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よくじょうへん翼状片

更新日:2022/08/16 公開日:2019/02/05 view数:2,085

翼状片とは?

翼状片(よくじょうへん)は、結膜(けつまく:白目を覆う透明の膜)が角膜(かくまく:黒目を覆っている膜の部分)に向かって三角形に伸びてくる症状です。

黒い角膜に白い部分が進行するので、見た目で確認できます。結膜には細かい血管が密集しているので、血管がない角膜にさしかかると赤く充血したような状態になります。
また、自覚症状は乏しいですが、徐々に炎症部分が盛り上がってくるので、まばたきをした際に異物感を訴える患者さんもいます。黒目に病状が進行すると乱視の原因になることもあり、その場合は手術が必要です。

なぜ発症するのか原因は分かっていません。砂やほこりの混入による小さな外傷や紫外線による影響ではないかとも言われています。

翼状片の手術は短時間で済むため、入院の必要はありません。しかし、再発する場合もあり、手術後も経過観察が必要です。

目次
  1. 翼状片の症状
  2. 翼状片の診療科目・検査方法
  3. 翼状片の原因
  4. 翼状片の予防・治療方法・治療期間
  5. 翼状片の治療経過(合併症・後遺症)
  6. 翼状片になりやすい年齢や性別

翼状片の症状

白目部分の結膜が黒目に向かって三角形状に伸びてきます。

そのため白目の一部が赤くなり、いつも充血している状態になります。

翼状片の診療科目・検査方法

視力検査、屈折検査、角膜曲率測定、前眼部検査を行います。

充血や視力低下、ゆがみ、異物感といったものが気になるようであれば眼科を受診しましょう。

乱視(角膜のゆがみ)が強くなることもあり、それによる視力障害が生じる場合は受診が必要です。

翼状片の原因

原因は不明です。

紫外線に当たる、風や砂など環境からの受傷の影響の可能性などが考えられています。

翼状片の予防・治療方法・治療期間

手術によって眼表面にみられる三角形の塊を取り除きます。手術は10-15分程度の時間で行われることが多く、日帰り手術ですぐに帰宅できます。

手術では入院の必要はなく、1-2週間ほどの通院が必要になります。

しかし再発する可能性があります。

翼状片の治療経過(合併症・後遺症)

手術により治癒できます。

翼状片になりやすい年齢や性別

詳細な人数等は不明です。

高齢者に多い傾向があります。

執筆医の印象としては20-40歳代の男性に受診される方が多くみられます。

参考・出典サイト

執筆・監修ドクター

青木 真祐
青木 真祐 医師 青木眼科医院 院長 担当科目 眼科

経歴1991年 栃木県立栃木高等学校卒業
1997年 東海大学医学部卒業
2006年 自治医科大学大学院(地域医療学系皮膚感覚器疾患学系専攻)卒業

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