けつまくかしゅっけつ結膜下出血
結膜下出血(けつまくかしゅっけつ)とは?
結膜下出血は、結膜という白目部分の膜にある血管が破れて、出血した状態をさしています。俗に赤目とよばれる状態です。出血の状態によっては見た目でもわかるほど真っ赤になりますが、出血だけであれば痛みやかゆみはありません。主な原因としては眼をぶつけたことによる衝撃によるものが多いといわれています。その他にも、生活習慣の乱れによって血管が破れることでおこる場合もあります。
わりとよくおこる可能性のある症状といえますが、中には肝臓病、腎臓病、白血病といった内科的疾患が隠れている可能性があるので、注意が必要です。
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結膜下出血の症状
通常は出血だけで、痛みやかゆみはありません。
もし視力の低下や視野が狭くなった場合は早めの受診が必要になります。出血は1~2週間で自然に吸収されて戻りますが、2~3ヶ月続く場合があります。
時間が掛かっても自然に治ります。
結膜下出血の診療科目・検査方法
必ずしも受診の必要はありません。
受診するならば眼科を受診しましょう。視診のみになります。
結膜下出血の原因
結膜下出血の予防・治療方法・治療期間
結膜下出血の治療経過(合併症・後遺症)
特に治療を必要としません。
結膜下出血になりやすい年齢や性別
罹患者の全国的なデータはありません。
研医会診療所眼科のまとめているデータによると、男性が若干多く発症し、60代~70代の人が多い傾向です。
外傷を受けやすいスポーツをする人、免疫力が弱い人(高齢者)がなりやすいです。
参考・出典サイト
執筆・監修ドクター
経歴1994年3月 順天堂大学医学部卒
焼津市立病院
順天堂大学眼科助手
江東病院眼科医員
甲府市立病院眼科長
横浜鶴ヶ峰病院眼科長
賛育会病院眼科長
杉田眼科(葛飾区金町)
2010年4月 加平よつば眼科院長就任
2014年7月 医療法人社団 真悠会理事長就任
2015年3月 北あやせよつば眼科 院長就任
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