糖尿病内科
成人の6人に1人が糖尿病予備群 です。発症する前に医師にご相談を!
糖尿病は血糖値を下げるインスリンが十分に働かず、血液中に糖が増える病気です。自覚症状が少なく、健康診断や人間ドックで気になる症状が出ていても病院に行かない方もいらっしゃいます。血糖値が高い状態を放置し、合併症の症状(神経障害、網膜症、腎症など)が出て、見つかるケースがあります。
当院はヘモグロビンA1c迅速検査(赤血球中のヘモグロビンのうち、糖と結合している割合を調べる検査)を行い、血糖値を測定します。この検査は過去1、2ヶ月の血糖値の平均が反映されるので、検査前だけ食事を控えても数値は低くなりません。もちろん、検査前に日本糖尿病学会認定 糖尿病専門医が、検査を行う理由 をていねいにご説明いたします。また、合併症を起こさないために血糖をコントロールする必要がありますので、食生活や運動など生活習慣の問題点の改善を指導いたします。
当院は、患者さまに糖尿病がどういう病気かを理解頂いたうえで、治療する目的や患者さまの生活に合わせた治療法をご提案いたします。合併症が出る前に、検診結果で少しでも気になることがありましたら、ご相談下さい。
栄養指導
糖尿病を発症されて、食事の楽しみがなくなる患者さまもいらっしゃいます。しかし「食事は楽しいもの」と患者さまに思って頂きたいと当院は考えておりますので、初めはシンプルにわかりやすく指導しております。初めから多くのことをやって下さいと伝えても、患者さまにとって、難しい・合わないこともあります。そのため、「1日5食とっているなら4食にしましょう」、「間食は午前中までにしましょう」など、チャレンジしやすい所から指導します。
当院は診察時「患者さまに気づいてもらうこと」を大切にしています。検査結果がよかったら、「なぜ結果が良かったと思いますか?」と伺い、患者さまに振り返ってもらいます。「今月はいつもより野菜を食べるようにしていた」「いつもよりご飯やパンなどの炭水化物を食べる量を少なくしていた」など、良くなった理由に気づくことが大事だと考えています。振り返って気づくことで自信が付き、逆に良くない結果が出たら、悪かった理由に気付け、次の改善にもつながります。
患者さま一人ひとりに合った治療を行い、やる気を出して目標に取り組めるように全力でサポートいたします。
運動指導
当院は、糖尿病の患者さまへ栄養指導だけでなく、運動指導も行います。運動指導は患者さまの筋肉量を増やし、糖を身体に取り込みやすくするために行います。脂肪が減ることで、血糖値を下げるインスリンの働きが出やすい環境を作ることにも役立ちます。ただ、心臓が悪い患者さまもいらっしゃいますので、身体の状態に合わせて運動指導を行っていきます。
栄養指導と同じく、運動指導でも、まずはシンプルなことから行います。例えば「階段を使う」「駐車場を入り口近くではなく、入り口から遠くに停める」「1人で行うのではなく、家族で運動を行う」「運動することを宣言する」などです。日常生活での歩く、家事をする、子供と遊ぶなどといった軽めの動作から行うこともおすすめしています。
糖尿病は生活習慣病のため、家族の1人が診断されたということは、一緒に生活している家族も糖尿病になる危険があります。また、糖尿病の患者さまはうつ症状が出る可能性も高く、ご家族と一緒に食事や運動などを行うことが精神的な支えになることもあります。患者さまは糖尿病の治療のために生活習慣を変え、それを続けなければなりません。しかし、患者さまによってはストレスを感じる方もいるでしょう。当院はご家族と同様に患者さまをサポートいたしますので、何か不安なことなどがありましたら、ご連絡下さい。
内分泌内科
患者さまと医師がリアルタイムで確認できる「超音波検査」を導入しています
当院の超音波検査は、甲状腺(こうじょうせん)超音波検査と頸動脈(けいどうみゃく)超音波検査の2つがあります。
甲状腺超音波検査は、バセドウ病(代謝をあげる働きを持つ甲状腺ホルモンが多く作られる病気)や腫瘍(しゅよう)などを調べる検査です。また、頸動脈超音波検査では、動脈硬化や動脈のつまりなどを調べる検査です。糖尿病や高血圧症の方などを対象に調べます。
当院は、この2つの検査前に検査理由などを患者さまへ説明し、納得して頂いたうえで行います。事前に説明があることで、患者さまの結果への理解が変わります。
超音波検査のメリットは、リアルタイムで画面を見ながら説明できるところです。患者さまの患部を触りながら、痛みがあるかを確認することで、患者さまの反応もわかります。また、検査自体に痛みやX線の放射線もなく、検査前の食事制限もありません。
バセドウ病
バセドウ病(代謝をあげる働きを持つ甲状腺ホルモンが過剰に作られる病気)の症状は、汗をかきやすい、動悸・息切れ、イライラするなど、他の病気でもあてはまるような症状です。そのため、甲状腺を触診し、聴診・打診・視診を基本に忠実な診察を行うことが大切です。更年期の症状と似ている所もありますが、血液検査で判別できます。
当院では、バセドウ病と診断後に、薬物治療・放射線治療・手術治療の3つの治療法をご提示いたします。それぞれの治療のメリット・デメリットを理解いただけるようにご説明し、患者さまに治療法を選択いただきます。もし、眼の症状が出た場合は、連携しているMRI(体内の臓器や血管を撮影する検査)がある総合病院の眼科を紹介いたします。
また、薬物療法を行う場合、副作用のお話をします。副作用の症状を事前に頭に入れておけば、身体がおかしいなと思った時にすぐ病院に連絡できるからです。副作用には、かゆみや湿疹、無顆粒球症(むかりゅうきゅうしょう)などがあります。無顆粒球症は血液中にある細菌に攻撃する顆粒球(かりゅうきゅう)が減り、細菌に対して免疫が弱くなり、重い感染症になる状態のことです。薬物療法前にもし高熱がある場合や、のどが痛くなった時はすみやかに病院に行って下さい。もちろん当院も患者さまの状態を確認しながら診るようにします。
甲状腺機能低下症
甲状腺機能低下症(代謝をあげる働きを持つ甲状腺ホルモンの分泌が低下する病気)は高齢の方に多い病気です。代謝をあげる働きを持つ甲状腺ホルモンの不足が続くと動脈硬化が進行し、直接的ではないですが、狭心症(きょうしんしょう)や心筋梗塞(しんきんこうそく)を起こしやすくなります。
この病気は、代謝が落ち、脈が遅くなり、むくみが生じたり、認知症のような症状になったりします。「もの忘れがきっかけで来院したら、実は甲状腺機能低下症だった」という場合もあります。診察を行い、疑いがある方は、患者さまに甲状腺機能低下症の心配もあるので検査してよいかお聞きしております。
当院は無駄に検査をすることはありません。必要なことは患者さまへ説明し、納得いただけてから検査いたします。「勝手に検査された」というようなトラブルは医者とのコミュニケーション不足が原因ですので、患者さまとの会話を大事にしています。
循環器内科
1993年開院以来、日本循環器学会認定循環器専門医として又内科の医師として地域に根ざしてまいりました
「患者さまの声を聞く」を第一に今日まで診療をしてまいりました。色々な症状や検査データだけを見るだけではなく、その影に隠れている事や、本当にお話になりたい事にいつも心を寄せています。連携先の病院を紹介する時は、事前に連携先の病院へ連絡をして、患者さまの情報をお伝えしております。不安を抱え病院へ到着した際に、少しでも気兼ねなくご来院頂けると考えているからです。
又開院以来、再診の方のみですが、24時間電話連絡が取れる体制を整えています。急変した時など、対応をいたします。
不整脈
同じ不整脈(心拍数やリズムが一定ではない状態)でも危険度がそれぞれ違いますので、患者さまの血圧を診ながら患者さまそれぞれに合った治療を行います。
当院へは健康診断で異常が見つかり、受診される方も多くいらっしゃいます。不整脈は実際に診察時に起こっていないと検査結果に表れないため、心電図検査、胸部X線、血液検査、24時間ホルター心電図、心エコーから患者さまに合わせて使い、診察によって診断いたします。当院は患者さま自身でも脈が測れるように指導しております。もし難しかったら、24時間ホルター心電図(携帯型の脈波記録装置)をつけていただき、検査が可能です。
また治療法は、投薬治療やカテーテルという柔らかい管を用いた治療、ペースメーカー治療があります。治療のメリット・デメリット・薬の副作用も事前にしっかりご説明いたします。
狭心症
狭心症(心臓の血管が何らかの原因で狭くなり、心筋に送られる血流が不足して起こる病気)や心筋梗塞(しんきんこうそく:動脈硬化や血管内の脂肪などの固まりが破れて血栓ができ、冠動脈が詰まって心臓に血液がいかなくなった状態)を予防するためには動脈硬化の原因となる高血圧や脂質異常症(高脂血症)などを予防することが大切です。
適度な運動やバランスの良い食事、十分な睡眠を心がけましょう。心臓で動脈硬化が起こっているのであれば、全身でも起こっています。特に塩分のとりすぎやタバコをやめ、血圧やコレステロールを正常値に保つことが大事です。
胸の圧迫感や痛みなどの症状がある場合は、どういう状況で起こるか確認しておきましょう。狭心症や心筋梗塞は命に関わる病気です。激しい痛みが生じた方はすぐに大きい医療機関を受診して下さい。
禁煙治療
なかなか禁煙できずにお悩みの方、医師のもとで治療してみませんか?
禁煙がなかなか達成できないのは意志が弱いからだと悩んでいる方がいらっしゃいますが、実は意志が弱いからではなく、ニコチン依存症になっていることが原因です。当院では、禁煙を試みて何度か失敗してしまった方、喫煙をやめたいけれど1人では難しいと悩んでいる方などを対象に「禁煙治療」を行っています。
禁煙治療は、ニコチン依存症の判断テストなどで条件を満たせば保険診療で行えます。実際の診療では、まず「何が喫煙をクセにしてしまっているのか」を丁寧にカウンセリングし、ストレスの多い環境や職場でのつきあいなどが喫煙のきっかけになっている場合は、周囲の人に禁煙していることを伝えるなどして協力してもらえるようにアドバイスしています。そして、カウンセリングを行った上で、禁煙補助薬を使用して治療を行っていきます。禁煙を検討している方は1人で悩まず、ぜひお気軽にご相談ください。
榎本内科の基本情報
診療科目 | 内科 呼吸器内科 循環器内科 消化器内科 腎臓内科 糖尿病内科 老年内科 内分泌内科 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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診療内容 |
インフルエンザ予防接種 |
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住所 |
愛知県豊田市東保見町大門63
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アクセス |
名鉄バス(とよたおいでんバス) 保見団地口停留所 下車徒歩約1分 駐車場有り(無料駐車場20台) 日本循環器学会認定循環器専門医 |
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診療時間・休診日 |
休診日 日曜・祝日 土曜診療
※月・火・金の 16:30~17:00 超音波(甲状腺・頸動脈)検査 |
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電話番号 |
0565-48-5306 |
特徴・設備
設備 |
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駐車場 |
駐車場有り(無料駐車場20台) 日本循環器学会認定循環器専門医 |
専門医 |
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掲載している情報についてのご注意
医療機関の情報(所在地、診療時間等)が変更になっている場合があります。事前に電話連絡等を行ってから受診されることをおすすめいたします。情報について誤りがある場合は以下のリンクからご連絡をお願いいたします。
掲載内容の誤り・閉院情報を報告EPARKスタッフが見た
おすすめポイント
ポイント1
平日は19時まで診療。一般診療の予約も可能です
月・火・木・金曜日は19:00まで、土曜日は12:00まで診療しています。予約なしでも直接受診できますし、ネット予約のうえ受診することもできます。
ポイント2
保見駅よりスグ。車20台分の駐車場もあります
愛知環状鉄道線「保見駅」から徒歩で約2分、とよたおいでんバス「保見駅前」停留所よりすぐの医院です。20台分の駐車場もあるので、お好きなアクセス手段で通院できます。
ポイント3
院長は循環器、副院長は糖尿病の専門医です
「日本循環器学会認定 循環器専門医」の院長と「日本糖尿病学会認定 糖尿病専門医」の副院長が在籍。専門的な診察を受けたい方におすすめの医院です。