整形外科
痛みの種類を見分け、お薬とメンタルケア、リハビリテーションで治療を進めます
整形外科に限った話ではありませんが、問診時のヒアリングでは、患者さまが自覚されている症状だけでなく、生活環境や日常の活動範囲といったバックグラウンドを細かくお伺いし、把握いたします。
患者さまの立場になって考え、どういった説明を望まれるか、どのような形の治療を受けたいと思われるかに重点をおき、診療を進めていきます。
痛みは患者さまの個人差と症状によってさまざまですが、大きく「急性的な痛み」と「慢性的な痛み」の二つに分けられます。急性的な痛みの場合は、瞬間的かつ強い痛みをできるだけ和らげるため、内服薬、外用薬、注射をメインに治療を進めていきます。慢性的な痛みの場合は、気分や外的ストレスなどさまざまな精神的原因から痛みが長引いてしまう場合が多いので、ただお薬で治療するだけではなく、メンタルケアも合わせた治療を行います。
また、当院にはスポーツトレーナーが勤務しております。スポーツをしている学生や社会人の患者さまに対し、ご自分でできる応急処置やストレッチの方法など、日頃からケガを予防できるよう指導、アドバイスを行っています。
当院は、近隣の病院と病診連携を密に取っております。万が一、当院で対応できない疾患の場合には、近隣の医療機関を紹介いたします。
骨粗しょう症
骨粗しょう症は、目に見えない疾患です。高齢の女性は特に注意が必要で、閉経後は体内のホルモンバランスが崩れ、骨密度が低下していきます。高齢で要介護認定を受けている方の4分の1は、運動器疾患を患っていると言われていますが、その中でも骨粗しょう症は、多くの割合を占めています。
その特殊性も相まって、気が付かないうちに「いつのまにか骨折」を起こしていたというケースもあります。「いつのまにか骨折」とは、1カ所折れてしまうと近隣の骨に負担がかかり、結果、折れている範囲が2本、3本と広がっていく、1度起こってしまうと厄介な骨折です。
骨折は目に見えない上に気が付きにくいからこそ、早期検査と定期的な検査が必要となります。当院では、患者さまの手を使って行う検査「MD法」を導入しており、これにより1週間で結果がわかります。
また、骨量を保つには運動を行うことと日光にあたること、栄養バランスの取れた食事をすることが重要になりますので、診療の際には生活習慣に対してのアドバイスも行います。最初に生活習慣を改善していただき、それから必要に応じて投薬治療を進めていきます。
腰痛・肩こり
腰痛や肩こりは、現代社会に蔓延している症状の一つです。慢性的な痛みが続き、それが長引くことで全身に障害が出るリスクも高まります。また、慢性的な痛みで仕事や日々の生活が苦しくなってくると、ストレスを含めた精神的なダメージも蓄積します。その精神的なダメージの影響により、さらに腰痛、肩こりが悪化するという負のサイクルに陥ってしまうケースもあります。
症状の多くは、普段の姿勢や座り方、椅子の形状、睡眠など、さまざまな要因が重なった結果ですが、患者さまによってそれぞれ原因が異なってくるため、詳細な問診を実施してから診療にあたります。問診では、まず生活習慣を詳しくお聞きし、見直すべき部分は改善していただくようアドバイスを行います。
スポーツ外傷
学生、社会人に関わらず、スポーツを行う上でケガはリスクとして存在します。ケガの度合いでは、選手生命を絶たれることや日常生活を十分に行えない可能性も、少なからずあるのです。
目に見える外傷を負った場合は、当院での検査や外科的処置を行うことで治療を進めます。しかし、レントゲン検査で写らない類の症状の診断は、必要に応じて精密検査を受けていただくことになります。また、術後は社会復帰や競技復帰をいち早く叶えるため、リハビリテーション科にてサポートにあたります。
当院のスポーツトレーナーはさまざまなスポーツに対応しており、生活における姿勢や競技時のフォームなどについて、多岐にわたってアドバイスができます。
ストレッチや日頃からのヘルスケアの重要性を丁寧にご説明し、ケガの防止、再発を減らすための指導を行います。スポーツトレーナー自らが基礎からきっちりと指導してまいりますので、わからない点がありましたら気軽にお声がけください。また、サポートスタッフの中には女性もいますので、女性の患者さまは女性スタッフを指名していただくことも可能です。臨機応変にさまざまなプランを受けていただくことができます。
リハビリテーション科
改善方法を選択し、日常生活、競技などへの復帰をサポート
リハビリには、大きく分けて二つ方法があります。
一つ目は治療機器の使用です。患部を温めたり、微量な電気を流したりすることにより血行が改善し、痛みを緩和させます。二つ目は運動による改善です。患部付近の筋肉、関節を正しく動かすことで、血の巡りを良くし、こりを徐々にほぐしていきます。
患者さまによって、どの改善方法が合っているのかを診断し、「治療機器使用」と「運動」の二つを組み合わせた治療も視野に入れ、リハビリを支援いたします。
体を動かしていく上で大切なこととして、関節の「可動域」があります。可動域が狭いと十分な運動ができませんし、徐々に付近の筋肉が凝り固まっていき、さらに可動域を狭めてしまう可能性があります。そのため、可動域を広げていくための指導も行っていきます。
当院には理学療法士や、柔道整復師、スポーツトレーナーなどのサポートスタッフが常駐しており、患者さまの社会復帰や競技復帰、健康維持・増進を支援してまいります。
運動器リハビリテ―ション
腰痛や関節痛の疾患がある方で、通院いただけている患者さまを対象に、運動器リハビリテーションを行っております。関節の可動域を広げることはもちろんですが、基礎的な筋力を付けることで、症状が改善しやすくなっていきます。
当院では理学療法士に加え、運動器療法を支援するセラピストが患者さまに付き、それぞれの疾患に合わせてサポートしていきます。
通所リハビリテーション
当院では、要介護の認定を受けられた方が、維持期リハビリテーションを受けられるように、通所リハビリテーションを行っています。通所リハビリテーションでは、理学療法士、柔道整復師、スポーツトレーナーなどのスタッフが、サポートいたします。
通所リハビリテーションでは、要介護の方がご自宅で日常生活を送ることができるよう、理学療法や作業療法を行うことで、生活機能の維持または向上を目指していきます。
リウマチ科
リウマチは不治の病ではありません。お薬を選び、治療を行います
「不治の病」と思われていたリウマチは、治療方法が増えたことにより、ある程度までは改善していくことが可能となりました。強いお薬を使用すれば、ほぼ健康な状態に改善することは可能ですが、強い薬にはそれだけ副作用のリスクがあることや、重症度に合わせた違いなども、知っておいていただかなければなりません。
薬を選ぶにあたって何を重視するか、また副作用についてのご説明をしっかりとさせていただき、治療を進めていきます。
まず血液検査やレントゲン検査を行い、その後、症状の重度によっては、連携している大きな病院をご紹介の上で、そちらで治療を受けていただくこととなります。長期的な治療になりますので、メンタルケアにも力を入れ、身体面はもちろん、患者さまの精神面のサポートもしてまいります。
訪問リハビリテーション
要介護で通院が困難な方に対して、理学療法士がご自宅まで訪問します
通院が困難で、介護が必要な方に対して、当院では理学療法士と連携し、訪問リハビリテーションを行っています。理学療法士がご自宅まで伺い、お一人おひとりの心身機能・動作能力・日常生活活動に合わせて、個別プログラムを作成して提供いたします。
プログラムは、関節可動域訓練・基本動作訓練・日常生活活動訓練などの訓練を組み合わせて行うほか、住環境整備の提案、地域活動への参加の推進なども行い、その方らしい生活を送れるようにサポートします。
ますだ整形外科クリニックの基本情報
診療科目 | 整形外科 リハビリテーション科 リウマチ科 | |||||||||||||||||||||||||||
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診療内容 |
インフルエンザ予防接種 |
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住所 |
大阪府羽曳野市白鳥2丁目16-29 H&Kビル1F
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アクセス |
【お車でお越しになる方】 駐車場:有り(15台) |
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診療時間・休診日 |
休診日 日曜・祝日 土曜診療
休診日:木曜・土曜の午後、日曜、祝日 |
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電話番号 |
072-957-6815 |
特徴・設備
待合室 |
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設備 |
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駐車場 |
駐車場:有り(15台) |
専門医 |
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対応可能な症状・疾患など
症状・疾患 |
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掲載している情報についてのご注意
医療機関の情報(所在地、診療時間等)が変更になっている場合があります。事前に電話連絡等を行ってから受診されることをおすすめいたします。情報について誤りがある場合は以下のリンクからご連絡をお願いいたします。
掲載内容の誤り・閉院情報を報告EPARKスタッフが見た
おすすめポイント
ポイント1
古市駅徒歩約5分。駐車場・駐輪場もあります
近鉄南大阪線「古市駅」から徒歩約5分の場所にあります。駐車場は、クリニックの裏に15台分のスペースを用意しているほか、目の前には駐輪場もあります。
ポイント2
平日木曜以外は19時まで。土曜の午前も診療
月・火・水・金曜の午後は16:00~19:00診療し、土曜の午前も診ています。お仕事帰りや学校帰りにも立ち寄りやすいクリニックです。
ポイント3
理学療法士やトレーナーがリハビリをサポート
理学療法に力を入れ、リハビリテーションを行っています。理学療法士、柔道整復師、スポーツトレーナーが複数名おり、マンツーマンでサポートしています。