初めて来院された患者さまに対して心がけていることがあれば教えてください。また、説明・カウンセリングをしていく中で、重視していることはありますか？

お互いに身構えた状態でお話しすると、必要な情報を聞き落としてしまうこともありますので、初めてお会いする患者さまには、特にたくさん会話をして、できるだけ打ち解けていただけるように心がけていますね。できるだけ、病気や病状についての説明も日常的な雑談をするような雰囲気でお話ししたいと思っています。その方が話しやすいと思いますので。でも、スタッフからはいつも話が長いって怒られるんですよ（笑）。これまでの診療を振り返ってみて、患者さまとお話が足りなかったというケースもあります。そういうことがあると、もう少しきちんとお話しできていたらな、ととても後悔するんです。病気について、僕の方で気づけなかったというケースがないように、できるだけ患者さまがお話ししやすいような雰囲気を作るようにしています。

診療のモットーを教えてください。

僕ら医師は、何でも治せるわけではありません。できることは限られていますし、全員を治せるわけではないんです。もちろんよりよい結果へ向けて、できる限りのことはさせていただきますが、たとえ改善が難しい病気だったとしても、患者さまに納得して帰っていただくということをモットーとして治療しています。たとえば、病気のこの部分についてはこういった可能性があります、この部分に関しては改善することは難しいけれどもこういったつきあい方をしていきましょうということを提案します。そして、そのことを患者さまにもきちんと理解し納得した上で、来てよかったと思っていただいて、ご帰宅いただけたらと思っています。

病院が苦手なお子さまのために行っている工夫があれば教えてください。

この病院に来たらひどい目に遭うという記憶だけを積み重ねないようにしています。もちろん、病状によってここまでは今日診ておかないといけないという場合もありますし、できないからやめときましょうというのもやりたくないので、そこはそのお子さんにも頑張ってもらわないといけないのですが。無理強いはせずに、できる範囲のことをやって、今回はここまでねというようにはしています。また、僕は極力だまし討ちのようなことはしたくないんです。たとえば、「痛くないよ」って言って注射をするとか、「怖くないよ」って言って怖いことをするとか、そういうことは決してしないようにしています。「いまから少しだけ痛いことするけど、我慢できる範囲のものだからね」と、お子さんにもきちんと説明するようにして、眼科は怖くないということをわかってもらうようにします。実際、眼科って怖くないんですよ。

貴院のスタッフの自慢できる点を教えてください。

患者さまのことを、とてもよく考えてくれる点です。こうすると患者さまに喜んでいただけるのではないかとか、患者さまの不安感がやわらぐのではないかということをスタッフ自身で考えて動いていて、医院の中が和やかな雰囲気になるように心がけてくれています。そのおかげで患者さまもスタッフと話しやすいのか、「先生、○○さんがこう言っていました」と、スタッフが患者さまの言っていたことを伝えてくれることもあります。患者さん、僕には言ってくれなかったのにと思いますが（笑）、そのようにスタッフが気づいてくれるのは情報の見落としを防ぐという点で、とても助かります。

スタッフ教育で力を入れているところはありますか？

僕自身が、具体的にスタッフに指導をしたことはないのですが、スタッフの見本になるようにと考えて行動するようにしています。たとえば、院長先生や事務長さんといった病院の中心的な人物が親切だと、その考え方はスタッフまで浸透していくものなんですよ。だから僕も、患者さまに対して、できるだけ親切であろうと心がけています。対応で困ったり悩んだりする時は、とにかく患者さまに喜んでいただけることを選択します。もしどうしていいかわからなかったら、僕が対応するからねと伝えています。「患者さまに喜んでいただける病院であること」という病院としての目指すべき方向を、スタッフも理解してくれているから、あえて指導や教育をしなくてよいのだと思います。僕とスタッフ皆の考え方が十分浸透し合って、目指すべき方向が一致しているんでしょうね。

この町で開業に至った経緯を教えてください。

僕は、和歌山市で生まれ和歌山市で育ちました。小中高大とずっと和歌山から離れることなく、過ごしています。生まれ育ったのは、この小雑賀の地域ではないですが、ほぼ地元だと言えるでしょう。この地域での開業を選んだ理由は、連携をしている和歌山県立医科大学に近いからです。開業するまではずっと医大に勤務し、開業後の現在も週に1度の特殊外来を担当させてもらっています。医大での勤務期間中は白内障・硝子体・網膜・結膜・眼瞼・結膜・角膜・緑内障などの眼科全般の手術や未熟児診療などの特殊診療まで、様々なジャンルの診療をおこなってきました。医大からは視能訓練士さんが土曜日に当院へ応援に来てくれていますし、さまざまな連携をおこなっているのですが、僕の知らないうちに患者さまがご案内されていることもあるようです。医大は患者さまが多いために、どうしても「まず開業医のところで診てもらって」となることも多いのですが、そういう時、「とりあえずこの近くの藤田眼科で診てもらってきて、そこの先生、この医大でも診ている先生だから」と、紹介されていることもあるみたいですね（笑）。

休日の過ごし方を教えてください。

休日は、子どもたちと遊んでいることが多いですね。平日は忙しくて、なかなか家族と一緒に過ごすことができません。だから、子どもたちの方から「お父さん、日曜日は空いている？何をする？」と聞いてきます。僕はもともとプラモデルが好きだったんですが、誕生日のお祝いに贈ったら子どもたちも好きになってくれたので、いまでは子どもたちと一緒に作って遊んでいます。僕は、学生時代、部活でドラムをたたいていたんです。卒業してからも、かつてのメンバーたちと集まって演奏することもあったんですが、最近はそういう機会もすっかり少なくなりました。でも、いまでも家に電子ドラムを置いているんです。これも、休日に子どもたちと一緒にたたいて遊んでいます。

リラックスできる時はどんな時ですか？

やはり、子どもたちと一緒にいると癒やされますよね。でも、僕は一人の時間というのも、結構好きなんです。最近は、水泳を再開しました。子どもの頃は、ものすごくたくさん泳いでいたんです。ダイエットのために、久しぶりに泳ぐようになったんですが、体を動かすからものすごくおなかが減って、たくさんご飯を食べてしまっていますから、……ダイエットにはなっていないですね（笑）。ご飯と言えば、僕は趣味がとても多くて、料理を作るのも大好きです。休日の晩ご飯の担当は、僕なんです。とはいえ、下準備や洗い物は妻にやってもらっていますので、家事を担当しているというわけではなく、趣味でご飯を作らせてもらっているという感じです。

尊敬する人物はいらっしゃいますか？また、その理由を教えてください。

僕が人間的に尊敬する人物は兄ですね。子どもの頃から、できた長男で、僕や妹の面倒をよく見てくれていて、優秀で、責任感があって、とても人がいいんです。いまは、歯科医師をしていますけれど、中学生、高校生の頃から、兄貴という存在にずっとあこがれていました。医療人として尊敬しているのは父です。父も歯科医師なんですが、とにかく困っている患者さま、痛がっている患者さまを助けてあげたいという気持ちが強い人です。患者さんを第一に考えていて、患者さんが歯を痛がっていたら、休日そっちのけで治療に行ってしまうような人ですね。僕の人間形成や考え方の根幹は、父の影響を受けていると思いますし、困っている患者さまをまず助けるという姿勢は父から見習っていきたいです。人間的には、兄のようになりたいです。

藤田眼科(和歌山市|紀三井寺駅)【口コミ/評判・10件】|EPARKクリニック・病院

フレンドリーな眼科専門医がどんな相談にも対応、患者さまお一人おひとりに合った診療をお届けします

おすすめポイント

院長は和歌山県立医大で週に一度、小児・斜視弱視を診療しています

和歌山県立医大とは、現在も綿密な連携体制を構築しています。キッズスペースも備え、お子さまの診療に慣れた院長が眼科はいやだと思われない工夫をした診察をおこなっています。
忙しい方も通院しやすい、土曜日14時まで診療

土曜の診療時間は、9:00～14:00です。会社勤めの方や学生の方も、土曜日を使って通院することが可能です。
16台分の駐車場があり、お車での通院に便利です

駐車場は、身体障害者用スペースを含む16台分です。お車での通院や、手術時にご家族がお車で送迎するのにも十分な駐車スペースがあります。

特徴 1

医師・スタッフの専門性

性別・年齢問わず、眼科専門医が幅広く対応。小さな悩み事でもご相談ください

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特徴 2

院内設備

OCTなどさまざまな医療機器を取りそろえています

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特徴 3

十分な説明

一方的な説明ではなく、患者さまとの会話を重視して、わかりやすく説明します

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特徴 4

医師・スタッフの専門性

結膜疾患、眼瞼内反、眼瞼下垂など患者さまに合わせた治療をおこないます

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診療時間・休診日

休診日

日曜・祝日

土曜診療

	月	火	水	木	金	土	日	祝
9:00～12:00	●	●	●	●	●		休	休
15:30～19:00	●	●	●		●		休	休
9:00～14:00						●	休	休

休診日：木曜午後・土曜午後・日曜・祝日
火曜の午後は手術です。

交通案内

和歌山県和歌山市小雑賀710

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アクセス

紀勢本線(きのくに線)紀三井寺駅徒歩20分
紀勢本線(きのくに線)宮前駅徒歩19分
わかやま電鉄貴志川線竈山駅駅から2,229m
わかやま電鉄貴志川線神前駅(和歌山県) 駅から2,364m

和歌山バス紀三井寺線「南小雑賀停留所」より、徒歩約1分

医院写真

日本眼科学会認定　眼科専門医が診療いたします
受付と待合室
診察室
キッズスペース
手術の後はリカバリースペースでゆっくり休めます
手術室
検査室
OCT（網膜の断層画像を撮影する検査機器）

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特徴

特徴 1

医師・スタッフの専門性

性別・年齢問わず、眼科専門医が幅広く対応。小さな悩み事でもご相談ください

当院は、老若男女、疾患内容を問わず、幅広く眼に関する疾患の対応ができます。検査、手術、治療などを一貫して当院内で完結すべく、さまざまな医療機器を取りそろえており、それに応じた知見や技術を用いて治療にあたっております。

また、院長は「日本眼科学会認定眼科専門医」です。和歌山県立医科大学眼科学教室の非常勤医師としても勤務する院長が、治療をおこないます。

お子さまからご年配の方まで幅広い年代の患者さまのさまざまなご相談に対して、院長は開業医として「うちでは対応できません」というようなことがないように備えています。どんな小さな悩み事であっても、眼に関するかかりつけとして気軽にご利用いただける医院でありたいと思っております。

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特徴 2

院内設備

OCTなどさまざまな医療機器を取りそろえています

当院は、OCT（網膜の断層画像を撮影する検査機器）などの院内設備を当然の基準として取りそろえるようにしております。大学病院などでないとなかなか揃えるのが難しい機器も、万が一の場合に備えて設備しています。

生活環境や年齢、疾患を問わず幅広い検査や治療をおこなうためには、それぞれに応じた検査機器が必要になります。設備面を理由に患者さまが転院を余儀なくされることもあります。開業医として、一人ひとりの患者さまを最初から最後まで責任を持って治療をおこないたいというモットーから、より疾患の治療に専念できるよう、それらの機器を導入しております。

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特徴 3

十分な説明

一方的な説明ではなく、患者さまとの会話を重視して、わかりやすく説明します

当院では患者さまに病気の原因や治療などを説明する際、パネルやリーフレットに頼るのではなく、会話に重きを置くようにしております。きちんと対話をしながら、理解を促すよう心がけております。その際、医療用語を使い過ぎず、たとえ話をしたり、検査結果を画像などで共有したり、必要に応じて絵を描いたりと視覚的にもわかりやすい説明になるよう、工夫しています。

特に気をつけておこなっているのは、疾患と治療のベースとなる根幹の部分をしっかりと患者さまに説明し、きちんとご納得いただくということです。特に初診時など、治療を開始する前には時間をかけて、なぜ、そうなっているのかという症状の原因について、その治療をなぜおこなわなければならないのかという治療の必要性について、時間をかけて説明いたします。

また、院長はフレンドリーな性格なため患者さまとの距離も近く、ささいな症状や状況を話しやすい雰囲気作りを意識しています。ちょっとした疑問や不安がありましたら、相談してください。

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特徴 4

医師・スタッフの専門性

結膜疾患、眼瞼内反、眼瞼下垂など患者さまに合わせた治療をおこないます

当院では、白内障の診療と、局所麻酔でおこなう日帰りの白内障手術に対応しています。また、翼状片のような結膜疾患や、眼瞼内反（がんけんないはん）、眼瞼下垂（がんけんかすい）といった瞼（まぶた）の疾患の治療もおこなっております。

加齢黄斑変性症は、加齢によって網膜の中心部である黄斑に老廃物が蓄積して障害がおこり、見たいところが見えにくくなるなど視機能（視力・視野）が低下していく疾患です。当院では、抗VEGF薬を硝子体注射によって投与する硝子体注射に対応しております。

白内障、眼瞼内反、眼瞼下垂などの疾患は、手術による治療がよくおこなわれますが、当院ではご来院されてすぐに手術をおこなうとは限りません。患者さまがいまどのような症状に困っていて何をお望みでいらっしゃるのか、対話しながらお一人おひとりに合わせた治療方針を決定していきます。

患者さまそれぞれの治療方針に合わせ、手術についてもその必要性を患者さまにご理解いただいた上で患者さまのご希望に合わせたタイミングでおこないます。当院では検査、手術、治療、アフターケアまでトータルでサポートしてまいります。

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インタビュー

患者さまに喜んでいただける病院という方向性はスタッフにも浸透しています

初診の患者さまとは、「たくさん会話をして、できるだけ打ち解けていただけるように心がけていますね」。
僕自身、「患者さまに対して、できるだけ親切であろうと心がけて」、スタッフの見本となるようにしています。

お子さまに対してもきちんと説明をします。痛いのに「痛くないよ」とだまし討ちのようなことはせず、「いまから少しだけ痛いことするけど、我慢できる範囲のものだからね」ときちんと話して、わかってもらうようにしますね。

初めて来院された患者さまに対して心がけていることがあれば教えてください。また、説明・カウンセリングをしていく中で、重視していることはありますか？
診療のモットーを教えてください。
病院が苦手なお子さまのために行っている工夫があれば教えてください。
貴院のスタッフの自慢できる点を教えてください。
スタッフ教育で力を入れているところはありますか？
この町で開業に至った経緯を教えてください。
休日の過ごし方を教えてください。
リラックスできる時はどんな時ですか？
尊敬する人物はいらっしゃいますか？　また、その理由を教えてください。

初めて来院された患者さまに対して心がけていることがあれば教えてください。また、説明・カウンセリングをしていく中で、重視していることはありますか？: お互いに身構えた状態でお話しすると、必要な情報を聞き落としてしまうこともありますので、初めてお会いする患者さまには、特にたくさん会話をして、できるだけ打ち解けていただけるように心がけていますね。

できるだけ、病気や病状についての説明も日常的な雑談をするような雰囲気でお話ししたいと思っています。その方が話しやすいと思いますので。でも、スタッフからはいつも話が長いって怒られるんですよ（笑）。

これまでの診療を振り返ってみて、患者さまとお話が足りなかったというケースもあります。そういうことがあると、もう少しきちんとお話しできていたらな、ととても後悔するんです。

病気について、僕の方で気づけなかったというケースがないように、できるだけ患者さまがお話ししやすいような雰囲気を作るようにしています。

診療のモットーを教えてください。: 僕ら医師は、何でも治せるわけではありません。できることは限られていますし、全員を治せるわけではないんです。もちろんよりよい結果へ向けて、できる限りのことはさせていただきますが、たとえ改善が難しい病気だったとしても、患者さまに納得して帰っていただくということをモットーとして治療しています。

たとえば、病気のこの部分についてはこういった可能性があります、この部分に関しては改善することは難しいけれどもこういったつきあい方をしていきましょうということを提案します。そして、そのことを患者さまにもきちんと理解し納得した上で、来てよかったと思っていただいて、ご帰宅いただけたらと思っています。

病院が苦手なお子さまのために行っている工夫があれば教えてください。: この病院に来たらひどい目に遭うという記憶だけを積み重ねないようにしています。もちろん、病状によってここまでは今日診ておかないといけないという場合もありますし、できないからやめときましょうというのもやりたくないので、そこはそのお子さんにも頑張ってもらわないといけないのですが。無理強いはせずに、できる範囲のことをやって、今回はここまでねというようにはしています。

また、僕は極力だまし討ちのようなことはしたくないんです。たとえば、「痛くないよ」って言って注射をするとか、「怖くないよ」って言って怖いことをするとか、そういうことは決してしないようにしています。「いまから少しだけ痛いことするけど、我慢できる範囲のものだからね」と、お子さんにもきちんと説明するようにして、眼科は怖くないということをわかってもらうようにします。実際、眼科って怖くないんですよ。

貴院のスタッフの自慢できる点を教えてください。: 患者さまのことを、とてもよく考えてくれる点です。こうすると患者さまに喜んでいただけるのではないかとか、患者さまの不安感がやわらぐのではないかということをスタッフ自身で考えて動いていて、医院の中が和やかな雰囲気になるように心がけてくれています。

そのおかげで患者さまもスタッフと話しやすいのか、「先生、○○さんがこう言っていました」と、スタッフが患者さまの言っていたことを伝えてくれることもあります。患者さん、僕には言ってくれなかったのにと思いますが（笑）、そのようにスタッフが気づいてくれるのは情報の見落としを防ぐという点で、とても助かります。

スタッフ教育で力を入れているところはありますか？: 僕自身が、具体的にスタッフに指導をしたことはないのですが、スタッフの見本になるようにと考えて行動するようにしています。たとえば、院長先生や事務長さんといった病院の中心的な人物が親切だと、その考え方はスタッフまで浸透していくものなんですよ。だから僕も、患者さまに対して、できるだけ親切であろうと心がけています。

対応で困ったり悩んだりする時は、とにかく患者さまに喜んでいただけることを選択します。もしどうしていいかわからなかったら、僕が対応するからねと伝えています。

「患者さまに喜んでいただける病院であること」という病院としての目指すべき方向を、スタッフも理解してくれているから、あえて指導や教育をしなくてよいのだと思います。僕とスタッフ皆の考え方が十分浸透し合って、目指すべき方向が一致しているんでしょうね。

この町で開業に至った経緯を教えてください。: 僕は、和歌山市で生まれ和歌山市で育ちました。小中高大とずっと和歌山から離れることなく、過ごしています。生まれ育ったのは、この小雑賀の地域ではないですが、ほぼ地元だと言えるでしょう。

この地域での開業を選んだ理由は、連携をしている和歌山県立医科大学に近いからです。開業するまではずっと医大に勤務し、開業後の現在も週に1度の特殊外来を担当させてもらっています。医大での勤務期間中は白内障・硝子体・網膜・結膜・眼瞼・結膜・角膜・緑内障などの眼科全般の手術や未熟児診療などの特殊診療まで、様々なジャンルの診療をおこなってきました。

医大からは視能訓練士さんが土曜日に当院へ応援に来てくれていますし、さまざまな連携をおこなっているのですが、僕の知らないうちに患者さまがご案内されていることもあるようです。医大は患者さまが多いために、どうしても「まず開業医のところで診てもらって」となることも多いのですが、そういう時、「とりあえずこの近くの藤田眼科で診てもらってきて、そこの先生、この医大でも診ている先生だから」と、紹介されていることもあるみたいですね（笑）。

休日の過ごし方を教えてください。: 休日は、子どもたちと遊んでいることが多いですね。平日は忙しくて、なかなか家族と一緒に過ごすことができません。だから、子どもたちの方から「お父さん、日曜日は空いている？　何をする？」と聞いてきます。

僕はもともとプラモデルが好きだったんですが、誕生日のお祝いに贈ったら子どもたちも好きになってくれたので、いまでは子どもたちと一緒に作って遊んでいます。

僕は、学生時代、部活でドラムをたたいていたんです。卒業してからも、かつてのメンバーたちと集まって演奏することもあったんですが、最近はそういう機会もすっかり少なくなりました。でも、いまでも家に電子ドラムを置いているんです。これも、休日に子どもたちと一緒にたたいて遊んでいます。

リラックスできる時はどんな時ですか？: やはり、子どもたちと一緒にいると癒やされますよね。でも、僕は一人の時間というのも、結構好きなんです。最近は、水泳を再開しました。子どもの頃は、ものすごくたくさん泳いでいたんです。ダイエットのために、久しぶりに泳ぐようになったんですが、体を動かすからものすごくおなかが減って、たくさんご飯を食べてしまっていますから、……ダイエットにはなっていないですね（笑）。

ご飯と言えば、僕は趣味がとても多くて、料理を作るのも大好きです。休日の晩ご飯の担当は、僕なんです。とはいえ、下準備や洗い物は妻にやってもらっていますので、家事を担当しているというわけではなく、趣味でご飯を作らせてもらっているという感じです。

尊敬する人物はいらっしゃいますか？　また、その理由を教えてください。: 僕が人間的に尊敬する人物は兄ですね。子どもの頃から、できた長男で、僕や妹の面倒をよく見てくれていて、優秀で、責任感があって、とても人がいいんです。いまは、歯科医師をしていますけれど、中学生、高校生の頃から、兄貴という存在にずっとあこがれていました。

医療人として尊敬しているのは父です。父も歯科医師なんですが、とにかく困っている患者さま、痛がっている患者さまを助けてあげたいという気持ちが強い人です。患者さんを第一に考えていて、患者さんが歯を痛がっていたら、休日そっちのけで治療に行ってしまうような人ですね。

僕の人間形成や考え方の根幹は、父の影響を受けていると思いますし、困っている患者さまをまず助けるという姿勢は父から見習っていきたいです。人間的には、兄のようになりたいです。

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医師・スタッフ

医師院長藤田　識人

眼には、自覚症状がなくとも深刻な病気があります。少しでも違和感がある場合は、ご来院ください。お子さまからご高齢者の方まで、眼に関する疾患を診療・検査・治療できるよう、設備・情報を蓄え、技術を磨いております。

丁寧かつ親身な対応で、眼の違和感や不快症状の治療はもちろん、疑問や不安の改善もお手伝いします。ご来院いただき、不安がやわらいで、「来てよかった」と思っていただけるよう努力いたします。ご家族のことも含めて気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

経歴: 2001年　　　和歌山県立医科大学　卒業
2001年4月　和歌山県立医科大学眼科学教室に入局
2009年4月　和歌山県立医科大学眼科学教室　助教
2010年　　　和歌山県立医科大学大学院医学研究科
2013年3月　和歌山県立医科大学眼科学教室　助教退職
2013年4月　和歌山県立医科大学眼科学教室　非常勤医師及び博士研究員
2013年7月　藤田眼科　開業
現在に至る
専門医・取得資格: 日本眼科学会認定眼科専門医

スタッフ視能訓練士栗栖　夕華

経歴: 2018年3月　大阪医療福祉専門学校視能訓練士学科　卒業
2018年4月　藤田眼科　視能訓練士
　現在に至る

2018年4月　視能訓練士免許

全掲載スタッフ(掲載中2人)

医師藤田　識人

スタッフ栗栖　夕華

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専門医	日本眼科学会認定眼科専門医