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ねっしょう熱傷

やけど/やけど火傷/やけど
更新日:2022/08/16 公開日:2019/01/31 view数:2,368

熱傷とは?

熱傷は、やけどのことです。高熱によって皮膚の組織が破壊された状態になります。主に熱した水や油、モノに触れてしまった場合に、その部位が赤くただれます。

また高温だけでなく、カイロや湯たんぽや温熱風暖房機などの暖房器具に長時間ふれつづけていると低温やけどを引き起こすこともあり注意が必要です。その他に赤外線を利用した暖房器具なども低温やけどを引き起こす原因になります。

軽く皮膚が赤くなる程度のやけどであれば、ほとんど傷跡は残りませんが、多くの場合は色素沈着や瘢痕(はんこん)など、やけどの跡が残ります。

目次
  1. 熱傷の症状
  2. 熱傷の診療科目・検査方法
  3. 熱傷の原因
  4. 熱傷の予防・治療方法・治療期間
  5. 熱傷の治療経過(合併症・後遺症)
  6. 熱傷になりやすい年齢や性別

熱傷の症状

熱傷はその範囲と深さ、部位によって治療が異なります。

熱傷の診療科目・検査方法

範囲と深さ、部位によって重症のものは、血液・尿検査が必要になります。

すべての新鮮熱傷は直ちに冷水で冷やして専門医を受診しましょう。

皮膚科形成外科を受診が必要です。

熱傷の原因

多くは熱湯、熱した油などの高温に触れることで起こります。

火炎、熱した薪や炭、熱した鉄板、爆発などでも生じます。

湯たんぽ、温風機、赤外線などでおこるやけどは、低温熱傷と呼びます。

熱傷の予防・治療方法・治療期間

新鮮熱傷の治療法はその深さと受傷面積により最良の方法が選択されます。

基本は軟膏塗布と湿潤療法です。熱傷後の瘢痕・瘢痕拘縮、変形の治療は極めて高度な知識と豊富な経験を有した形成外科医の指導が必須です。

方法はZ形成術などの2点間延長術、皮膚移植、皮弁移植などになります。
小さな手術で済む場合は局所麻酔をおこなうが、植皮や皮弁移植を要する場合は入院して全身麻酔が必要です。

治療期間は範囲など重症度により異なります。

熱傷の治療経過(合併症・後遺症)

範囲と深さ、部位によって差があります。

非常に軽い発赤のみの熱傷以外は、色素沈着や瘢痕などの跡が残ります。

状況に応じて形成外科専門医や熱傷専門医がレーザー治療や手術の要否を決定します。

熱傷になりやすい年齢や性別

とくにありません。

執筆・監修ドクター

百束 比古
百束 比古 医師 スクエアクリニック 院長 担当科目 形成外科

経歴1969年 日本医科大学入学
1975年 日本医科大学 卒業
1993年 シドニー大学王立アルフレッド病院 形成外科客員教授
1995年 日本医科大学形成外科 主任教授
2003年 日本医科大学付属病院 副院長
2017年 スクエアクリニック院長
現在に至る

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