診療案内|くす小児科

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電話問合せの注意事項【必読】

衣山駅[愛媛県]

くす小児科

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電話問合せの注意事項

※当社及びEPARK利用施設は、発信された電話番号を、EPARKクリニック・病院利用規約第3条(個人情報について)に定める目的で利用できるものとします。
※一部回線からはご利用いただけない場合がございます。ご了承ください。

 

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アレルギー科

小児科専門医でアレルギー学会専門医である院長が診療。乳児期から思春期まで、アトピー性皮膚炎・食物アレルギー・気管支喘息の予防と治療に努めています。

小児では、乳児期早期からアトピー性皮膚炎・食物アレルギー・気管支喘息の発症が認められ、患者様も多く小児科の医師にとって重要な疾患です。多くの方は乳幼児期で改善するのですが、中等症以上の方の一部は小学校に持ち越し、思春期にまで続く重症の方もおられ、早期からの治療が大切です。
これら3つの疾患は重複することも多く、それぞれアレルギー学会が診療のためのガイドラインを作成しており、共通の方針があります。

その方針とは、最初は症状の重症度に合わせた十分な治療ですみやかに改善させ、次に3つの疾患の重症度を軽症化するために時間をかけてゆっくり治療を少なくすると同時に、再発・再燃を予防します。治療には薬物治療と同時に悪化因子に対策が必要です。

また患者様・ご家族と私たち医療者が治療を通して長年にわたりお付き合いし、お子様が思春期には、病気を理解し自分の力で改善できる(自己管理と言います)までに成長することが大切な目標です。当院の院長は「日本アレルギー学会認定 アレルギー専門医」「日本小児科学会認定 小児科専門医」ですので、気になることがありましたらご相談ください。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は生後1か月頃までの赤ちゃんにはありません。しかし、予防接種を始める時期の生後2か月から5か月頃の乳児は、皮膚の角層が薄くバリア機能が弱いため湿疹や感染症を伴いやすく、アトピー性皮膚炎が発症し強いかゆみがあらわれます。 このアトピー性皮膚炎は、治療をしないと自然経過で約1/3(10%に)食物アレルギーを発症すると考えられますので、予防について次の項目でご説明します。

アトピー性皮膚炎の一般的治療は、年齢に関わりなく、皮膚炎の重症度にあわせたステロイド外用療法ですみやかに改善させ、保湿剤によるスキンケアも行います。 またハウスダスト・ダニ・食物などアレルギーの悪化因子の対策および、タバコや細菌などアレルギー以外の悪化因子対策を併用します。日々の診療では、これらの治療を症状に合わせて組み合わせ、再発を防ぎ良い状態を維持します。最近TARCという血液検査が、アトピー性皮膚炎の重症度や治療の作用を理解していただくのに役立つため、当院でもよく使用しています。

食物アレルギー

日本小児アレルギー学会では、「必要最小限の除去」が食物アレルギー治療における食事療法の大原則です。微量でも強い症状がでる重症の方も、ある時期から少量食べられるようになり、その後可能な範囲で少しずつ増やしているうちに、時間がかかっても普通にまたはかなり食べられるようになります。乳幼児期の卵・牛乳・小麦・魚などの食物アレルギーは、思春期まで見るとかなり改善されます。ただし医師の指示(強い即時型症状が出ないように、病状が悪化しないように)を守って食べることと、改善していくことが両立する「必要最小限の除去」の量を、患者様・保護者様と相談しながら決定し、増やしていくには、食物負荷試験・アレルギー検査も含めた長期的な定期的診療が必要です。また日本小児アレルギー学会は、研究的治療法である「経口免疫療法」を一般的治療として推奨しておらず、保険適用外であり、当院では施行していません。

また、当院で6歳以上まで食物アレルギーが続いている患者さんの多くは、卵・牛乳・小麦・魚・ナッツ類など2つ以上の食物アレルギーをお持ちですが、次第に食べられる食品が増えていきます。食物アレルギーが改善しにくい方たちの乳児期の経過を振り返ると、生後6か月までにアトピー性皮膚炎が重症で持続したこと、十分な治療の開始が遅かったケースが多いようです。ただし、このようなアレルギー体質の強いお子さんに弟や妹さんが生まれた場合、早期からアレルギー予防ができ、むしろアレルギーが軽い場合がほとんどです。

生後2か月~5か月ごろはアトピー性皮膚炎を発症し悪化しやすい時期であると同時に、かかりつけの医院で毎月予防接種を受ける時期です。アトピー性皮膚炎が重症だと、角層がより薄くなり卵やペットなどの抗原が皮膚の免疫細胞を介してアレルギーを発症(経皮感作といいます)し、抗体を作りアレルギー悪化させる物質が増えます。そのため皮膚を清潔に保湿して皮膚炎を予防すること、アトピー性皮膚炎を早期にステロイド軟膏で治療すること、また家族の禁煙がとても大切です。生後6か月を過ぎると乳児の皮膚は厚く丈夫になってきますので、6か月までが早く改善させるために大切な時期です。

多くの研究で、生後半年までの乳児に卵を大量に与えると、卵アレルギーを発症し悪化しやすいとされています。HRT・BATの検査結果では、卵・牛乳・小麦などのアレルギーが進行すると、アレルギーになる前に比べて極微量のアレルギー物質(抗原)に反応したり、アレルギー用ミルク(牛乳抗原をより分解した)にも反応するようになります。また、家のホコリ(ハウスダスト)には、通常ダニ・カビなど生物抗原だけでなく、卵・牛乳など食物抗原も含まれていますので、アレルギーになってから卵・牛乳などの抗原を食事や環境から除去しても即効性に乏しいのが難点です。

基本的に食物アレルギーは自然に改善していく病気(特に卵アレルギーの軽症例などは)ですが、乳児期に重症化するとその悪影響が長く続くので、生後半年までは定期的に慎重に対応し、皮膚がつるつるすべすべとなってから離乳食を開始することをおすすめします。
当院では、生後2か月~5か月の時期に予防接種・乳児健診や、アトピー性皮膚炎で受診された患者様には、検査結果・患者様の環境(ご家族、特に上のお子様やご両親・ペット・喫煙状況など)を勘案して、個別に食物アレルギー予防対策・治療プランをご提案します。

気管支喘息

気管支喘息では、細い気管支(下気道)が炎症のため狭くなり呼吸が苦しくなります。呼吸困難の発作を繰り返すとリモデリングといって次第に重症化していくので、まず発作をとめるための治療をし、その後は「発作の無い時も続いている気道の炎症を」継続して長期に治療することが重要です。

長期治療は喘息の重症度に応じた薬物療法(吸入ステロイド必要なら気管支拡張剤併用、抗ロイコトリエン拮抗薬等)と、(アトピー性皮膚炎と同様な)悪化因子対策の2本立てが必要です。喘息の治療は1年以上数年間かかることが多いのですが、喘息発作がなく、スポーツも含めて日常生活を普通に(喘息0レベルとよびます)できれば、薬を徐々に減量し中止します。
喘息の発作の状態を調べる検査としては呼吸機能検査・呼気NO検査、喘息の悪化因子を調べる検査として特異的IgE検査などを行います。喘息のお子さんに運動制限はほとんど必要なく、治療により呼吸機能を正常化し本人が望むスポーツを十分にできることにより自信を持ち、自分の健康管理を自分でできるように成長することが最終の目標です。

註)食物アレルギー(特に重症な牛乳アレルギー)と気管支喘息が、合併している小中学生の患者様は、主治医の先生と学校でのアナフィラキシー対応が必要かご確認ください。

小児科

小児科の医師20年目に開業した院長がお子さまの不調に対応

小児科では、乳幼児期ではかぜ、胃腸炎などの一般的な感染症、アレルギー疾患、熱性けいれんなどが多いのですが、小学生以上になると発達障害、起立性調節障害、夜尿症、低身長、心身症などが増えてきます。院長は1981年に愛媛大学医学部附属病院、以後香川小児病院、NTT西日本 松山病院では新生児医療・アレルギー疾患を中心に、1992年愛媛県立今治病院小児科では基幹病院であったため難病を含めた多くの小児疾患を診療した後、2000年に開業し、かかりつけの医師として一般的小児診療に従事してきました。
また開業後は、開業医および勤務医の小児科専門医の団体である、愛媛県小児科医会・松山小児科会の多くの先生方と連携し、入院治療や専門的医療が必要な患者様を紹介し、松山市急患センター・休日診療所での小児救急医療体制で協力してきました。当院では今後も、患者様とご家族に納得していただける、より良い治療を目指してまいります。
愛媛県小児科医会では、お子様・保護者の皆様のお役に立つ情報を公式ホームページに掲載しています。ぜひご覧ください。

予防接種

当院は、松山市の予防接種実施医療機関です。予防接種は生後2カ月からおこなうことができ、ワクチンの接種期間や回数などが決まっています。そのため当院では予防接種のスケジュールを作成し、スタッフがおすすめします。また予防接種後、受付で次回受けるべき予防接種の予約もお取りしています。

定期予防接種だけでなく、任意予防接種(※)にも対応していますので、ご希望の方はご連絡ください。

(※)自費のワクチンも扱っています。料金は料金表をご確認ください。

乳幼児健診

当院では、月・火曜日(14:00~15:00)・土曜日(14:30~15:30)に乳幼児健診をおこなっています。健診ではお子さまの発育・発達・疾患の早期発見といった健康状態を診察します。また、普段気になることや心配ごとなどがありましたら、気軽にご相談ください。

くす小児科の基本情報

診療科目 小児科 アレルギー科
診療内容

インフルエンザ予防接種

小児科一般/乳児健診/予防接種/喘息/アレルギー

開業年 2000年
住所
アクセス
  • 高浜・横河原線衣山駅 車6分 
  • 予讃線三津浜駅 徒歩19分 
  • 高浜・横河原線三津駅  駅から2,181m
  • 高浜・横河原線西衣山駅  駅から2,241m
  • 伊予鉄1系統本町六丁目駅  駅から2,244m
  • 伊予鉄1系統萱町六丁目駅  駅から2,274m
  • 高浜・横河原線山西駅  駅から2,283m
  • 予讃線伊予和気駅  駅から2,300m
  • 伊予鉄1系統木屋町駅  駅から2,386m

駐車場有り(20台)

診療時間・休診日

休診日

日曜・祝日

土曜診療

9:00~12:00
15:30~18:00

※上記は、一般診療の診療時間となります。

《乳児健診・予防接種》
月・水 14:00~15:30、
土 14:30~16:00

《アレルギー・予防接種》
火・金 14:00~15:30 

《出生前小児保健指導(プレネイタル・ビジット)》
土 14:00~14:30

電話番号

089-911-0550

特徴・設備

特徴
  • 院内感染対策 院外待機が可能
待合室
  • 空気清浄器
設備
  • バリアフリー キッズスペース ベビーベッド 駐車場 おむつ交換台
駐車場

駐車場有り(20台)

専門医
  • 日本小児科学会認定 小児科専門医
  • 日本アレルギー学会認定 アレルギー専門医

掲載している情報についてのご注意

医療機関の情報(所在地、診療時間等)が変更になっている場合があります。事前に電話連絡等を行ってから受診されることをおすすめいたします。情報について誤りがある場合は以下のリンクからご連絡をお願いいたします。

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