診療案内｜みつもとレディースクリニック

子宮がん検診

子宮がん検診は何歳頃から受けるべきですか？

20歳以降は受けるようにしましょう。大阪市でも子宮がん検診を行っております。


子宮がんのうち、子宮の入り口付近にできる子宮頸がんは、若い世代の罹患率が増加傾向にあります。このため当クリニックでは、20歳から受けることができる大阪市の子宮がん検診（※1）をご提案しています。

子宮頸がんの場合、前がん段階からがんになるまで5～10数年かかるといわれています。そのため、検診で初期段階の異常を発見することが重要です。

検診には、子宮の入り口を調べる子宮頸部がん検診（※2）と、内部を調べる子宮体部がん検診（※2）があります。どちらの検診も、細胞に異常がないかをチェックする細胞診と呼ばれる検査です。この細胞診で異常が発見された場合は、組織の一部を採取して検査を行います。

（※1）は、お住まいの市区町村によっては補助制度を利用できます。自由診療となる場合もありますので、料金表をご確認ください。
（※2）は自由診療です。料金表をご確認ください。

子宮頸がんワクチン

子宮頸がんワクチンを接種する際の流れを教えてください。

接種は合計3回必要になります。また、あらかじめお電話でのご予約が必要です。


子宮頸がん予防のワクチン接種（※）は10歳以上の女性が対象となり、合計で3回の接種が必要です。ワクチンの詳しい情報などは当クリニックのホームページに記載がございます。なお、ワクチン接種には事前に電話での予約が必要となりますので、あらかじめご連絡ください。

（※）は自由診療です。料金表をご確認ください。

乳がん検診

乳がん検診にも対応していますか？

はい。視触診・超音波検査による乳がん検診に対応可能です。


近年、日本人女性の乳がんが増加傾向にあります。これは、食事の欧米化が進んだことが一つの要因と考えられています。このような状況を踏まえ、当クリニックでは大阪市の乳がん検診（※）を受けていただくなど定期的な受診をご提案しています。

当クリニックでは視触診と超音波検査で乳がん検診を実施しています。マンモグラフィーは実施していません。マンモグラフィーで痛みが強かった方などは、超音波検査による検診をぜひご検討ください。

乳がんは、他のがんと同様に、早期発見、早期治療が何よりも大切です。定期検診を受けることが、将来の大きなリスクを予防することにつながります。

（※）は、お住まいの市区町村によっては補助制度を利用できます。自由診療となる場合もありますので、料金表をご確認ください。

不育症

不育症とはどのようなものでしょうか？

反復流産とも呼び、何らかの原因で流産を繰り返す状態のことです。


妊娠はするものの流産を繰り返す状態を、反復流産あるいは不育症といいます。不育症はさまざまな原因が考えられるので、原因を特定して予防につながる治療を行うことが必要です。

当クリニックでは、血栓ができて血流が滞り、胎児への酸素や栄養の供給に問題が起こる血栓性素因に対して、主に、薬を用いた治療と皮下注射を用いた治療を行っています。

子宮の形態に問題があり婦人科手術を受ける必要がある時や、内分泌・代謝異常があり甲状腺疾患の治療や糖尿病の治療が必要な時には、対応可能な医療機関をご紹介いたします。

不妊症・男女産み分け

不妊症の検査・治療には対応していますか？

はい。タイミング療法とAIH（優良精子選別・洗浄法）に対応しております。


不妊症の原因はさまざまです。複数の原因が関わっていたり、原因がわからなかったりする場合もあります。当クリニックでは、不妊症の患者さまに対して、排卵のタイミングに合わせて妊娠の確率を高めるタイミング療法と、配偶者の精子を用いたAIH（優良精子選別・洗浄法）を行っています。当クリニックで対応できないご要望の場合には、専門医療機関をご紹介いたします。

また、男女の産み分けを望まれる方が多いことから、2人目以降の妊娠についての産み分け相談にも対応しております。性別は精子が持つ染色体によって決まり、X染色体なら女の子、Y染色体なら男の子になります。X染色体を持つ精子は酸性、Y染色体を持つ精子はアルカリ性に強いという特徴を生かし、膣内のpHを調整するゼリーなどを用いて、産み分け（※）のご相談に応じています。

産み分けを望まれる方は、ぜひご相談ください。

（※）は自由診療です。料金表をご確認ください。

不妊症の治療について詳しく教えてください。

基本的にはタイミング療法・AIHで対応し、院内での対応が難しい場合も連携病院を紹介可能です。


タイミング療法とは事前に排卵日を推定し、性交のタイミングを意図的に合わせることで排卵を促すものです。自然な月経周期による排卵が認められる方は、基礎体温を測りながらエコー検査などで排卵日を推定します。排卵日が不定期な場合でも、排卵誘発法で排卵を促すことで、タイミングを指導することが可能です。一方でAIHは配偶者間人工授精のことであり、精子を直接子宮内へ注入することで授精を促す方法です。

タイミング療法・AIH共に保険診療が可能です。ただし、不妊治療計画書にご夫婦による同意が必要など、適用条件がございます。詳しくはお問い合わせください。

妊婦健診・妊婦4Ｄエコー

妊婦健診などは、どのタイミングで受けるべきでしょうか？

妊娠初期から受けるようにしましょう。当クリニックは妊婦4Dエコーにも対応しています。


当クリニックでは、大阪市内の中核病院で分娩を予定していらっしゃる方や大阪近郊にお住まいで里帰り出産を考えていらっしゃる方を対象に、妊娠初期から32週までの妊婦健診、妊婦超音波検査に対応しております。

妊婦健診（※1）では体重測定、血圧測定、尿検査、診察を行います。また、胎内の赤ちゃんの立体画像を、リアルタイムで見ていただける妊婦4Dエコー（※2）を実施しています。この妊婦4Dエコーは、当クリニックで妊婦健診を受けられている方には15週以降、毎回無料で行っております。当クリニックで妊婦健診を受けられていない方についても、直接のお電話で「4D希望」の予約により実施可能です。

妊婦4Dエコーは、特に妊娠25～32週の頃がより見やすい時期となっています。画像をDVDに録画し、ご家族の方にも見ていただくことができます。

（※1）は、お住まいの市区町村によっては補助制度を利用できます。自由診療となる場合もありますので、料金表をご確認ください。
（※2）は自由診療です。料金表をご確認ください。

月経不順

月経不順の相談もできるのでしょうか？

もちろんです。低用量ピル、排卵誘発剤、ホルモン剤など、状態やご希望に合わせて対応します。


月経の周期が不安定だと、旅行や結婚式、病院での手術の予定が立てられないなど、日常生活に支障をきたすことがあります。また、将来妊娠できるか不安に思われる方もいらっしゃいます。

当クリニックでは、月経不順のお悩みを抱えていらっしゃる方に対して、低用量ピル、排卵誘発剤、ホルモン剤などを用いた月経調節の治療を行っております。ピルを処方する際には、問診と血液検査を行い、服用に問題がないかをチェックします。

月経が安定することで、QOL（生活の質）の向上を期待できます。また、ホルモン分泌が安定するので、赤ちゃんを授かりやすい体づくりにもつながります。