生活習慣病
糖尿病・脂質異常症・高血圧症の検査と治療に力を入れています
当院は、糖尿病・脂質異常症・高血圧症といった生活習慣病の検査や治療に力を入れております。
糖尿病は、血糖値とHbA1cの測定が可能で、結果は即日お伝えすることが可能です。合併症を早期発見するために、骨密度測定や、神経伝達検査も行っています。
脂質異常症は、動脈硬化を引き起こすリスクの高い疾患です。LDLコレステロール、HDLコレステロール、トリグリセライド(中性脂肪)などの数値を測定するだけではなく、血圧脈波検査で動脈硬化の進行度合いも把握した上で、お薬の量を決定していきます。
高血圧症は、一次性高血圧と二次性高血圧に分けられ、原因により治療方法が異なるため、最初の鑑別診断が大切です。二次性高血圧は、内分泌疾患である原発性アルドステロン症や睡眠時無呼吸症候群などが原因となって引き起こされる高血圧症で、原因となる疾患の治療を行う必要があります。お薬を飲み始めてからでは、正しいホルモン値を計測することが難しくなるため、お薬を飲み始める前にご相談いただければ幸いです。
生活習慣病は、本来は、途中で治療をやめることなく、継続して通っていただくことが望ましい疾患です。しかし、何らかの事情により通院が途切れてしまうこともあるでしょう。そんな時は、患者さまを責めることなく、医師・スタッフ一同で温かく迎え、「再び頑張っていきましょう」と励ますようにしています。健診で異常を指摘された方の二次健診にも対応していますので、まずはご相談ください。
医師・スタッフの専門性
女性の院長、スタッフが患者さまに対して家族のように温かく寄り添うクリニック
当院は、生活習慣病の検査や治療に注力し、患者さまのために何ができるかを考え、誠心誠意心を込めて、日々の診療にあたっています。
当院が目指しているのは、まるで家族のように患者さまにお一人おひとりに温かく寄り添うことです。院長は、母のような温かさ、娘のような労り、兄弟姉妹のような気楽さを持って、患者さまに接するように配慮しています。
子育て世代のスタッフも多く、不安な気持ちでご来院された患者さまを優しく包み込むように、愛情を持ってお迎えできるよう心がけています。患者さまにとって、家族のように、心のよりどころにしていただけるクリニックを目指しています。
痛風(高尿酸血症)
通常時はきめ細やかな管理を行い、発作時には整形外科とも連携の上対応します
当院は、痛風(高尿酸血症)の治療に注力しており、通常時だけではなく、発作時にも対応が可能で、きめ細やかなトータルケアを行うように努めています。
血液中の尿酸が高い状態を高尿酸血症と言い、生活習慣病のひとつです。尿酸値が高いだけでは自覚症状はほとんど生じませんが、高尿酸血症は痛風や腎結石、尿路結石などを引き起こす原因となります。尿酸値が飽和溶解度を超えると、関節内に尿酸塩結晶が生じ、激しい関節の痛みが起こります。これを、痛風発作と言います。
当院では、通常時には定期的な血液検査によって尿酸値や腎機能の状態を把握しながら、生活習慣改善の指導、内服薬などによるきめ細やかな尿酸値のコントロールを行ってまいります。説明にも力を入れており、病気を理解していだくために、痛風についてわかりやすく解説した小冊子や書籍、電子絵本もご用意しております。
痛風発作が起きた時には、点滴加療、内服加療、日常生活指導で対応するほか、痛みが激しく歩行が困難な患者さまに対しては、同ビル内の整形外科と連携して治療を行い、整形外科にて松葉杖の貸し出しや局所の痛み止め注射を行っています。また、近隣の泌尿器科クリニックへの紹介を行い、腎結石の有無を確認する検査もおすすめするようにしています。
健診で、尿酸値の異常を指摘された方は、ご相談いただければ幸いです。
院内設備
HbA1c測定器、神経伝導検査装置をはじめ各種検査機器を導入しています
当院は、HbA1c測定器、血算・CRP測定器、尿分析装置、神経伝導検査装置、超音波骨密度測定装置、血圧脈波測定装置、心電計、スパイロメーター、貸し出し可能な睡眠時無呼吸症候群の簡易検査機器、オージオメーターなど各種検査機器を備えており、糖尿病・脂質異常症・高血圧症・痛風など生活習慣病を中心に、合併症も含めたさまざまな検査に対応できるようにしています。
クリニックには、体調の悪い方がご来院されるわけですから、少しでも不安な気持ちを取り去ることができるリラックスできるような空間にしたいと考え、待合室には暖かい色合いの照明を配しています。窓枠の金属は木目調のシールで覆い、暖かみのある雰囲気にいたしました。院内のトイレはできるだけ広々とした作りにし、荷物を置ける台も設置しています。また、院外には、多目的トイレもあり、ベビーカーや車いすのまま入ることも可能です。点滴室のいすは、ハイバックの電動リクライニングチェアを設置しています。点滴室の照明は調節が可能です。点滴の時間を使ってゆっくりとお休みいただきたい場合には暗く、スマートフォンや本などをご覧になる場合には明るくと、お好みに合わせて調節していただけます。かぜ症状のある方は、多目的室を利用して隔離させていただいております。
内科では、患者さまとゆっくりコミュニケーションをはかり、時間をかけてお話しすることが大切です。診察室は、広々とした開放感のある空間にすることで、患者さまに「いつまでも話していたい」と思えるような空間となるようにしています。