心療内科
根拠のある診断をすることで、不安や迷い無く治療を受けていただきたいと考えています
当クリニックが診療をするうえで大切にしていることは、診断をしっかりすることと、その根拠をわかりやすく患者さまにお伝えするということです。
患者さまに治療についてご理解いただき、不安や迷いの少ない状態で治療を続けてもらえるように心がけています。
当クリニックは、患者さまとのお話合いをもとに診断をします。
心療内科の領域は、ほぼ検査がありません。
そのため、症状の内容や経過、生活状況などについて患者さまから情報を伺い、診断しています。
診断結果が出たら、その内容を患者さまにお話しします。
その際には、診断結果や治療する根拠をわかりやすくお話しします。患者さまにご納得および、ご理解いただけるように努めています。
こうして、患者さまと絶えず向き合い、話し合うことは、不安無く治療を続けられ、自発的に治療に取り組んでもらうためにも重要なことです。
患者さまの治療意欲の程度は、治療結果に大きく関わります。
医師から言われたことを受け身でしていても、長続きはしません。
患者さまのモチベーションが上がり、「頑張っていこう」と思えるようにするのが、大切なことだと考えています。
なぜ、不眠になるのかその原因を突き止め、それに応じて治療の方法と計画を組み立てます
一言で不眠といっても、その原因はさまざまです。
うつ病や統合失調症などの精神疾患に伴って起こる不眠もあります。また、騒音がする睡眠環境の悪さや、痛みやかゆみなどの身体症状が原因であることがあります。
また、あきらかな精神疾患に該当していなくても、ストレスや不安で不眠症状が出ることがあります。
当クリニックでは、患者さまから聞いたお話をもとに、不眠を診断します。その後、治療の方法と計画を組み立てます。
主な治療法は薬物療法です。患者さまの生活習慣を指導させていただくこともあります。
カフェインの過剰摂取や過度の飲酒、不規則な習慣が不眠症状を引き起こしていることがあります。それらは、患者さまの意志と努力で改善するケースもあります。
不眠症の改善は、その原因を知るところから始まります。
なぜ不眠になっているのかを知り、必要に応じた治療をして、安定した睡眠サイクルに軌道修正していきます。
患者さまがご自分を責めてしまわないように、正しい知識をお伝えしています
当クリニックはうつ病の患者さまを診療をする際に、大事にしていることが2つあります。
1つ目は、他の疾患の可能性を頭の片隅に留めておくことです。
うつ病を患われている方の中にも、さまざまなタイプがいらっしゃいます。うつ病と診断したにも関わらず、その後、別疾患であると判明した事例もあります。
患者さまがどのような疾患を患われているかは、お話をしていく中でわかるものです。
早々に疾患を決めつけるような診断をしないようにしています。
2つ目は、患者さまがうつ病について、正しい知識を持つということです。
うつ病は、メンタル疾患です。そのため、気の持ちようで何とかなる症状だと思われがちです。
さらに患者さまの多くが生真面目な方で、ご自分を責めてしまう方も多くいらっしゃいます。
当院は患者さまに正しい知識をお伝えし、自責の念から開放し、少しでも楽になっていただきたいと思っています。
アプローチ方法を変えたり、長期的に患者さまの様子を見守り続けたりしながら、正しい診断をするように努めています
双極性感情障害は、躁とうつの状態を繰り返す精神疾患で、I型とⅡ型があります。I型は躁うつ状態がはっきりしています。
それに比べてⅡ型は、軽い躁状態と、うつ状態を繰り返します。躁状態は患者さまご本人にとっても「少し調子が良い。」と感じる程度のため、見逃されやすいのが特徴です。
当クリニックでは、うつ病の治療を進める際も、常に双極性感情障害Ⅱ型の可能性を視野に入れています。
そして、うつ病の治療がうまくいっていないときには、アプローチ方法を変えて(例えば、薬を変える)経過観察をします。
そのように長期的に患者さまの様子を見守り続けることで、うつ状態だけでなく、躁状態が見つかる場合もあります。
当クリニックは患者さまにさまざまなアプローチをし、症状を見逃しません。できるだけ早く安定した精神状態に導けるように心がけています。
患者さまが何に不安を感じているのかを見極め、アドバイスや投薬で気分を晴れやかにしていきます
当クリニックは不安障害を診療する際、問診を重視しています。
不安障害を抱えている方の中には、漠然とした不安がある方や、強迫症状がある方、対人だと緊張したり、人恐怖心を覚えたり、さまざまなタイプがいらっしゃいます。
そのため、何に困っているのか、どのような点で生活が送りづらいのかをお聞きし、症状をしっかり把握するようにしています。
その症状をもとに、生活するうえで気をつけるべき点をアドバイスして、薬物療法で治療しています。
日常生活を営むうえで、不安は避けては通れません。
しかし、原因がわかれば、当クリニックはその不安を軽減するためのアドバイスができます。
当クリニックでは患者さまが少しでも楽に生活が送れるようにサポートをします。ぜひご相談ください。
精神科
精神科だけではありません。心療内科と両方、標榜を掲げてご来院しやすい環境を整えています
当クリニックは、心療内科と精神科という2つの標榜を掲げています。
これは、患者さまにできるだけ気兼ねなく通院してもらうためです。
現在では、心療内科と精神科のはっきりとした区別はありません。
しかし本来であれば、心療内科はストレス性胃潰瘍や潰瘍性大腸炎などの精神的重圧に伴う内科疾患を診療します。
それに対し精神科は精神疾患を診る診療科です。
そのため精神科と聞くと、敷居の高さやイメージの悪さを感じる方が多くいらっしゃいます。
当クリニックはそのような方でもできるだけ気兼ねなくご相談に来ていただけるように、2つの標榜を掲げています。
少しでもご来院しやすい環境を作っています。当クリニックは1人で悩んでいる方がご相談に来てくださることが願いです。
認知症について、患者さまやご家族の方が不安や疑問を感じたとき、当院が相談窓口になります
認知症は、進行性の疾患です。
現在の医学では、治療をすることはできません。
そのため、当クリニックは特に認知症の患者さまやそのご家族に、将来こうなるであろう予見を詳しくお伝えしています。
お知らせすることは、進行に伴って起こるであろう事柄や、介護や生活のサポートが必要になることなどです。
介護保険申請に関することもご案内しています。
そのようなお話を聞いた患者さまやご家族の受け止め方は、様々です。
現実を受け止められず動揺が見られたり、かろうじて冷静に努めたりする方など、皆さまの反応は三者三様です。
しかし、どの患者さまもご家族さまも、程度の差はあれ、将来に対して不安になるものです。
当クリニックがそうした懸念材料や要因のすべてを解決することはできません。しかし、医療で対処できるものは誠心誠意取り組みます。
また、どこに相談して良いのかわからないことは、相談窓口がどこになるのかをご案内します。
相談できる場所があるだけで、安堵感が感じられます。
気になっていることや不安なことがありましたら、当院にお気軽にご相談ください。
はなまるメンタルクリニックの基本情報
診療科目 | 心療内科 精神科 | |||||||||||||||||||||||||||
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住所 |
大阪府堺市北区東浅香山町4丁目6 圭祐館2階
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アクセス |
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診療時間・休診日 |
休診日 土曜・日曜・祝日 19時以降診療
休診:金曜日午後、土曜日、日曜日、祝日 |
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電話番号 |
072-240-1108 |
特徴・設備
待合室 |
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専門医 |
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