耳鼻咽喉科
患者さまがなんでも相談できる環境、生活しやすい環境づくりに努めます
当院は「患者さまがなんでも相談できる医院」を目指しています。患者さまは悩みを改善したいと思って来院されます。そのため、当院は院長・スタッフが笑顔を忘れず、患者さまとのコミュニケーションを重視した診療を心がけています。今まで、病院では緊張や遠慮などから、なかなか質問ができなかった患者さまも、なんでもご相談ください。
当院で診療する病気は、耳や鼻、喉などの五感、即ち人生の質に関わります。一つでも異常があると、生活する上で不快に思ったり、楽しめなかったりするためです。さらに日常生活に支障をきたす病気がたくさんあります。そのため、患者さまのQOLを考え、生活しやすい状態をつくることに尽力します。
「音楽を楽しむ」「食事をして味がわかる」「いい匂いをかぐ」など当たり前なことが、幸せな生活につながります。当院はその手助けができるように努めます。
滲出性中耳炎(しんしゅつせいちゅうじえん)
「滲出性中耳炎」は難聴の原因となる病気の一つで、お子さまとお年寄りに多い病気です。鼓膜の奥に滲出液という液体がたまり、耳の聞こえが悪くなる、呼びかけに返事がない、聞こえていないなどの症状があります。
この病気の原因は、耳と鼻をつなぐ管「耳管」の働きが悪くなることです。そのため、つながりをよくする必要があります。治療は、状態が軽度であれば投薬でおこない、投薬でも良くならない場合は、鼓膜切開など外科的な方法となります。鼓膜切開などは当院でできます。ただ、泣いてしまって手術ができないお子さまには、他の病院をご紹介いたします。お子さまを無理矢理抑えて処置すると、トラウマになり、次回の治療に影響するため、麻酔を使用したほうが良いからです。また、当院で処置をするお子さまに対しては、泣かないようにスタッフ一同できるかぎりの配慮をしています。また、お子さまは突然動くことがあるため、落ち着くように親御さまにそばにいていただき、処置いたします。
お子さまが呼びかけても返事をしない、聞こえていないなど、気になることがあれば、ご来院ください。
難治性反復性中耳炎(なんじせいはんぷくせいちゅうじえん)
「難治性反復性中耳炎」は、幼児に多い病気です。中耳は耳管によって鼻とつながっていますが、鼻から菌が入り、耳管を通り中耳にいき、中耳炎になります。この病気は、1歳~3歳くらいのお子さまが、集団生活の場(保育園など)に身を置くことで、菌をもらいやすくなり、発症します。また、中耳炎は、治療しても繰り返しなりやすいです。
治療で薬を使いすぎると、菌が薬に耐性を持ち、難治性の中耳炎になることがあるため、投薬量には注意が必要です。当院は、何度も来院せずに済むよう、調整して菌に作用する薬を処方し治療をします。
難聴
お子さまからご高齢の方も使用できる補聴器は、難聴の方の生活を快適にします。ただ、補聴器をお子さまに使うことについて、ためらいがある親御さまもおられますが、お子さまが生活しやすい環境を整えることは大切です。
難聴の原因は人それぞれです。軽度の場合は先天性の場合や、進行性のものであれば遺伝子が関係することもあります。進行性の難聴であればお薬を処方いたします。
当院は、メーカーの方を呼び、患者さま一人ひとりに合った補聴器を提案します。また、補聴器は電池切れや耳垢がつまるため、定期的なメンテナンスは大切です。そのため当院は、補聴器のメーカーの方に毎週金曜日に来ていただき、調整・メンテナンスをしていただいています。
ご家族の声が患者さまに届かず、コミュニケーションがとれないことは、お互いにとってストレスとなります。患者さまが生活しやすい環境を整えることで、患者さまだけではなく、ご家族もコミュニケーションがとれ、それが喜びになります。
聴力検査
当院では、小児用の聴力検査機器を導入しています。予約の必要はありませんのでご希望の場合は、お申し付けください。
この小児用の聴力検査機器は、1歳のお子さまでも検査できるように条件反射を利用した機器です。そのため、お子さまが遊びながら検査できます。
お子さまの、言語やコミュニケーションの能力が発達する時期は、生後2ヶ月~3年です。そのため、早めに補聴器や手術が必要になります。今は新生児のスクリーニング検査で、早期に難聴が見つけることができます。補聴器をつけても聞こえない重度な難聴の場合は、耳の中に電極を埋め込む手術があります。個人差はありますが、手術をすることで、普通学校に通えるくらいまで聞こえるようになる可能性もあります。
3歳までに異常を見つけることで、治療の選択肢が広がります。そして、治療することが、お子さまの将来の言語やコミュニケーション能力を向上させる手助けにつながります。少しでも不安をお持ちの親御さま、是非ご相談に当院にお越しください。
耳鳴り
「耳鳴り」は、原因である内耳とは別の現象です。そのため、聴神経を切断しても耳鳴りは止まりません。そのため、当院では「TRT療法(脳を耳鳴りの音に順応させるように訓練すること)」で耳鳴りを気にならないように訓練します。つまり、耳鳴りを聞こえなくする治療ではなく「慣れる」ということに焦点を当てた治療法です。
TRT療法は、耳鳴りの治療機器をつけておこないます。この療法は、慢性の耳鳴りに作用する方法と言われています。
当院の院長は、良くならないと言われる耳鳴りで困っておられる患者さまの手助けをしたいという思いから、大学病院勤務時代から、耳鳴りの治療に取り組んでおります。耳鳴りで悩んでおられる方、是非一度ご相談ください。治療の選択肢を増やす手助けになれば幸いです。
副鼻腔炎
「副鼻腔炎(副鼻腔に炎症がおきる病気、蓄膿症とも言う)」は、レントゲンで確認ができます。副鼻腔炎は、ウイルス性の風邪などにより、鼻腔に炎症ができ、鼻腔とつながる副鼻腔にまで炎症がおよぶことで起こります。膿(うみ)を出す粘膜が腫れ、鼻腔とのつながりをふさいでしまい、さらに炎症がひどくなるという悪循環で、膿がたまります。
当院は、投薬による治療をおこないます。また、2~3ヶ月続く慢性の副鼻腔炎の患者さまで、手術が必要な場合は、浜松市内の病院をご紹介します。浜松市の病院と連携しておりますので、手術後のフォローは当院でおこないます。
院長は、浜松市内の耳鼻咽喉科の医師と強いつながりがあります。そのため、医師同士が顔見知りでやり取りもスムーズです。お悩みの方は、是非ご相談にお越しください。
きょう耳鼻咽喉科の基本情報
診療科目 | 耳鼻咽喉科 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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診療内容 |
インフルエンザ予防接種 |
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住所 |
静岡県浜松市中央区大平台1-22-28
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アクセス |
遠鉄バス 大平台1丁目停留所 下車徒歩5分 駐車場有り(30台) |
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診療時間・休診日 |
休診日 日曜・祝日 土曜診療
休診日:日曜・祝日、水曜・土曜午後 |
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電話番号 |
053-482-3311 |
特徴・設備
特徴 |
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待合室 |
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設備 |
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駐車場 |
駐車場有り(30台) |
専門医 |
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対応可能な症状・疾患など
症状・疾患 |
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治療 |
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掲載している情報についてのご注意
医療機関の情報(所在地、診療時間等)が変更になっている場合があります。事前に電話連絡等を行ってから受診されることをおすすめいたします。情報について誤りがある場合は以下のリンクからご連絡をお願いいたします。
掲載内容の誤り・閉院情報を報告EPARKスタッフが見た
おすすめポイント
ポイント1
駐車場は30台収容。バスでの通院も可能です。
近隣はもちろん遠方にお住まいの方も通院しやすいよう駐車場と駐輪場をご用意しています。また大平台1丁目停留所もそばで、さまざまな交通手段がご利用可能です。
ポイント2
おもちゃがいっぱいのキッズペースをご用意。
お子さまが待ち時間を楽しく過ごせるよう、おもちゃや絵本があるキッズスペースを設けております。スタッフが季節ごとに飾りつける空間も心をなごませます。
ポイント3
空気清浄器と加湿器を設置し、清潔な空間に。
お子さまが触るおもちゃは、院内感染が起きないように定期的に消毒をしています。
また、空気清浄器や加湿器を設置し、清潔な環境を保っています。