内科
運動療法や食事療法を主軸に、できるだけ薬に頼らない治療を心がけています
当クリニックでは風邪、胃腸炎、インフルエンザ、花粉症といった急性疾患から高血圧症や脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病まで幅広く診療を行っています。
生活習慣病は自覚症状に乏しく、気付かないうちに動脈硬化を進行させたり、がんを引き起こしたりすることがあります。血管年齢を調べる脈派検査や頸動脈エコー検査などを行い、動脈硬化の程度を精査いたします。そうすることで、どのような治療が適しているのかを知ることができます。食事療法と運動療法を主軸に、必要に応じて薬物療法を併用いたします。また、肺気腫、気管支喘息などの病気も診療しています。肺気腫においては、肺年齢の測定も可能です。
また、生まれ育った桂で皆さまに医療の面で貢献したいと考えています。生活習慣病が気になる方もぜひ当クリニックまでお越しください。
高血圧
高血圧症の治療で取り組んでいることは何ですか?
血圧コントロールの必要性を伝えるなど、モチベーションを高めるための取り組みを行っています。
高血圧の緩和のためには、食事療法と運動療法を継続して行っていただく必要があります。しかし、高血圧は自覚症状に乏しいため、継続して行うことが難しいです。当クリニックでは、血圧をコントロールする必要性を具体的にお伝えするなど、モチベーションを高めていただくための取り組みを行っています。
また、血圧のコントロールに関して身に付けた知識を余すところなくお伝えさせていただいています。血圧が本当にコントロールできているのか分からないことも、モチベーションを維持することが難しい理由の一つです。そのため、家庭用の血圧測定器の購入をご提案しています。当クリニックでは患者さまにモチベーションを高めていただき継続的な治療ができるようサポートいたします。
インフルエンザ
インフルエンザの検査は12時間程度経過しなければできませんか?
発症後数時間は、検査でウイルスを検出できない可能性がありますので、臨床経過等を含めて診断します。
インフルエンザウイルスは、A型とB型、(C型)に大きく分類されており、シーズンによって流行する型が異なります。また、1回のシーズンに二つ以上の型のインフルエンザが流行することもあるため、同じシーズンに2回以上感染する場合もあります。
インフルエンザは、ウイルスが呼吸によって鼻粘膜、咽頭や気道に侵入して、増殖することで発症します。増殖スピードが速く、突然高熱が出て、関節痛や全身倦怠感が生じたり、咳、鼻水、咽頭痛等の風邪症状が現れたりします。
インフルエンザウイルスを検出する検査を行うことで診断はできますが、発症後数時間以内であれば、ウイルス量が少なく迅速測定キットでは検出できない事もあります。そのため、迅速測定キットに頼るだけではなく、臨床経過等を含めて診断していきます。なお、発症してから48時間以内であれば、抗インフルエンザウイルス薬を使用する事によってウイルスの増殖を減らし、症状を早く和らげる事ができます。
特定健康診査
メタボリックシンドロームが心配なのですが。
当クリニックでは、特定健康診査を行っています。気になる方は受診をご提案いたします。
特定健康診査(※)は、特定健診やメタボ健診などとも呼ばれており、メタボリックシンドロームに該当している方やその予備軍を対象に、生活習慣病の早期発見を目的とした検査です。
メタボリックシンドロームは、糖尿病や高血圧、脂質異常症など生活習慣病の方に多く、また、複数の生活習慣病を合併することもあります。そのため、動脈硬化が促進され、心筋梗塞や脳梗塞などにいたるケースがあります。これらの悪循環により、最終的に生命に危険が及ぶような病気を引き起こす状態はメタボリックドミノと呼ばれています。
生活習慣病の早期発見・早期治療のためにも、当クリニックでは、特定健康診査を行っています。検査項目は、身体測定や血圧測定、尿検査や血液検査などがあり、必要に応じて心電図検査なども行いますので、当クリニックでの健診をご提案します。
(※)は、お住まいの市区町村によっては補助制度を利用できます。
消化器内科
肝硬変に繋がるC型肝炎や脂肪肝などの診療も行っています
肝臓は『沈黙の臓器』と呼ばれ、自覚症状が出にくい臓器です。症状が現れにくいので、発見が遅れることも珍しくありません。健診等で肝機能障害が見つかった時には、ぜひとも当クリニックに受診してください。
まずはB型肝炎、C型肝炎といったウイルス性肝炎の有無を調べます。血液検査、腹部エコーを含めた検査にて、その他免疫の異常で起こる肝障害等を診断します。ウイルス性肝炎は、以前と違って治療経過が変わってきました。副作用も少ない経口の抗ウイルス剤により、B型肝炎はコントロール可能となり、C型肝炎は治るようになってきました。
また、脂肪肝は増加傾向にあります。進行する脂肪肝である非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)も増加しています。肝臓の生活習慣病と言われ、食事・運動療法から始め、それでも十分にコントロールできない方には、薬物療法を行っています。肝臓に負担がかかると最終的に肝硬変・肝癌になる恐れがありますので、自覚症状に頼らずに、早めに受診していただければと思います。
消化器内科に関するQ&A
ウイルス性肝炎
ウイルス性肝炎の病気が心配です。検査を受けることはできますか?
はい。血液検査で診断することができます。ウイルス療法は保険適用で受診していただけます。
B型肝炎ウイルスやC型肝炎ウイルスによる肝炎のことをウイルス性肝炎といいます。血液検査で診断することができます。
当クリニックは肝炎ウイルス(B型・C型)検査の検査協力医療機関ですので、京都市にお住まいの方は、無料で肝炎ウイルスの血液検査を受けられます。
自覚症状に乏しく、放置することで肝硬変のみならず肝臓がんまで進行する可能性があります。そのため、ウイルス性肝炎は生命に危険が及ぶ病気だといえます。血液検査に加え、腹部エコー検査のような画像検査を行う必要もあります。
近年では、副作用の少ない経口の抗ウイルス剤にてB型肝炎はコントロールができるようになり、C型肝炎は2-3か月で治る時代になりました。
なお、抗ウイルス療法は医療助成の対象ですので、月に1~2万円(市民税納付額により)にて治療を受けられます。
胃腸内科
上部内視鏡やレントゲン、腹部エコーや採血などの検査を行っています
当クリニックでは、逆流性食道炎やヘリコバクターピロリ胃炎、胃潰瘍および十二指腸潰瘍、機能性ディスペプシア、膵炎などの診療を行っています。
近年、ピロリ菌に感染している方が減少傾向にあるため、慢性胃炎の患者さまも減少傾向にあります。しかし、反対に逆流性食道炎の患者さまが増加傾向にあります。これは、食生活の欧米化により、脂質が多い食品を摂ることが多くなったためだと考えられています。
逆流性食道炎の検査では、上部内視鏡検査を行います。逆流性食道炎は、胃酸が食道へと上がってくるため、胸やけを感じることがあります。このような症状がある場合には、一度当クリニックで検査を受けていただくことをご提案します。
胃腸内科に関するQ&A
胸やけ
胸やけがあるのですが。
胸焼けを引き起こす病気として、逆流性食道炎の方が増えております。
胃や食道の病気では、お腹の不快感や胸やけ、むかつき、便秘などさまざまな症状が現れます。胸やけの場合は逆流性食道炎が疑われます。
必要に応じて、胃カメラ等の精査を行い薬物療法中心に治療を行います。また肥満、アルコール、生活習慣等の関与もあり、総合的に治療していきます。
坂本内科クリニックの基本情報
診療科目 | 内科 消化器内科 胃腸内科 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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診療内容 |
健康診断 |
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住所 |
京都府京都市西京区桂南巽町146 グラシューズ桂3F
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アクセス |
駐車場有り(3台) |
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診療時間・休診日 |
休診日 日曜・祝日 土曜診療 19時以降診療
木・土曜午後、日曜祝日休診 |
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電話番号 |
075-754-7877 |
特徴・設備
特徴 |
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待合室 |
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設備 |
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駐車場 |
駐車場有り(3台) |
専門医 |
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対応可能な症状・疾患など
症状・疾患 |
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治療 |
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掲載している情報についてのご注意
医療機関の情報(所在地、診療時間等)が変更になっている場合があります。事前に電話連絡等を行ってから受診されることをおすすめいたします。情報について誤りがある場合は以下のリンクからご連絡をお願いいたします。
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おすすめポイント
ポイント1
平日の午前診は8時半から、午後診は19時半まで、土曜も診療
平日(木曜日を除く)は8:30~12:00と16:30~19:30まで診療。土曜日も8:30から診療しているため、仕事前や仕事帰り、休日にも通院しやすい環境です。
ポイント2
「桂駅」より徒歩約3分。3台分の駐車場もあり
阪急京都線「桂駅」西口から徒歩で約3分。駐車場には3台分のスペースがあります。駅から近いので通いやすく、車でも通院できます。
ポイント3
内科や肝臓を専門とする医師が在籍
院長は「日本内科学会認定 総合内科専門医」「日本肝臓学会認定 肝臓専門医」です。ささいなお悩みから、生活習慣病、肝臓や消化器疾患の専門的な相談まで対応可能です。