つらい鼻水やくしゃみの根本治療のために、
舌下免疫療法で体質改善を目指します

アレルギー症状によるつらい鼻水やくしゃみ、のどのかゆみ、痛みなどで悩まされる方は多いと思います。当院では、そうしたアレルギー体質の改善を目指す方法として、皮下注射と舌下免疫療法というふたつの治療をご用意しています。とくに舌下免疫療法は、ご自宅でお薬を飲むだけで済むため、皮下注射と比べると通院の頻度が少なくなるメリットがあります。注射ではなく、お薬を飲むだけのため、痛みもありません。ただし、現状は花粉症についてはスギ花粉のみ保険適用となっており、治療の成果を出すには継続が大切になります。

診察では、患者さまが前向きに治療に取り組んでいただけるよう、治療の負担の少なさをお伝えするなどしてサポートします。「寝る前に舌にお薬を垂らすだけなので、歯磨きと同じようなものですよ」とお話しすることもあります。続けることさえできれば根本治療に役立つと考えているため、アレルギー症状で長年悩まされている方は、ご相談いただければと思います。

子ども専用の処置台や椅子をご用意、
親しみが持てるようやさしく声かけします

お子さまを病院へ連れていくのに苦労をされる親御さまは多いでしょう。当院では、少しでもお子さまが足を運んでいただきやすいようにキッズスペースを設置し、各季節に応じたイベントもしています。

それでも診察がはじまってしまうと泣いてしまうことがありますので、怖がらせないよう、なるべくたくさんの言葉をかけるようにしています。吸入治療を行うスペースにはぬいぐるみを置き、親しみを感じられる空間になるよう配慮しております。また、お子さま専用の小さな処置台や椅子を用意し、快適に治療を受けてもらえるような環境づくりにも努めています。

お子さまがかぜをひいたとき、鼻水が多かったり、耳の痛みがあったりすることがあれば、耳鼻咽喉科の受診をご検討ください。お子さまがつらい症状を抱えてしまわないように、小児科とも連携をとって治療をすすめています。困りごとがありましたら、お頼りください。

時間が許す限り、模型など資料を使いながら
わかりやすく説明していきます

診察で心がけていることは、患者さまにわかりやすいように時間をかけて説明することです。私たち医師が当たり前だと思っていることでも、患者さまにとっては不安に感じることである場合もあります。そのため、病気や治療、日常生活におけるケアなど、気になることは何でもお聞かせください。できる限りお答えしたいと考えています。

また、患者さまにわかりやすいように模型や検査写真を使って説明するようにもしています。たとえば、アレルギー性鼻炎の説明では、鼻の内部の断面図をお見せし、症状が起こる箇所を指で示しながら「花粉やダニなどが鼻の粘膜につくことで、鼻水の症状がでます」などと具体的にお伝えしています。診察時にご不明な点がありましたら、何でもお尋ねください。

感染症患者さま専用の待合室・入口を設け、
院内感染のリスク軽減に努めています

当院では溶連菌やインフルエンザなど、感染症の患者さま専用の待合室を設けております。アレルギーの治療や、お薬をもらいにきただけの患者さまが、院内で病気に感染してしまわないように配慮した設計です。また、感染症の患者さまとそうでない方は、出入り口から分けるようにしておりますので、基本的に院内では接触する機会がありません。気軽に来院いただける医院となるために、今後も院内感染リスクを下げることに努めてまいります。