倍以上敏感にがんを検出する光学バイオセンサーを作成し、がんや他の病気のための効果的な早期検知システム開発を目指している…

体から取り出したがん細胞が、成長する姿が見える

《医師監修》がんの成長を目の前で見られるようにする、バイオテクノロジーによる成果が伝えられています。 米国コーネル大学の研究グループが、ネイチャー・バイオテクノロジーで2016年7月11に報告しました。

がん抑制遺伝子の変異を持っている人は転移性の前立腺がんになりやすい。遺伝子検査や分子標的薬の研究が求められる

《医師監修》遺伝子情報の中にがんの抑制に関わる「BRCA1」「BRCA2」の遺伝子変異を持っている人は、「転移性の前立腺がん」になりやすいようです。 その割合は、転移のない「局所性前立線がん」の人の約2倍、一般人と比べた場合の約4倍であると分かりました…

脳腫瘍治療に「アスピリン」の効果、抗がん剤を効きやすくする

《医師監修》脳腫瘍治療に「アスピリン」の効果、抗がん剤を効きやすくする 解熱剤として一般的なアスピリンが、脳腫瘍の治療で効果を発揮する可能性があるかもしれません。 英国ポーツマス大学のジェフ・ピルキントン教授らの研究グループが、2016年6月28日…

がんに見られる微小染色体【NPO法人AASJ代表理事・京大医学部名誉教授 西川伸一】

「プロフェッショナル」では、第一線で活躍する医療関係者のコラムをお送りします。 微小染色体の正確な理解 分裂期のがん細胞を取り出し染色体分析を行うと、普通の染色体のほかに、小さなミニ染色体をしばしば観察することができる。その頻度はがんによっ…

アスピリンの発がん抑制機構に関する新しい考え方【NPO法人AASJ代表理事・京大医学部名誉教授 西川伸一】

「プロフェッショナル」では、第一線で活躍する医療関係者のコラムをお送りします。 薬剤を使用したがん予防法 科学的調査に裏付けられたがんの予防法はそう多くない。またその多くは、肺がん予防のための禁煙、大腸・直腸癌予防のための低脂肪食・高繊維食…

悪性のがんは弱点も多い【NPO法人AASJ代表理事・京大医学部名誉教授 西川伸一】

「プロフェッショナル」では、第一線で活躍する医療関係者のコラムをお送りします。 膵臓がんの弱点 最近も知人から膵臓がんの新しい治療法がないのか相談を受けた。 膵臓がんは私が医学部を卒業した時から治療成績がほとんど変わっていないがんの一つで、5…

アレルギーや喘息など自己免疫疾患の新しい治療法開発の可能性。がん治療の際に標的とされるPD-1の応用

《医師監修》アレルギーや喘息など自己免疫疾患の新しい治療法開発の可能性。がん治療の際に標的とされるPD-1の応用 がん細胞のDNAを調査する研究から 近年、がん細胞のDNAを解析して、そのDNAの活動を阻害することでがん治療を行う手法が注目されています。…

肌の老化とがんにつながる「紫外線A波」(UVA)、新しい日焼け止めが登場

《医師監修》今までの日焼け止めは太陽光の紫外線A波による皮膚への害に対して、その効果は限られたものでしかありませんでした。 このたび皮膚の老化やがんをもたらす紫外線A波の盾となって遮蔽できる新しいタイプの日焼け止めが開発されたようです。 英国…

食事療法による減量と運動に取り組むと、がん発生を促すたんぱく質を減らす

《医師監修》食事療法による減量と運動に取り組むと、がん発生を促すたんぱく質を減らす 食事療法による減量と運動に取り組むと、がんの発生や増殖に関係するたんぱく質を減らす効果があるようだ。 フレッド ・ ハッチンソンがん研究センターのキャサリン・…

変異型K-RASと細胞膜の相互作用【NPO法人AASJ代表理事・京大医学部名誉教授 西川伸一】

「プロフェッショナル」では、第一線で活躍する医療関係者のコラムをお送りします。 変異型K-RASへのチャレンジ 昨年もRAS発がん遺伝子についての論文を多く取り上げたと思う。これは、半数近いがんで突然変異が見られるRASの活性を制御できれば、がん治療は…

RB1はサイレンサーの一部だった【NPO法人AASJ代表理事・京大医学部名誉教授 西川伸一】

「プロフェッショナル」では、第一線で活躍する医療関係者のコラムをお送りします。 Knudson博士が拓いたがん抑制遺伝子の研究 今年7月10日、Alfred Knudson博士が亡くなった。研究の上では全く接点を持ったことはなかったが、Knudsonさんが2004年京都賞を受…

がんのビッグデータ情報処理の産みの苦しみ【NPO法人AASJ代表理事・京大医学部名誉教授 西川伸一】

「プロフェッショナル」では、第一線で活躍する医療関係者のコラムをお送りします。 日本のがんゲノム研究 最近、我が国の経済系の新聞や医療情報誌に、「xxの機関ががんの早期診断や治療にビッグデータの利用に乗り出した」と言った記事が多い。ただある程…

自己のがん細胞を使った免疫療法【NPO法人AASJ代表理事・京大医学部名誉教授 西川伸一】

「プロフェッショナル」では、第一線で活躍する医療関係者のコラムをお送りします。 自分のがん細胞を利用してがんを治療する がんに対する免疫治療の根治力が明らかになってから、自己がんや自己がん由来の抗原を使うワクチン療法、あるいはがん細胞とリン…

「酸素の泡を含むドリンク」、膵臓がんの治療に効果か?オックスフォード大学など注目

《医師監修》「酸素の泡を含むドリンク」、膵臓がんの治療に効果か?オックスフォード大学など注目 酸素の泡を含むドリンクに、がんに抵抗する思わぬ効果が秘められているのかもしれません。膵臓がんへの効果が期待されます。

悪玉コレステロールを抑えるとがんの成長を遅らせる、肝臓への信号に秘密

《医師監修》研究グループは、悪玉コレステロールとして知られている「超低比重リポ蛋白 (VLDL)」と 「低比重リポタンパク質 (LDL)」を除去するとがん細胞がどのように成長するか、また がん細胞を減らせるのか研究をしました。 悪玉コレステロールはがんを…

がん発生率の男女差を説明する 【NPO法人AASJ代表理事・京大医学部名誉教授 西川伸一】

「プロフェッショナル」では、第一線で活躍する医療関係者のコラムをお送りします。 がんの発生率に男女差があるのはなぜか 肺がん、膀胱がん、腎臓がんのように、男女の生活習慣の違いが少なくなった現在も、男性の発生率が明らかに女性より高いがんが存在…

時差に潜むガンの危険【NPO法人AASJ代表理事・京大医学部名誉教授 西川伸一】

時差に潜むガンの危険【NPO法人AASJ代表理事・京大医学部名誉教授 西川伸一】

肥満は以前の5つのがんと合わせて13のがんと関係することが判明

《医師監修》肥満は以前の5つのがんと合わせて13のがんと関係することが判明 米国の研究グループの報告によると、肥満は従来から5種類のがんのリスクを高めると知られていましたが、このたび新たに8つのがんのリスクも高めると分かりました。

がん細胞は免疫機能を悪用して転移、撮影成功、好中球が放出するDNAを栄養として移動

《医師監修》がん細胞は免疫機能を悪用して転移、撮影成功、好中球が放出するDNAを栄養として移動 がん細胞は好中球を利用して転移する 「好中球」は白血球の一種で、体内に細菌などの異物が入り込むと、クモの巣のような物で細菌を捕まえ、殺菌する働きをし…

喫煙と様々なガンに見られる突然変異との関係【NPO法人AASJ代表理事・京大医学部名誉教授 西川伸一】

「プロフェッショナル」では、第一線で活躍する医療関係者のコラムをお送りします。 喫煙によるがんの突然変異の特徴 大学に入った頃から50歳になる直前で止めるまで、私はたばこを欠かしたことがなかった。驚くことに、胸部疾患の医師として肺がんの患者さ…

膵臓がんの強さ、ほかのがんとの違いは何か【NPO法人AASJ代表理事・京大医学部名誉教授 西川伸一】

「プロフェッショナル」では、第一線で活躍する医療関係者のコラムをお送りします。 今回は、執筆者として参加する西川伸一氏(プロフィールは末尾)の2015年のコラムをご紹介しています。 他のがんと比べた時、膵臓がんの悪性度は群を抜いている。私が医師…

肥満の期間は長いほど肥満関連のがん発症のリスクが高い 肥満期間が10年増えるごとに、がん発症率は7%増加する

《医師監修》肥満の期間は長いほど肥満関連のがん発症のリスクが高い 肥満期間が10年増えるごとに、がん発症率は7%増加する 肥満期間が長いほどがんになりやすいようです。 フランスの研究グループの報告によると、閉経後の女性を対象にした研究で、太り過…

研究開発が進む抗がん剤「BET阻害薬」の副作用【NPO法人AASJ代表理事・京大医学部名誉教授 西川伸一】

「プロフェッショナル」では、第一線で活躍する医療関係者のコラムをお送りします。今回は、執筆者として参加する西川伸一氏(プロフィールは末尾)の2015年のコラムをご紹介しています。 「エピジェネティック」という仕組みを邪魔する抗がん剤に期待が高ま…

コーヒーが死亡率を下げるさらなる証拠

《医師監修》心疾患や糖尿病など多くの原因による死亡リスクを下げるが、がんとの関連性は今後、研究が必要。 コーヒーが健康に及ぼす影響の研究は数多いが、このたび1日4~5杯のコーヒーを飲むと(カフェインレスでも、ミルクや砂糖を加えても)死亡リスク…