料理・医療の先生とつくる! やさしいおうちごはん

かんたん健康おすすめレシピ ヘルシーレシピ

かんたん健康おすすめレシピ ヘルシーレシピ

花粉、アレルギー、春をつらい季節にしないために。
秘訣を伝授! 食のパワーで花粉アレルギーを撃退!

その4

食のパワーで
花粉アレルギーを撃退!

その4

三寒四温で徐々に春の気配を感じ始めるこの時期。
花粉症・アレルギーの方にはつらい季節がやってきます。
薬による対処療法ではなく、食の改善で少しでも症状を和らげるレシピを作りました。

アレルギー症状の原因となるヒスタミン対策、症状軽減には腸内環境のケア、そして花粉症対策の秘策として注目されるビタミンDをチャージ!
ふたりの料理家とドクター由佳が手軽に作れるおすすめレシピをご紹介します。

炎症作用を抑える効果のある食材を
簡単にたっぷりとれる春野菜レシピ

炎症作用を抑える効果のある食材を
簡単にたっぷりとれる春野菜レシピ

季節の野菜を取り入れることで体を整えられればそれが一番。
アレルギーを軽減させる食材を春野菜からピックアップし、手軽に作れる春の一品を食事にプラスしてみましょう。
たっぷり野菜でも箸がすすむ、そんなメニューを提案しています。

新玉ねぎのグラタン

新玉ねぎのグラタン

玉ねぎだけなのに甘みがたっぷり。
いろいろ入ってなくてもこの美味しさ。
新玉ねぎが出回るこの季節にぜひ作って欲しい一品です。

春キャベツのソテーサラダ

春キャベツのソテーサラダ

生でも美味しい春キャベツ。焼いて焦げ目がついたところもまた美味。
スライスしたパルメザンチーズを載せたり、クルトンなどをのせてボリュームアップさせても。

きび粉まんじゅう

きび粉まんじゅう

もちもちのきび粉まんじゅうに春野菜を煮込んであんかけにして、ちょっとよそゆきに見える一品にしました。

料理人 やまさき きよえ さん

料理人
やまさき きよえ さん

グラフィックデザインの仕事から食の世界に飛び込み、いくつかの飲食店で料理を学ぶ。
2009年に中目黒に飲み食い処「のひのひ」を開店。
飲食店経営の傍ら、レシピ制作、フードコーディネートを手がける。
ほっとする味で、つくりやすくシンプルな野菜中心のレシピをお届けします。

著書に『やさいのおつまみ 裏通りのちいさな飲み食い処がおしえる』(池田書店)

料理人 やまさき きよえさん

今週の栄養素材

1

キャベツ・・・・・

キャベジンが胃粘膜、腸粘膜を強化します。

2

玉ねぎ・・・・・・

ケルセチンが花粉症の症状を緩和します。

3

豆乳・・・・・・・

タンパク質は抗体の原材料となります。

4

たかきび・・・・・

食物繊維が豊富で腸内環境を整えます。

5

アスパラ・・・・・

ルチンという抗酸化物質が豊富です。

6

しめじ・・・・・・

ビタミンDを含み花粉症症状を緩和します。

Food Docter 由佳のワンポイントアドバイス

Food Docter 由佳の
ワンポイントアドバイス

花粉症&アレルギー性鼻炎対策

嬉しい春の訪れとともにやってくる花粉。花粉症のかたには辛い季節の始まりでもあります。
でも諦めるのはまだ早い!早めの対策で症状を緩和させることが可能ですよ。
粘膜には花粉やウィルスなどの異物を包み込み体外へ排出する免疫システムがあります。
花粉症はアレルギーの原因となる花粉に対し、免疫系が過剰に反応することで生じる症状です。
そもそもの粘膜が炎症を起こしていたり、弱っていると花粉が侵入しやすく、アレルギー反応が強くでてしまいます。
大量に侵入した花粉により、脂肪細胞という免疫細胞からヒスタミンなど炎症性物質が放出され、鼻水、眼の痒み、涙眼、くしゃみ、肌の乾燥など、体の様々な部位で炎症を引き起こします。
花粉症のお薬はヒスタミンの放出や、作用を抑制するものです。
しかし同時に眠気などの副作用もあり、効果が出るのに時間もかかります。
花粉症対策には花粉が入ってくる前に粘膜を丈夫にすることと、ヒスタミンの働きを抑制する栄養素を日ごろから補っておくこと。
また、最近花粉症対策で注目されているビタミンDを摂取することも有効です。花粉症の対策はお早めに。症状が始まってからでは遅いのです。
今年は一足先に花粉症対策始めてみませんか?


アレルギー症状の原因、ヒスタミンを抑える

アレルギーに関わるもう一つの抗体にIgE抗体というものがあります。
IgE抗体に花粉などのアレルゲンが結合することで、細胞内のヒスタミンなどの炎症を起こす物質が放出されるため、鼻炎やくしゃみなどの症状が起こります。
このヒスタミンの作用を抑制するのがケルセチンです。
ケルセチンは玉ねぎやリンゴ、蕎麦などに含まれる抗酸化作用をもつポリフェノールの一種です。
ケルセチンは非常に高いヒスタミン抑制により、ヨーロッパでは抗ヒスタミン剤として医薬品認定されているほど効果があります。
その他抗炎症作用のある栄養素も重要です。
例えばキャベツに含まれるビタミンU(キャベジン)は胃・腸の粘膜を強化し、消化力を高める効果があります。
抗酸化、抗炎症作用のあるビタミンCも重要です。
抗炎症作用のある、くるみやアマニオイルに含まれるω3系の脂肪酸も合わせるとより効果的です。

内科医、Misoドクター、野菜ソムリエ  関 由佳さん

内科医、Misoドクター、
野菜ソムリエ  関 由佳さん

学生時代から予防医学に興味があり、野菜を多く使った料理を得意とし、野菜ソムリエの資格を所得。
アメリカのZONEダイエットに出会い、食事で血糖値をコントロールする方法を学び、日本人に合わせた食事バランスガイドを作成。
ダイエット外来や糖尿病治療にそのメソッドを応用しオーダーメイドの栄養指導やレシピ本も出版。
ひよこ豆を使った味噌作りなど、発酵食やNYスタイルのスーパーフードを活用した料理教室も開催している。

オフィシャルブログ
Dr.Yukaのゆるゆるバランスダイエット http://ameblo.jp/dr-yuka

監修 関 由佳さん


過去のレシピ