脂漏性皮膚炎とは? | 病気スコープ
脂漏性皮膚炎

脂漏性皮膚炎の説明

【監修】板東 浩 先生(医学博士、内科医)

脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)とは?

脂漏性皮膚炎は、皮脂腺(ひしせん/皮脂を分泌する器官)が多く集まっているところである脂漏部位(しろうぶい)で起こる炎症のことです。
頭皮に油っこい、または乾燥したフケが出たり、脂漏部位にぼろぼろと取れる鱗屑(りんせつ/うろこのような皮)の症状が出たりするのが特徴です。
痛みはほとんどありませんが、少しかゆみを伴います。

※フケと鱗屑は発生する場所が違うだけで、同じものと考えて良いです。
ここでは頭皮からはがれ落ちる皮をフケ、顔や腕、背中ではがれ落ちる皮を鱗屑と呼んでいます。

乳幼児期の脂漏性皮膚炎は自然治癒するものですが、成人が発症すると治癒まで時間がかかり、自然には治りにくいです。

病院での治療を受ければ症状は軽快しますが、根治することはありません。
一時的に症状がなくなったからと自己判断で治療薬の使用をやめてしまうと、再発してしまいます。

脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)とは

主な脂漏部位

・頭部
・顔面
・額
・鼻の溝
・耳
・わきの下

上記箇所に赤い斑点や、乾燥した皮膚が張り付いたりすると脂漏性皮膚炎の可能性があります。

発症傾向は男性に多い

脂漏性皮膚炎は生後2~3週間後に発症し4~8ヶ月で自然に消退していく乳児型と、思春期以降に長期間出る成人型があります。
そのため、年齢別では幼児から思春期を終えた30~70代まで発症傾向にあまり差はありません。

男女比については、男:女=約2:1とされています。
男性のほうが皮脂の分泌が多いことが要因だと考えられています。

【参考】帝京大学医学部附属溝口病院皮膚科 マラセチア関連疾患

板東浩先生
 【監修医】医学博士 / 内科医: 板東浩 先生
 1957年生まれ。
 1981年 徳島大学を卒業。
 ECFMG資格を得て、米国でfamily medicineを臨床研修。
 抗加齢医学、糖質制限、プライマリ・ケア、統合医療などの研究を行う。
 

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