十分な説明
患者さまの言葉に耳を傾け、その方の気持ちに寄り添った医療を提供いたします
基幹病院とは異なる立ち位置を活かし、当院では地域に密着し、患者さまに寄り添った診療を心がけています。基幹病院から退院された患者さまや、病状が安定した患者さまを受け入れて、当院で治療やフォローなどをおこなっています。
診察では、まずは患者さまの言葉をよく聞くということを心がけています。患者さまは、なかなか改善しない病気とつきあっていく中で、さまざまな不安も抱えていらっしゃいますので、時間の許す限り患者さまのお話に耳を傾け、不安な気持ちを軽減できるようお手伝いいたします。
そのうえで検査と治療をおこない、患者さまの生活スタイルに合わせた、医師としてのアドバイスを伝えるようにしています。患者さまご自身で、あらかじめ病気のことをお調べになり、「こういった治療をしてほしい」、「こういった薬を出してほしい」といったご希望をお持ちの方もいらっしゃいますが、ひとつの病気に対して治療法の正解はひとつではありません。まずは患者さまとお話を重ねていき、その中でその患者さまに合った治療方針を見つけていくのが、患者さまのための診療であると考えております。
院内設備
オンラインHDF装置から動脈硬化の測定器までさまざまな医療機器をご用意
人工透析においては、「オンラインHDF」という分子量の大きい物質なども取り除ける透析装置をご用意しています。合併症の原因物質なども取り除けるため、合併症予防のはたらきも期待できます。透析では、多種類の血液浄化療法を施行、多種類の透析器を使用することで、患者さまお一人おひとりに合った透析条件を設定しております。
動脈硬化の測定には、ABI検査とCAVI検査ができる血圧脈波測定器や、頸動脈エコーを使用しています。また、HbA1cの検査装置も導入しています。HbA1cは糖尿病治療における血糖コントロールの目標値の一つであり、この装置では指先から血液を採取し10分ほどで結果を測定できます。
このほか、脈波分析機能付き自動血圧計、血液ガス分析装置、酸素ボンベ、心電計、自動体外式除細動器(AED)、画像診断用超音波断層装置、単純デジタルエックス線撮影装置、心拍監視装置、ホルター型長時間心電計、超音波骨評価装置、経皮的動脈血酸素飽和度測定器などを保有しています。
アクセスが便利
JR新横浜駅から徒歩約5分の立地。通院が困難な透析患者さまの送迎も行っています
当院は、横浜市営地下鉄ブルーライン「新横浜駅」の8番出口からは徒歩約5分、JR横浜線・東海道新幹線「新横浜駅」北口からは徒歩約5分の場所にあり、公共交通機関で通いやすい場所にあります。
1993年に新横浜に開業して以来、近隣の住民、近隣地域の方々に医療を提供してきました。これからますます発展する新横浜とともに、当院もさらに躍進していきたいと考えています。
当院では、通院が困難と考えられる透析患者さまを対象に、通院の負担を軽減するために委託会社と連携して送迎をおこなっています。送迎の利用料は月3000円となっています。通院が困難と悩まれている透析患者さまはご相談ください。
※送迎の利用条件は、患者さまあるいは家族の方が送迎を希望する、来院時刻が送迎に要する平均所要時間内にある、透析治療が必要とされている、車での片道が約30分圏内、当院が規定する条件に同意するなどです。ご希望の方は、まずはご相談ください。
医師・スタッフの専門性
糖尿病内科、腎臓内科、泌尿器科それぞれの担当医が在籍しています
当院には内科(生活習慣病)、人工透析、糖尿病内科、腎臓内科、泌尿器科それぞれを担当する医師が在籍しています。
医療において重要なことは患者さまが健康を取り戻すことで、当院では患者さまの病気が重症化するのを防ぎ、病気に対する意識を持てるようにはたらきかけていきます。もし健康診断で異常を指摘されたら、「最初の相談窓口」として患者さまにはご利用いただければ幸いです。患者さまの容体をしっかりと把握したうえで当院での治療が困難な場合には、連携している近隣の基幹病院を紹介いたします。
また、基幹病院を退院し、当院に通院となった患者さまに対しては、経過観察をおこないながら病状の緩和に向けた治療をおこないます。基幹病院には患者さまの数も多く、どうしても待ち時間が長くなってしまう傾向がありますので、病状が安定されてきた方は当院のような「地域のかかりつけの医院」を上手にご活用いただければと考えております。
なお、それぞれの科目の診療に関しましては曜日が決まっており基本的に予約制です。お手数をおかけして申し訳ございませんが、ご予約のうえお越しいただけますようお願いいたします。